バンコク豚骨ラーメンランキング

バンコクの美味しいラーメン総合ランキング247杯目【2023年最新版】☆祝220杯超え☆バンコクのラーメンランキング2022年版です。完全に個人的なランキングなので嗜好が合いそうな方は参考にしてもらえると嬉しいです。バンコクは美味しいラーメン屋さんが多くて嬉しいですね。...

バンコクの豚骨ラーメンランキング

1位【トンロー】博多一幸舎　味玉ラーメン　260B＋税＋サービス

こちらはトンローの生鮮市場がある通りにあるラーメン屋さんです。

週末は満席になり、日本人だけでなく現地のタイ人にも人気のお店です。

卵はゆで卵、チャーシューも普通、店内もちょっと臭う。だけど、硬めと頼んだらきっちり硬めがでてきてタイの他のお店ではなかなか味わえない細めの粉っぽさがあるもちもち麺。

臭みがあるので好みは分かれるけれども、パンチのある熱々でクリーミーなとんこつスープはとっても美味しい。

行く日（時間帯？）によって臭みの度合いが変わりますので、九州博多ラーメン好きな人はハマりますが、運悪く凄く臭い日に行ってしまうと苦手な人はダメかもです。

実際10回以上行ってますが味のムラは少しあるかと思います。それゆえに順位はたまに動きますね。しかしトンローは日本式のラーメン屋さんが多くて激戦区ですが、この店なら長くやっていけそうです。

 

2位【プロンポン】ばんからラーメン　ばんから195B＋税

タイのラーメンを語るのにははずせない名店、プロンポンで10年以上前から営業しているばんからラーメンです。

長らく1位を守っていましたが、久しぶりに訪れた際にちょっと以前の印象とは違っておりましたので首位から陥落です。

しかし濃厚なとんこつスープはアツアツで濃厚、中太縮れ麺は万人ウケがよく、玉子、チャーシューメンマの仕上がりも上々で美味しくいただけます。

接客も素晴らしくタイのラーメン界を牽引する良いお店であることに変わりはないです。観光客には基本的にばんからラーメンをおすすめしておけば間違いないです。

お水が無料でサービスレベルも非常に高いですよ。

 

3位【プラカノン】HIDEYA　RAMEN　横浜家系ラーメン　220B

こちらはプラカノン駅から250ｍほどオンヌット方面へ歩いたところにあります。つけ麺が美味しいFujiyama55ラーメンプラカノン店のお隣です。

横浜家系の特徴であるほうれん草・のり・チャーシュー・ネギはしっかりのっていて見た目は期待できましたが、スープはこれがまた期待通りでしっかりコク旨。麺は中太麺でスープの濃さにあっています。

しかし本当に残念なのがチャーシュー。大ぶりでとても美味しそうなのですが一口食べたらものすごい冷蔵臭がしまして、バンコクのラーメン屋さんによくある保存がよろしくない状態です。チャーシューは切りおきで表面積が大きいですから保存に気を使わないとこうなっちゃうんですよね。チャーシューがよかったらまだ上に行けたかも・・うーん惜しい。

あ、お水がセルフで無料、税もサービス料も込みというのも上位の理由ですよ。本当に惜しい・・

【クルントンブリー】SHUN RAMEN　SHUNラーメン　249バーツ

これまでチャオプラヤー川から西で美味しいラーメン屋さんは「新道ラーメン」のみという定説を覆すお店の醤油ラーメンです。

品のある豚骨醤油で、中太麺がよく絡み、油もしつこくなくてとても飲みやすいです。九州とんこつのような臭いがある系とは真逆のラーメン。

チャーシューはやわらかい薄切りチャーシューと、トロトロの角煮の2種類がのっていて、角煮のトロトロ加減は現状バンコク1位です。

お店はアイコンサイアムから徒歩5分の裏通りに隠れていますが、わざわざ行く価値ありのお店です。

 

【プロンポン】ばんからラーメン　角煮ばんから305B＋税

プロンポンにあるタイのラーメン界を牽引しているばんからラーメンです。

いつ行っても熱々のスープで美味しくいただける醤油豚骨。テーブルに備え付けてある生にんにくを潰して入れると味の変化も楽しめる。

角煮はやわらか。むしろチャーシューはいらないんじゃないかとも思う。脂は多いけどギトギトまではいかなくて丁度いいです。

5～6年前は軽く食べられたんですが、最近は歳のせいか胃もたれが・・

お水は無料でホールスタッフさんのレベルは非常に高いですよ。

 

【トンロー】大勝軒　豚骨醤油ブラックラーメン　220B＋税

こちらはトンロー通りにあるFifty Fifth Thonglorモールの2階にある大勝軒です。日本でたくさんのれん分けされており、つけ麺がおすすめのお店です。

ちょっと日本にはないメニューを広げすぎて一時期味が落ちていましたが、2020年2月に久しぶりに訪れたら美味しい大勝軒の豚骨ラーメンが戻ってきていました。

細麺で全体的に量は少なめですが、スープは熱々でバランスの良い豚骨ラーメンです。普通のとんこつラーメンよりも断然ブラックがおすすめ。きくらげのアクセントが楽しく、スープは最後まで飲み干せます。

17時～20時までのハッピーアワーは生ビールが49B。

 

【プラカノン】日本麺酒場いちから　超濃厚ドとんこつラーメン　249B＋税

こちらは、2022年にオープンしたプラカノン駅から北側のラーメン屋さんで、Taisin Squareという小規模モールの1階にはいっています。

店内は清潔でラーメン以外にも手羽先、鳥刺しなどの居酒屋メニューが充実しています。

そしてこちらのとんこつラーメンですが、超濃厚といっているだけあってその名に恥じぬ濃厚さ。麺に絡むスープは重めですが美味しく、最後まで飲み干せます。

チャーシューは歯ごたえほどほどあるタイプで、メンマも卵もちょうどよい感じで美味しくいただけます。

メニュー構成や味の方向性なんかはのじ屋ゆうしさんに似ているので同系列なのかな？

 

