
もくじ
Lazadaの商品事情

バンコクに在住日本人ならばみんな使っているオンラインショップ「Lazada」ですが、日本のAmazonや楽天などと比べますと、どうしても商品の質が落ちる傾向があります。
これはLazadaの監視体制が悪いわけではなく、安いものは悪い品質、高いものは良い品質、「いいものがほしければお金を出しなさい」という至極当たり前のことでありまして、安くて良いものが簡単に手に入る日本が異常だということを、まず日本人の利用者の方々は理解しなくてはいけません。
それを踏まえた上でLazadaで購入しますと、例えばエレコムやロジテックなど日本の有名メーカーの製品が150バーツ!なんて価格で売られていますが、もちろん偽物が届きます。
モバイルバッテリーが99バーツだったので購入したら1度充電したら使えなくなったなんて話もありますし、白のスマホを注文したら黒が届くなんてこともざらにあります。
こんなカオスなLazadaではありますが、やはり魅力なのはそのお値段と、お値打ち商品を一箇所で手に入れるのがなかなか難しいバンコクの買い物事情と重なり、利用者は年々うなぎ登りなのでございます。
今日はそんなLazadaで損をしないコツを色々とご紹介したいと思います。
良いものが欲しいなら必ずLazmall
商品ページを開けますとこのようにLazMallのマークを見かけることがあります。

Lazadaにはたくさんのショップが出店しており、同じ商品を比較して買い物ができたりしますが、そのショップの中に、「LazMall」というマークがついたお店が存在します。
これはLazadaが認めた公式ショップでして、このマークがついているお店の特徴として・・
「Authentic100%」(本物保証)
「15 Days Easy Return」(15日間の返品)
「Next Day Delivery」(翌日配送)
というこの3つの条件が付与されていることがほとんどです。
これはLazMallのマークが付いていないお店に比べてかなりのアドバンテージで、特に「Authentic100%」に関してはローカルタイ人も非常に重要視しているもので、スマホやパソコンをLazadaで購入する場合はほぼ絶対条件となっています。(それだけ偽物が多いということ)
この本物保証については、もし万が一偽物が届いた場合はLazadaが商品価格の5倍の返金をしてくれるという保証なので信用度は抜群です。
また、「Next Day Delivery」(翌日配送)というのも商品価値を担保にするものでして、Lazadaのいくつかのショップはタイに在庫をおかない中国業者があります。
これらは注文がはいったら中国からタイの発送ブローカーへ商品を送るという手法をとっているのですが、中国業者の商品は非常に偽物が多く、悪い口コミがつくとLazadaに出店しているお店を気軽に潰してすぐに新しいお店を立ち上げることを繰り返していますので、悪い評価を見つけることができません。
そのため、即日配送=中国業者ではないということが言えるので信頼性がぐっとアップします。
Lazadaの口コミは信用してはいけない

Lazadaの商品ページ下部で見ることができる口コミですが、一部のショップ、特にLazmallではないのに上位表示されるショップの口コミで、評価が異常に高く書き込みが多いものはほぼ操作されています。
購入する人達のほとんどがそんなことはわかっていますが、やはりオンラインショップに慣れていない人はこういうところに引っかかってしまうものです。
とりあえず例として見てみますと・・・
ヤラセの口コミ例
こちらなんの変哲もないUSBケーブルですが、なぜか★5つで100超えの評価数
ただのUSBケーブルに写真をふんだんに載せた口コミが多数
格安の商品で特に突出した特徴が値段しかないのに、評価が異常に高いものは注意が必要です。こちらはUSBケーブルですが、写真をふんだんに使った口コミが多数です。
しかし冷静に考えてみると、機能的にはほぼ横並びのUSBケーブルを喜んで写真撮って口コミ載せますかね?いやいや、ありえないです。
この事情としまして、実は日本と同じくタイには口コミを書くとお小遣いがもらえるアルバイトが存在します。
そのアルバイトの報酬体系ですが、例えばある商品を★評価するだけなら1件3バーツ、だけどレビューも書くなら10バーツにあがり、さらに写真ありなら1枚増えるごとに2バーツあげるよなんていう条件が存在するのです。
そのため、マシーンと化したアルバイト達は無意味な写真を適当にとって口コミを書いていくわけです。その結果がこのような雑なレビューにつながるわけです。

Lazadaで買ってよかったもの&悪かったもの
てばこ&てばおさんはこれまでLazadaに50万バーツ以上注ぎ込んでいますが、購入する時のパターンとして、まず安いものを買い、ダメだったらランクを上げて良いものを買うという遠回りな買い方をするクセがあります。
この理由ですが・・・
なので、Lazadaで買ってよかったおすすめを紹介しますが、同じ製品で失敗したものも合わせて紹介していくので参考にしてくださいね。
買ってよかったXiaomiの空気清浄機