【シーロム】WASHIN RAMEN 和心ラーメン 185バーツ＋税

こちらは2021年にオープンした和心（WASHIN）ラーメンさんです。場所はシーロムエリアと書きましたが、BTSだとチョンノンシー駅が一番近いですね。にぎやかなエリアを超えて結構辺鄙なところにあります。

お店は15時ころに訪れたのでお客さんはおらず、スタッフに日本人の方はいらっしゃらなかったのでタイのなんちゃってラーメンかなあと心配になりましたが、いやいやそんなことはなく、なかなかのクオリティのラーメンでした。

スープはちょっと脂感が強いですけれどもこってりコク旨でこれは食べてみてもらわないとわかりませんが、飲めば和心だとわかる個性がある豚骨スープです。チャーシューはもう少し味がしっかりしていたほうが良いですがトロトロで美味しいです。玉子とメンマも及第点。

ちょっと気になったのは麺ですかね、こういうスープにはやはり天翔やのじ屋ゆうしの豚骨や蔦のような小麦感のある麺が良いですね。しかしこのクオリティで185バーツ＋税はとても安く感じますので堂々のこの順位です。

 

【チットロム】蔦（tsuta）ラーメン　黒びしお豚骨　270バーツ＋税＋サービス10％

2020年12月にオープンしてからというもの連日行列の蔦ラーメン。ミシュランの星を獲得しておりまして、それが抜群の宣伝効果となっております。

こちらは黒醤（くろびしお）豚骨ラーメンとのことですが、非常に食べやすくバランスの良いラーメンに仕上がっています。

黒胡椒がピリッと効いたスープですが飲みやすくて細い小麦感がしっかり味わえる麺との相性は抜群。チャーシューは少し他のチャーシューとは違い品のある味付けで歯ごたえがあるタイプで美味しい。

もやしが見た目の残念さをだしてしまっていますが完成度は非常に高いです。

無料のお冷はなく、税金とサービス料をいれると結構な値段になりますが「バランスの良さ」は特筆するものがあり一度は食べていただきたいです。

 

【トンロー】のじ屋ゆうし　博多豚骨ラーメン　220B＋税

こちらは、醤油ラーメンの部で上位を取っているのじ屋ゆうしさんの博多豚骨ラーメンです。

のじ屋さんはメニューが多すぎて当たり外れもありそれを含めて好きなお店なのですが、こちらの豚骨は全くノーマークでしたが予想外に美味しかったです。

こちらの豚骨スープは飲みやすくほんのり甘さを感じる天理スタミナラーメンさんの豚骨ラーメンと似た方向性なのですが、小麦感のある極細麺でスープとの相性が良いです。

また、厚切りのチャーシューにはしっかりと味がついており、ほどほどの歯ごたえがあって美味しく、これだけ手広く色々な種類のラーメンを用意すると豚骨ラーメンのクオリティは下がるものですがこちらはおすすめできます。

お水も無料でいただけるのも◯です。

 

【エカマイ】水仙　特製ラーメン　210B＋税＋サービス

エカマイとプラカノン駅のちょうど真ん中にあるゴルフ打ちっぱなしの敷地内にある居酒屋さんのラーメン。

期待していなかったのに居酒屋で出るレベルではなく、単体のラーメン屋さんでもやっていける背脂ちゃっちゃの濃厚スープ。

塩気はちょっと強くて重いけど好きな人はハマる味。チャーシューも煮卵も美味しい。麺がもう少ししこしこ感のあるものだったらランキングはもっと上です。このレシピ作った人が本気でラーメン屋さんやってくれたら良いラーメンを作ってくれそうです。

サービス料金がなかったらもう少し上でしたかね。

 

【チットロム】一風堂　大名家系豚骨　260バーツ＋税＋サービス

プルンチット駅直結の高級モール、セントラルエンバシーの5階にある一風堂です。

世界中でチェーン展開をしておりまして、タイでは一番有名な日本のラーメンチェーンではないでしょうか。

コロナ前は結構強気な価格でしたが、最近は価格もこなれてきて行きやすくなっています。

そしてこちらは家系のとんこつラーメンですが、スープはほんのり甘みを感じてバランスが良く、そこまで重くない万人受けの味です。チェーン店なのにどこにいってもこの味なのは優秀。

そして中太麺ですが、表面がツルツルしていて食べやすい麺です。ちょっと気になるところというと、炙りチャーシューはちょっと薄く切りすぎで残念で、もう一つの太いチャーシューは少し冷蔵臭がしまして、これはお店毎に大分差がでる感じがしますが、平均点は高いラーメンでございます。

ちなみに写真のどんぶりの向きが上下逆な気がしますが、持ってきてくれた女の子に聞いたらこの向きであってるそうです。

 

【トンロー】ケンジズラボ　家系ラーメン　350B＋税＋サービス

こちらはちょっと高級な居酒屋さんが出す週変わりでラーメンです。毎週水曜日に変わりまして、今回は家系ラーメン。

家系の定義って言われるとまた難しいんですが、表面的な部分は海苔やほうれん草や鶏油とかですが、作り方の麺では大量の豚骨と鶏ガラを煮て、九州ラーメンのようにガンガン強火で徹底的に煮込むというよりは、早い段階で骨を出して新しい骨を追加して煮込むという感じでしょうか。まあなんにせよ手間がかかります。ラーメン専門店ではないお店で家系は作るものではないので、かなり手間がかかってるんじゃないでしょうかね。

で、ケンジズラボさんのラーメンですが、日本で人気の家系はこってりスープですが、こちらはあっさりめの家系。中太麺で全体のバランスが良いです。

個人的にはこってり系が好きなのでこの順位ですが、専門店でないのにこのレベルはかなり高いです。そもそもこちらのお店は料理のレベルが高いので、味のセンスがある人は何やってもいいレベルに行くという典型のお店ですね。

 

【トンロー】大勝軒　特製豚骨醤油ラーメン　250B＋税

トンローのフィフティーフィフスという中規模モールの奥にあるおなじみの大勝軒です。

量はちょっと少なめで脂が多いですが、細麺でバランスの良い豚骨ラーメン。てばこ的にはここは豚骨醤油ブラックラーメンのほうがおすすめです。

日本人好みの食べやすい豚骨ラーメンですが、タイ人にも美味しいとウケの良いラーメンでございますよ。

 

【エカマイ】天洋ラーメン　醤油ラーメン　240バーツ＋税＋サービス

エカマイ通りのヘルスランドの北側にオープンしたしゃかりき432グループのラーメン店です。本家は大阪にあるにんにくラーメンが有名お店で、バンコクに複数店舗出店されています。

で、こちらの名前は醤油ラーメンになっていますが、味はガッツリ豚骨ラーメンなので豚骨ラーメンカテゴリにいれました。

スープは滑らか濃厚豚骨で、中太玉子麺に絡んで食べやすいです。にんにくがたっぷり乗っており、テーブルにも無料の刻みニンニクがおいてありますが、タイのにんにくは日本よりもガツンとくるので入れ過ぎ注意です。

秀逸なのがチャーシューで、肉厚の豚バラがトロトロに煮込んであり、味付けもしっかりついていて単品でも美味しいです。

 

【トンロー】博多一幸舎　黒ラーメン　240B＋税＋サービス

トンローの生鮮市場の近くにある世界規模でチェーン展開しているラーメン屋さんです。

焦がしにんにくで表面が真っ黒なスープでこの日は特に博多豚骨らしく臭いが強かったのでちょっと食べにくかったです。しかしスープは熱々で美味しく粉っぽさのあるもちもち細麺の美味しさはこの店の良いところ。

同じ方向性に青龍ラーメンが近いですが一幸舎のほうが本場の味でてます。

店員さんのサービスも良いしお水は無料。チャーシューは脂身が少なく薄いので食べごたえは無いけれども女性には人気。

ちなみにアメリカ、シンガポール、インドネシアやフィリピンなど世界中に進出しておりますよ。

 

【チットロム】屯ちん　東京豚骨ラーメン220B＋税＋サービス5％

チットロムのマーキュリーヴィラ1階にある2020年9月にオープンしたラーメン屋さんです。→詳細は屯ちん紹介記事へ

材料の鮮度にこだわる東京豚骨ということですが、豚骨ラーメンの臭みが全然ありません。九州とんこつと対極にある品のあるスープです。

中太麺に絡んで食べやすくて女性におすすめできる優しい豚骨ラーメンで、煮玉子やチャーシューなどの出来も良くて最後まで食べられる一杯です。

ただ、日本に屯ちんの本店がありますが、そちらの味とはちょっと違いましてやはり多少のローカライズがされておりますので、日本と完全に同じ味を求めている方は注意が必要です。

屯ちん特集記事はこちら

 

【バンナー】Ramen Desu 魚介豚骨ラーメン　189バーツ＋税

バンナー地区のセントラルプラザバンナーに隣接しているラーメン屋さんです。

189バーツ（670円）と良心的な価格ですが、鶏軟骨入りつくね、鶏チャーシュー、豚チャーシューがたっぷりのっておりコスパがとても良いです。

スープは魚介豚骨で少し塩っけが強いですがあっさり飲みやすく、麺もまたもちもちというよりはあっさり噛み切れる系の食べやすいタイプで好きな人はハマりますね。

また、サイドメニューのローストビーフが柔らかくておすすめのお店でございます。

 

【サイアム】らあめん花月嵐　嵐げんこつラーメン 185B

若者向けのショッピングモール『サイアムスクエアワン』の4階にあるラーメン屋さんです。日本では280店舗（2023年3月時点）ある大型ラーメンチェーンです。

オープン当初は提供が遅いとかスープがぬるいとか言われてましたが、訪れた時は提供は10分かからず、オーダー間違いがないか伝票確認などもしてくれて好感度高かったです。キッチンを見ててもタイ人を動かすためのオペレーションがしっかりしており、これでタイ1店舗目とは恐れ入ります。

そしてこちらのげんこつラーメンは背脂チャッチャ系とのことですが、脂は重くなくて食べやすいとんこつラーメンです。

煮卵がただのゆで卵なのは残念でしたが、タイ人だけでやっているお店でこの濃厚なクオリティは素晴らしい。

値段も185Bというローカル向けの値段設定で税とサービスは込みのお値段。今後かなり期待できるお店でございます。

 

【ペチャブリー】まるもも食堂　長野豚骨スタイルラーメン　220バーツ＋税

こちらはバンコク病院の敷地内にある食堂のラーメンです。食堂とはいえラーメンを全面に出しておりますのでなかなかのレベル。

コクは控えめのとんこつでマー油が黒黒しております。麺は中太の中華麺で、バンコクで好まれる濃厚なとんこつとはまた違った味わい。

お店でげんこつをガンガンに炊いて仕込んでいるタイプではないですが、チャーシューは食べやすくメンマや外付けの紅生姜などもあり最後まで美味しくいただけました。

 