こちらはXiaomi(シャオミ)の空気清浄機です。タイで電化製品を購入するとやはり日本製品の信頼性が高く、中国メーカーのイメージは良くないですが、一部の中国メーカーはすでに日本の技術レベルに到達しています。
そのメーカーの一つがシャオミです。日本でもシャオミのAndroidスマホが発売されており、その性能と価格バランスは日本のメーカーを超えており、アップル、サムソンに続く世界3位の売り上げで、技術大国日本の衰退を印象づけたメーカーでもあります。
この空気清浄機ですが、シャオミは以前から中国の大気汚染問題に目をつけ、2014年に第一号を発売し、現在もモデルチェンジを繰り返している定番の空気清浄機です。
空気清浄機にとても重要なフィルターには日本の東レ製を使っており、送風量はこのproタイプなら20畳サイズの部屋であっても十分まかなえる力強さ。一つ下の3Hという型番でも15畳までOK。替えフィルターは寿命を自らお知らせしてくれて、しかもLazadaで簡単に手に入ります。
使い勝手としてはセンサーがとても優秀で、少しの汚れでも反応しすぐにきれいにしてくれますし、Mi Home というアプリとリンクしているので、スマホを使っての遠隔操作や声での操作もできるとてもすぐれものです。
エムクオーティエなどで同機能の製品が10000バーツなんて価格がついていますのでこれはなかなか良い買い物なのでした。

買ってよかったXiaomiの電気マッサージ機

すみません、またXiaomiです。コスパが良いマニアックな家電を探すとタイではXiaomiに良く行き着いてしまうんですね。けっしてXiaomiに肩入れしているわけではないです。
肩こりが酷いてばこさんですが、テニスをやるため足や腰のマッサージもできる汎用性の高いマッサージ機器を探していましたらこれに行き着きました。このジャンルですと筋肉にパッドを当てて電気でピリピリするマッサージ機器が定番ですのでそちらもLazadaで購入しましたが、それは後ほどご紹介しますね(つまり後悔しました)
このXiaomiのマッサージャーですが、日本でもあまり見ない形でして、両端を手に持って肩に当ててひっぱったり、足に当てたりするものでちょっと使い方が面倒くさいなと思っていたのですが、利点として引っ張る力で当てる強さが加減できるのと、あらゆるところに当てて使えるということがあります。
基本的には電気ピリピリではなく振動とモミモミタイプなのですが、携帯できるサイズのマッサージャーで首に関してはこれはほぼ最強と言って良いでしょう。
気になるところとしてはUSB充電なのですが、一回15分おこなうとして、4~5回マッサージしたらバッテリーが無くなるので、もう少しバッテリーが大きくなると嬉しいですが、いまのところはそれくらいの不満です。

買ってよかった自転車
こちらは駐在員さんなんかは結構会社でを禁止されているところも多いかと思いますが、やはりあると最高に便利な自転車です。
てばこさんはトンロー在住ですが、これなら普通にバイクのようにするする街中を走ることができます。
実はバンコクで自転車を購入したのはこれで3台目です。1台目と2台目はどちらも2000バーツ以下だったのですが、残念ながらのっている最中にグラグラする仕様に不安があり、もう少しお金を出してこれにたどり着きました。
造りは非常にしっかりしており、4000バーツ以下でこのクオリティは日本と変わりません。LazMallで本物保証ついてますので一応有名なブランドなのでしょうかね?
サイズはお子様にはちょっと大きく身長160センチ以上が対象です。半分組み立てられた状態で届きますので、残り半分を自分で組み立てなのですが、多少工具も必要なのでおすすめはトンローバイクさんに持ち込んで組み立ててもらうことです。
タクシーのトランクにこれをいれてトンローバイクさんまで持っていけば1000円くらいで組み立ててもらえます。ブレーキの調整などもしっかりやってくれますので安心して完成品に乗って家に帰ってこれます。
自転車があると一気に行動範囲が広がってバンコクライフが楽しくなりますよ。

買わなきゃ良かったLazadaの自転車

この自転車は新品で1500バーツ以下という激安価格で、Lazadaで色を替えたり写真写りを替えたりあの手この手で売っているものなのですが、非常に造りが雑で危険です。
家に届いたときには組み上がっていない状態で届くので、トンローバイクさんに持ち込んで組み立ててもらったのですが、トンローバイクさんから「この自転車はちょっと危ないな~」と言われました。
そして案の定3日後にはブレーキが吹っ飛び、修理に持ち込む途中でサドルから釘が飛び出しパンツに穴が開くという鬼仕様。
さらにタイヤの空気が1週間でぬけてしまうようで、常に新鮮な空気を求める贅沢な自転車です。安かろう悪かろうの典型例なので気をつけてくださいね。