【プロンポン】フジヤマ55　とんこつラーメン　200B＋税

HPを見ると2020年時点で、FUJIYAMA55業態だけで8店舗もあるんですね。知らなかったです。他業態として鉄板焼や居酒屋もあるみたいですね。

ソイ39にあるプロンポン店はてばこさんの家の近所なのでよく食べに行きます。太い麺が好きな人にはおすすめ。メンマも太くてとってもボリューミー。

しかし女性には量が多すぎなのと、麺の消化が悪いのかなぜか毎回胃もたれします。こってりスープですが備え付けの魚介ダシのスープで薄めることも可能。

本店は名古屋なので同郷としては応援しています。

 

【タオプーン】Gojiro Ramen　豚骨ラーメン　160B

バンコク北部のMRTチャトチャック駅から西へ3駅進んだタオプーンというところにあるタイ人経営のラーメン屋さんです。

タオプーン駅はパープルラインへ乗り換える駅でもあるのでかなり巨大ですが、タオプーン自体は古き良きタイの下町情緒の残るエリアです。

そしてこちらの豚骨ラーメンですが、写真を見ると泡ぶく九州系かなと思いきや、さっぱりスガキヤ系でお店でガッツリ豚骨を煮込んでいるというわけではない感じで、日本人の好きな濃厚さというものは残念ながら足りません。

とはいえタイのラーメンによくある「薄い」という感じはなく、細麺と相性の良いさっぱり豚骨で食べやすいです。

具のチャーシューも低温調理と柔らかく煮込んで炙ったものが1枚ずつはいっており、それぞれ食べごたえがあって美味しいです。

お店はかなり繁盛しており、土曜日の14時くらいでも席は8割位埋まっておりました。若いスタッフさんの愛想も良いですし今後が期待できそうなラーメン屋さんです。

 

【ラマ9】豚珍館　豚骨醤油ラーメン　230B＋税

豚珍館ラーメンはBTSラマ9駅東のThe Shoppes Grand Rama9というモールの1階にあるのですが、ラマ9といえばセントラルプラザグランド・ラマ9店と、フォーチュンタウンの2大モールがあり、こちらのモールはちょっと寂れぎみ。

以前はプロンポンとアリーにもありましたが今はラマ9店のみの営業ですね。お店はラーメン屋さんとしてはバンコクで一番大きいんじゃないかという広さです。

そしてこちらは豚骨醤油ラーメンなのですが、味はちょっと薄め。タイあるあるです。しかし、豚骨スープはしっかり煮込んで作っていますし、チャーシューは大振りなものが4枚はいっています。

惜しいのが麺ですかね。タイの屋台で使っているバミーという細麺に近いものをつかってまして、美味しいんですけどこれは賛否両論ありそうです。

ちなみに写真だとわかりませんが、器は26センチくらい直径があるもので、バンコクのラーメン屋さんでは今の所一番大きいです。サイズも普通が230バーツ、ミニが170バーツですが、ミニが一般的なラーメンサイズですので注文時はご注意ください。

つき出しの枝豆が無料でついてきて、お水は別で有料です。

 

九州じゃんがら　九州じゃんがらラーメン　199バーツ

九州じゃんがらはエイトトンロー店内にあると聞いていたのですが、いつの間にか閉店したそうで、こちらのラーメンはプルンチット店へデリバリーを頼んだものです。

驚いたのがそのデリバリーのクオリティ。専用バックで届き、具材がそれぞれ専用の容器に分けられており、店舗というよりも持ち帰りメインの営業形態を目指しているような感じがします。元々実店舗も小さな作りですしね。

そしてスープですが、セントラルキッチンがどこかでまとめて作っているのかな？店舗で仕込んだ感はないのですが、タイ人メインのフランチャイズで展開するなら合格点なレベル。

写真のとり方が微妙ですがチャーシューもトロトロで味もしっかりして美味しく、麺はデリバリーだったのでちょっと微妙になっていましたが、家で茹でられるような生麺メニューがメニューとしてあればかなり良かったのかと思います。（多くのラーメン屋さんがその他メモの所に記入するスタイルで生麺を受け付けていますが、ちゃんと選択できるようにしないと広まりません）

あと惜しむべきはこのお店、情報の出し方が下手なんですね。デリバリーで展開できる準備ができているのに、その情報をネットで調べてみると色々と錯綜しているのがわかります。

自社サイトも写真ばかりで、それは店舗が見せたい情報であって、お客さんが知りたい情報とは間逆なので、多店舗展開をするならばサイトを作った担当者を変えないとダメですねぇ。

 

【トンロー】博多一幸舎　味玉赤ラーメン　270B＋税＋サービス

魚介系のピリ辛油の珍しい豚骨ラーメン。辛さはタイ本場の激辛ではなく日本人でも美味しく食べられるレベルなので安心。

スープはアツアツ、麺はしこしこで硬めを頼んだらしっかり硬めが出てきてちゃんと日本人の人が調理している感じ。日によって臭みが強いときがあるので好みが分かれるのですが、九州ラーメンが好きな人にとってはハマるお店です。

無料の高菜を入れるとまた味が変わって美味しい。ただ「味玉」ラーメンとしているものの、乗っかっているのは味がないただの半熟ゆで卵。

味玉が大好きで頼む人もいるのでここはマイナス。名前を変えたほうが無難ですね。

 

【タオプーン】Gojiro Ramen　黒にんにくラーメン　180B

バンコク北部のMRTチャトチャック駅から西へ3駅進んだタオプーンというところにあるタイ人経営のラーメン屋さんです。

そしてこちらは焦がしにんにくの豚骨ラーメンですが、ベースが寿がきや系のさっぱり豚骨で、日本人の好きな濃厚さというものは足りません。

しかし上に乗っかっているフライドガーリックとニンニクオイルの効果でスタミナが付きそうな美味しいスープに仕上がっています。

チャーシューも低温調理と柔らかく煮込んで炙ったものが1枚ずつはいっており、アクセントのきざみオニオンもそれぞれ食べごたえがあって美味しかったです。

 

【アソーク】うま馬　うま馬ラーメン白　220B＋税＋サービス10％

こちらはシーナカリン大学へつながるソイ23にある居酒屋さんが提供するラーメン。

博多とんこつラーメンのような食べやすい細麺、トロトロのチャーシューの出来はとても良いです。臭みはなく脂っこさも少なく飲みやすいスープですが、ちょっと塩っ気が強くて全部飲みきれず残念。

とはいえ店員さんの教育も行き届いており居酒屋のラーメンとしては合格点です。置いてある日本酒のチョイスも真澄、雪の茅舎などアル中おっさんが選ばないようなコク旨系があって好感度高いです。

バンコクの日本酒って淡麗辛口に傾向しすぎてますからね（フジスーパーとか）

 

【シーロム】内田屋　九州豚骨味玉　240バーツ

タニヤのラーメン屋さんと言えばこのお店の名前が真っ先に上がるかと思います。ソイ39にも支店がありファンの多いお店です。

そしてこちらは九州豚骨ラーメンですが、まず一言「臭い」です。九州豚骨をうたっているのでここに文句を言うところではないですが万人受けはしません。

そして塩っ気が強いです。スープ最後まで飲めませんでした。つけ麺出しと同じくらいの塩っけを感じました。

とはいえ固めに頼んだ細麺は美味しく、味玉はいい感じ。ノリもささやかなアクセントで、ラーメン自体の完成度は高く、これは好みによるところなのでしょう。

 

【プロンポン南】たけいち 武一豚骨ラーメン 220B＋税

プロンポン南のKビレッジの2階にあるラーメン屋さんです。白湯ラーメンが有名なお店です。

そしてこちらは豚骨ラーメンですが、日本の豚骨ラーメンではあるのですが濃厚さは足りず、スープもちょっとぬるめで全体的にちょっと物足りない感じがあります。

薄切りチャーシューや細麺などは食べやすいのですが、これならメインの白湯ラーメンを本気でウリに行ったほうがお店の評価は高くなるかなぁという印象です。

周辺には気軽に行ける日本のラーメン屋さんが無いので、もうちょっと頑張ってもらいたいです。

 

【プロンポン】UCHIBAN　内田屋ラーメン味玉　260B

プロンポン奥のフジスーパー2号店お隣りにあるラーメン屋さん。日本人エリアなので客層も日本人が多いです。

グーグルマップの口コミであまりよろしくないことが書かれていたので心配でしたが、全くそんなこともなく。店員さんはテキパキ、お水も無料ですぐに継ぎ足しに来てくれます。

ラーメンは一口目は美味しいですが骨を継ぎ足しで作るラーメン独特な臭いがありまして好みが分かれるところですね。麺はちょい太め。

メニューは二郎系や冷たいラーメン、東京中華そばや魚介系など色々ありまして、また個性があるので一回食べただけで自分好みのラーメンに当たるかはわからないお店ですね。そこがグーグルマップの評価が分かれるところでしょう。

 

【プロンポン】ばんからラーメン　にこいち230B＋税

プロンポンにあるタイのラーメン界を引っ張っている名店です。

いつ行っても熱々とんこつスープで一口目は美味しくいただけます。このにこいちラーメンはシグネチャーのばんからラーメンよりもクリーミーでバランスはよいですが、他のメニューに比べるとインパクトのない味ではあります。

これだと醤油豚骨のほうに軍配があがりますかね。でもネギ好きにとっては最後まで美味しくいただけるネギ沢山なラーメンです。

お店の接客レベルは高いしメニューの平均点も高く、バンコクに無くてはならないラーメン屋であることは間違いないお店でございます。

 

【アソーク】CHABUTON　ターミナル21　豚骨ラーメン　249B

ターミナル21の5階レストラン街の中にあるお店です。2023年時点でタイ全土に16店舗もある巨大ラーメンチェーン店でもあります。

ターミナル21店はお客さんが結構はいっておりまして、客層は日本人よりもタイ人のほうが多いです。

そのせいか、毎回きっちりとタイ仕様のぬるいスープ、しかし味はとんこつクリーミー系でとっても食べやすい。

麺との相性もよし。チャーシューはとても美味しい。いついっても同じぬるさはある意味職人芸。

 

【トンロー】青龍ラーメン　ラーメン　180バーツ

こちらは以前プラカノンにあったお店がトンローに移転してできた青龍ラーメンです。店内は簡素ですが店員さんはテキパキ動いてお値段も全体的にリーズナブルで税金とサービス料も込みです。

この時注文したのはスタンダードなラーメン180バーツですが、毎月1日と16日はこれが100バーツになるそうです。

で、問題の味ですが、実はこのお店はスープの濃さがしょっちゅう変わります。以前プラカノン店は濃いのに飲みやすいというところでランキングの3位にも食い込んでいました。しかしこの日は残念ながらスープが薄くて物足りない結果となってしまいました。

麺は細めで九州ラーメンらしく美味しい、チャーシューも味がちゃんとついていて美味しく、きくらげも良いバランスなのでもったいないです。プロンポン店は平均してスープが安定しているのでそちらのほうがおすすめです。

 

【アソーク】IPPUDO 白丸元味スペシャル　280B＋税とサービス料

お馴染みすぎてバンコクでは後回しにしていたippudoのターミナル21店です。地下のレストラン街にあります。

しかし前評判通り日本のクオリティには届かず、この白丸元味は創業当時からの元祖一風堂ですが、細麺がちょっと柔らかすぎたのとスープもぬるかったです。

でも税金とサービス料かかって約330バーツ（1200円）のお支払い。ちょっと悲しい。急激に店舗拡大をしすぎた感は拭えません。

 

【トンロー】らぁめん亭プレミアム　豚骨醤油ラーメン　260B

こちらはラーメン屋さんと言うよりも中華料理屋さん。トンローの日本人駐在エリアにあります。野菜はシャキシャキ、チャーシューも良い味。豚骨スープはちょっとぬるくて妥協感あってペースト足した感じの味。

しかしサービスもよく、日本の中華料理屋さんのラーメンの味で、税込サービス料込なのでよろしいです。

 

【オンヌット】WASEI　とんこつラーメン　120B

ソイ81の奥にあるビアガーデンの一角にあるお店のラーメンです。

ラーメン専門店というわけではなく、居酒屋の一品料理が中心のお店なので本格ラーメンを期待してはいけません。

スープはもちろんお店でコトコトではなく業務用のスープなどを使用していますが、麺のチョイスがよく、チャーシューは単品で出せるレベル（だしてるのかな？）そしてなによりお値段が税込み120Bととても良心的。

ラーメン単体評価なので順位としてはこのあたりに収まりましたが、お店の満足度は高くて常連さんも多い優良店です。

 

【サムヤーン】A ramen　豚骨ラーメン　150B

こちらはバンコクで勢いのあるタイ資本のラーメンチェーンです。日本の一蘭をモデルにというか、丸パクリしてお店をデザインしており、味集中カウンターや紙に麺の硬さや油の量などを記入して注文するスタイルも同じです。

さて味ですが、残念ながら日本の一蘭とは別物です。しかしタイ資本のラーメン屋さんの中では1つ抜きん出ている感じ。スープのコクや旨味などはタイラーメンらしく日本人にはちょっと物足りないですが、麺は他の日本のラーメン屋さんと比べても悪くありません。

チャーシューは固め、卵もちょっと火入れが微妙、しょっぱさが残るなど微妙な部分でこの順位ですが、150バーツで税、サービス、お水込みは良心的なお値段です。

 

 

【シーロム】味千ラーメン　味千ラーメンL　125バーツ

BTSサラディーン駅から200mほど西へいった商業ビルの地下にあるラーメン屋さんです。九州出身の味千ラーメンは日本に73軒ありますが、世界で見るとなんと15カ国750店舗もある世界一のラーメンチェーンです。

それだけ拡大できるということは、キッチンのオペレーションがきっちりしているというわけですが、さてこちらの味千ラーメン。食べてみますとやはりチェーン店特有の無難な味がしますがその中ではかなりハイレベル。8番ラーメンよりはこっちのほうが好きです。

ちょっとスープが薄いですが、細麺には合いますし、ここのチャーシューと煮玉子はなかなか美味しい。これでLサイズ（大盛り）が125バーツ(税込)はお値打ちです。

ちなみにここはピークタイムをすぎると全力で店員さんが遊び始めるタイらしいお店です。

 

【アソーク】豚骨火山ラーメン　豚骨醤油ラーメン　180B＋税

アソークのジャスミンシティ1階のラーメン屋さん。ここのウリは蒸気もくもくの豚骨火山ラーメンですが、てばこさんは大人しく普通の豚骨醤油が好み。エンターテイメント性の高いラーメンで観光にはとても良いです。

味に関しては、どこかでスープも麺もすべてお店で手作りと書いてあったけど、チェーン店で提供しているとっても普通感があるクリーミーなとんこつラーメン。

 

【トンロー】幸ちゃんラーメン　139B　税＋サービス

こちらは当サイトでもおすすめしているトンローの一幸舎で2023年12月15日から3日間限定プロモーションで食べた、一幸舎プロデュースの幸ちゃんラーメンです。

SNSでも「あっさりして美味しい～！」とか「甘みを感じて最後まで飲み干してしまいました」などと評判もよく、日本にも幸ちゃんラーメンだけで10店舗以上あって成功を収めているチェーン店なので期待して伺いました。

ということを先にお伝えしつつ、正直な感想を書きますと、スープに豚骨特有の変な臭みがあるのと、味がしょっぱくて最後まで食べられなかったです。麺は一幸舎らしく細麺でもっちり、温玉もばっちりの火加減でよかったんですが、スープがとにかくのんでて疲れてしまう味なんですよね。

一幸舎がこんな豚骨を出すはずがない、自分の舌のほうがおかしいんじゃないかと思って、その夜にもう一度来て普通の豚骨ラーメンを頼んだのですが、こちらは食べやすいのにしっかりコクのあるいつも通りの味だったので問題はなさそうです。

これからバンコクでチェーン展開していく準備段階での提供なのでもっと良くなると思いますが、もしこのままオープンしたら最初だけ話題になって後は厳しいかなとは思います。もし値段がこのまま139Bでの提供だったら話は別ですが。

 

【サイアム】Gogo餃子とラーメン　とんこつラーメン　179B

若者向けショッピングモール「サイアムスクエアワン」の5階にあるローカルのラーメン屋さんです。

完全タイ人営業のラーメンで豚骨をじっくり煮込んでつくるスープではないのですが、タイ人向けラーメンとしては179バーツ(税サ込)とそこそこ強気のお値段なので、1つ下の階で営業している「らあめん花月嵐」にお客さんは流れてしまうかなと。

味はちょっと独特の甘みがあり、これは日本人好みではないかもです。メンマもちょっと味が濃くてチャーシューもちょっとパサパサが残念。

店員さんの接客はよく、あと餃子は食べてないんですがタイ人の評判は上々みたいです。

 

【ホイクワン】頑張るラーメン　とんこつラーメン　89B

MRTホイクワン駅から徒歩15分ほど奥に入ったところにある、ローカルエリアのラーメン屋さんです。かなり人気のお店で行列はできませんが18時前くらいから満席になります。

ラーメンはタイ人経営なので豚骨をコツコツ煮込んだものとは違いペーストを伸ばしたスープですが、それなりにしっかりとコクがあり、チャーシューも皮はついたままですが美味しくいただけます。

また、半屋台が多いエリアの中でしっかりとした作りのお店で、清潔感がありながら89バーツという低価格で提供しているのも◯です。

 

【ホイクワン】SHOラーメン　とんこつラーメン　89B

こちらはMRTホイクワン駅から徒歩15分ほど奥に入った完全ローカルエリアにあるSHOラーメンの豚骨です。

タイ人経営なのでもちろん店舗でガラを煮込むといったことはやっておらず、スープのものとを使っておりますので大外れはない代わりに大当たりもありません。

麺は細めでスープとマッチしてはいますが、まあ典型的なタイのラーメンですね。

ただ89Bとコストパフォーマンスは最高です。

 

【トンロー】ラストラーメン　TONKOTSU RAMEN 119バーツ＋税

トンローのドンキホーテの1階にはいっているラストラーメンです。バンコクに数店舗あるタイ人経営のラーメン屋さんです。

日本人がやっているラーメン店と比べるとやはりタイ人の味覚寄りで、化調をふんだんにつかった感がありますが、メニューのラインナップと価格でタイ人の支持を得ており、店舗数は増えております。

こちらのとんこつラーメンは店舗でコトコト煮込んで作るような味ではなく、チェーン店のラーメンの味ではありますが、豚しゃぶが沢山のっていて麺も意外に美味しく、この値段ならばタイ人に人気がでるのもわかる気がします。

 

【ラマ9】Ramen Habu 塩とん骨ラーメン　159バーツ

こちらはMRTラマ9駅西側のフォーチュンタウン1階にあるタイ資本のラーメン屋さんです。店員さんは英語があまり通じませんがメニューは見やすいので問題ありません。

スープはペーストを溶いたものですが、熱々クリーミーで出来はよく、タイ人だけでお店を回すならこのやり方が最適解かと思います。

麺はよくある業務麺ですがスープとの相性はよく、8番らーめんのような感じだと思っていただければよろしいかと。

チャーシューは丁寧なつくりで味もしっかり入ってやわらかくて美味しいですが、味付け卵はスターアニス（八角）の味が強いので好みが分かれるかもしれません。

お店でげんこつや鶏ガラをコトコト煮込んで作るラーメンにはもちろん勝てませんが、チェーン展開するタイ資本のラーメン屋さんの中では上位に入るかと思います。

 

【アソーク】豚骨火山ラーメン　豚骨塩ラーメン　179B＋税

アソークのジャスミンシティの1階にあるラーメン屋さんで平日お昼は空いてますのでとても早く提供してくれます。

タイでは意外と珍しいスープはアツアツというか激熱のお店。クリーミーなスープ一口目はとっても美味しく感じますが、慣れてくるとちょっと甘さが強く違和感を感じます。飲み干すのは大変かなあ。

チャーシューはちょっとパサツキ気味、メンマも味がなく、味玉もラーメンとちょっとミスマッチな味。麺は柔らかめなので好みが分かれるところですね。

 

【サムヤーン】やよい軒　Yayoi Ramen Champion　159バーツ

こちらは日本の定食屋さん、やよい軒の豚骨ラーメンです。リーズナブルに日本の定食が食べられるので、日本人よりもローカルタイ人に人気があったりします。

そしてこのサムヤンミッドタウン店はまだ新しく店内はとってもきれい。注文はタッチパネルで注文で、スタッフさんの教育もきっちりしています。お水はでてきませんが緑茶は26バーツでお替り自由。

ラーメンは基本的にこの1種類で（なんか辛いラーメンみたいなのはあります）税込サービス料込みの値段なのでそこそこリーズナブル。

スープですが、チェーン店なので仕方がないですがペーストを溶いたような味ですね、安っぽさはあります。そして麺がちょっと柔らかすぎるかな。あとチャーシューに冷蔵臭があるので食べにくいかもです。

しかしちょっとずつ気になるところはあるものの、バランスは悪くなくチェーン店からだすラーメンとしては及第点かと思います。

 

【ラマ9】Ramen Habu 黒豚とん骨ラーメン　119バーツ

こちらはMRTラマ9駅西側のフォーチュンタウン1階にあるタイ資本のラーメン屋さんです。

スープはペーストを溶いたものですが、クリーミーで出来はよく、タイ人だけでお店を回すならこのやり方でよろしいかと思います。きくらげやのりは歯ごたえや風味があまりせず味気ないですがチャーシューは脂身が少ないタイプのものが悪くない出来栄え、麺は中太で業務用の麺ですがほどよい硬さで仕上げてくれているので日本人でも美味しくいただけます。

お店でげんこつや鶏ガラをコトコト煮込んで作るラーメンにはもちろん勝てませんが、チェーン展開するラーメン屋さんの中では上位に入るかと思います。

 

【プロンポン】SATO DON　さと豚骨ラーメン　89バーツ

こちらはエンポリウムの4thフロアにあるSATO DONの豚骨ラーメンです。

SATO DONは日本では「和食さと」の名前で展開しておりまして、東京・大阪・名古屋にたくさんあるチェーン店ですが、台湾、シンガポールなど海外にも出店しており、バンコクですとこのエンポリウムのフードコート以外にもラマ9やバンナーなどに支店があります。

このSATO DONはフードコートにありますので、お金をチャージしたカードを手に入れてからの購入です。

基本的に丼ものが中心で、69バーツの親子丼（安い！）からカツカレー139バーツくらいまでの値幅で、こちらの豚骨ラーメンは89バーツと良心的な価格。チャーシュー麺でも119バーツですからね。

そして味ですが、スープはもちろんセントラルキッチンで素を作ってのもので、チャーシューや麺もいたってチェーン店らしい無難なもの。しかし89バーツなら及第点ではないでしょうか。また、ラーメンではないですが牛肉うどん89バーツと親子丼69バーツは現地のタイ人も絶賛しておりまして、フードコートでお手軽に食べれる和食として定着しそうなお店でございました。

 

【エカマイ】DANRYUYA　豚骨醤油99バーツ＋税

トンローのドンキモールの4階にあるラーメン屋さん。店内は清潔でオールタイ人でしたが接客もちゃんとしています。豚骨ラーメンと、豚骨ベースの醤油・味噌ラーメンが選べまして、これは醤油ラーメンですが味が薄いです。

かといってタイ人の作るラーメンよりは日本人向けの味ではあります。具に小松菜はちょっと合わない。チャーシューも冷蔵臭がありますね。

しかし99バーツというコスパの良さ。そして＋50バーツで付けられる餃子はジューシーで美味しい。ここはちょっとオペレーションを変えるだけで化ける可能性があるお店です。

 

【アソーク】リンガーハット　チャーシューラーメン125バーツ＋税

日本で長崎ちゃんぽんでおなじみのリンガーハットです。キッチンをひたすら改良して効率化を求めまくっている優良企業でございます。

こちらは豚骨とは表記がないのですが、まあ色と雰囲気で豚骨に仕分けしてみました。

スープは寿がきやのようなペーストのもので、まあチェーン店のラーメンという感じです。麺は中太ストレートでリンガーハットらしい麺といえば麺。チャーシューはちゃんと作ってあり柔らかいですが味がもう少しあると良いですね。卵も同じく味がもう少し欲しい。

訪れた時は19時頃で店内の8割くらい埋まっていたのでタイ人には受け入れられている模様ですね。ちなみにここの店員さんは何名かとてもお仕事のできる方がいらっしゃいまして、呼べばすぐに気づいてくれますよ。

 

【サムヤーン】BASARAKA RAMEN　ばさらかラーメン　155B

駐在の人ならビザ更新でお世話になるサムヤーンのチャムチュリースクエアの2階にあるラーメン屋さんです。これは店のシグネチャーである「ばさらかラーメン」

九州ラーメンらしく細麺で好みですが、スープは残念ながらスープの元を足した味、チャーシューもタレに漬け込んだお肉を焼いたものですがいまいち。普通のチャーシュー麺を頼んだほうがお肉も普通のチャーシューで良かったのかも。タイ人向けのラーメンでございます。

 

【ホイクワン】SHOラーメン　牛肉サーロインラーメン　149B

こちらはMRTホイクワン駅から徒歩15分ほど奥に入った完全ローカルエリアにあるSHOラーメンの牛肉サーロインラーメンです。

タイ人経営なのでもちろん店舗でガラを煮込むといったことはやっておらず、スープのものとを使っておりますので大外れはない代わりに大当たりもありません。

豚骨ベースで上には薄切りの牛肉とトリュフオイルがかかっているのですが、これが正直そんなにマッチしておらず、オイルが無い方が美味しくいただけるかなぁという印象。

また、店内はエアコンがない代わりに扇風機がガンガン回っているのですが、上に乗っている海苔は席に運ばれてきた時点で吹っ飛びます。

 

【サパーンクワイ】ramenga　豚骨ラーメン　80B

タイ人経営のローカルなラーメン屋さん。見た目は微妙ですが、食べても微妙。スープは豚骨スープを少し仕込んでそこにお湯に溶かしたうま味ペーストを足した味、日本人ならすぐわかるはず。

お肉は冷蔵臭も少々ありますが、麺は普通、味玉は意外と美味しくコスパは最高。お水も無料です。

なんかトンローの南にも支店ができてました。

 

【エカマイ】YUUJOU RAMEN　友情ラーメン　75バーツ

エカマイバスターミナルのお隣にあるローカルラーメン屋さん。ラーメン屋さんですが、カレーや丼ものなども色々あります。

お店の入口に69バーツのメニューなんて書いてあるのでついつい値段で入ってしまいますが、まあ完全にローカライズされたラーメンと思っていただければと思います。

スープは薄めでなんかよくわからないペーストを使って作ったような味で、やわらかすぎる麺に生っぽいキャベツと人参がのります。

値段が税金＋サービス料込みの75バーツと、立地からすると破格なのですが、うーん。

注文してから1分程度ででてくるので、エカマイバスターミナル出発前にさっと食べてさっと出る感じのお店ですかね。

 

【チットロム】麺屋一　豚骨ラーメン　79B

ぐぬぬ・・・。タイ人経営にしてはがんばっていますが、やはりお店に隣接しているドブ川の臭いが気になって味がはいってこない。

人参、わかめ、大根、キャベツっていう野菜のチョイスも日本人にはちょっとあわないかも。

もし純粋にスープと麺だけで言うなら、タイテイストの中では上の方に入るかと思います。

 

【サパーンクワイ】ORANJII 豚骨ラーメンM 180B

焼肉屋さんがプロデュースしたラーメン。具に豚トロ1人前がどっしりと乗っておりましてそこは美味しい。このラーメンの値段の6割が豚トロ代であります。

しかしスープはペーストをお湯にといただけの味で薄くてダメダメ。麺も普通に手に入る汎用麺。

焼肉屋さんなので豚骨は手に入るはずなのに残念ながらまったく豚骨ラーメンしていないです。

 

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