Lazadaで買ってよかったお掃除ロボット

はいすみません。またXiaomiです。しかたないんですよね・・・家電の性能と価格のバランスがとれているXiaomiはどうしてもタイでは目立ってしまいます。
で、この自動掃除機ですが、もちろん安心のLazMallでの販売で、スマホにインストールするアプリと連動して掃除の時間設定や、お家のMAPを見て指定の場所を掃除するなんてこともできます。
また、モップ機能も兼ね添えており、部屋のホコリをとったあとに水拭きもやってくれます。ただこれについてはそこまでゴシゴシと拭けるわけではないので、おまけ程度の機能と思ったほうが良いです。
しかし最近のロボット掃除機の進化は眼を見張るものがあって、新しいもの好きのてばこさんは10年くらい前に初代お掃除ロボット(ibot)を購入したのですが、その頃は全然ホコリを吸わず、買って後悔したのですが、最近のロボット掃除機はどれも部屋の隅まで掃除をしてくれてきちんとゴミを吸い込んでくれます。
タイの乾季は常にホコリが舞っており、部屋にも目に見えない塵がたまりますが、自動掃除機なら毎日勝手に掃除をしてくれますから、空気清浄機とセットで使えば喉の痛みがいつの間にか治ったなんてこともあり、地味におすすめできる製品でございます。

コスパが良すぎるファーウェイのスマホ P30
バンコクでスマホを買う時、日本人はついついiPhoneから探してしまいますが、多くの人が思うのが、「タイのiPhoneたけぇええええええ!」です。
iPhoneはアップル社の世界戦略商品ですので国ごとに価格が調整されますが、日本はアップル社にとってiPhone販売の最重要エリアですので、日本のiPhoneの価格は世界でも最も安いエリアになります。
しかしタイでは中華製スマホが覇権を握っておりますので。アップル社はiPhoneを中華製スマホとバッティングしないよう富裕層向けのブランドスマホと位置づけているため、価格は日本よりも高く設定して販売しております。コスパの良いiPhoneSE2もタイで購入すると日本より2万円近く高くなりますからね。
ですので、タイでスマホを購入する場合はiPhoneをわざわざ購入する必要はなく、コスパの良い中華製スマホがおすすめなのです。その中でも特におすすめは、意外ですがアメリカから経済制裁を食らっているファーウェイ製の型落ちが非常に狙い目です。
実はファーウェイ製のスマホは非常に性能が高く、搭載されているOSも細かいところまで手が届くものになっています。そもそも名指しでアメリカから経済制裁をうけたのも、アメリカがファーウェイを驚異と見なしたからであり、技術力はすでに日本の企業を超えています。
しかしファーウェイのスマホ、ご存知かもしれませんが標準設定ではグーグルのアプリを使うことができません。グーグル・マップや翻訳ソフトが使えないのは厳しい!
と言いたいところなのですが、実はこの型落ちファーウェイの「P30」モデルですが、特に裏技を使わずともグーグルのソフトが普通に使えてしまいます。しかも性能としてはiPhone11と同等以上でありながら価格はLazadaで10000バーツ前後と値下がりしておりまして、非常にお買い得なのです(ちなみに日本の相場は5万前後です)
この価格なら日本に帰るまでのつなぎなんて使い方もできますし(日本で売ればOK)もちろん使い続けるのにもおすすめなスペックです(P30はファーウェイスマホの中でも名器と呼ばれる傑作です)
残念ながらLazMallでは売り切れており、在庫が追加されない限り通常のショップしか残っていませんが、下記のお店は実際にてばおさんが購入したお店なので安全です。(P30を5000バーツなんて値段を付けているお店もありますが、これは間違いなく偽物なので気をつけて下さい)

手首に優しいワイヤレストラックボールマウス
これは一日10時間以上パソコンに張り付いているてばこさんに必須のマウスで、もう世界中の人にオススメしたいトラックボールマウスです
この形は一般的なマウスしか触ったことがない人が見ると拒絶反応をおこす方もいらっしゃいますが、逆にこれに慣れてしまうと今までの手首ぐりぐり動かしていたマウスはいったいなんだったんだというレベルで使い勝手がいいです。
ワイヤレスで親指だけで操作ができるので、椅子に座ったままYou Tubeとか手元で操作できますし、手首が楽なポジションに待機できるので腱鞘炎などにもなりにくいです。
飛行機や電車移動の時などもマウスパッドが必要ないので快適に操作できますし、このロジクールのマウスは平気で電池が半年くらい持つという凄い低燃費。
世界中の人にとてもおすすめのマウスでございます。

お家でできる歯のホワイトニングキット
こちらはてばこさんが通う歯医者さんで歯のホワイトニングをお願いしましたら、4000バーツと言われてなんか思ってたより高かったので断念。
その日は歯の掃除だけやって帰ろうとしましたら、仲の良い歯医者の受付のお姉ちゃんがホワイトニングキットならLazadaで売っていると教えてくれまして、さっそく購入したものです。
やり方は光を放つマウスピースに沿って薬を注入しましてそれを軽く噛みます。その後スイッチをONにしてマウスピースを光らせ15分くらい照射。
ホワイトニングキットは薬剤が15回分はいっていまして、2日一回のペースで行えばどんどん白くなっていくというものです。ちょっとこういうものは心配だったので調べましたらタイのFDA鑑査には合格していたのでひとまずは安心。
この記事を書いている時はすでに10回くらいやってますが、たしかに歯が白くなっており、続ければ歯医者さんでやるのと同等の効果は出そうなのでオススメしておきます。

ブルーライトをカットできる眼鏡

こちらはパソコンやスマホを触っていると目が疲れてしまう方におすすめのブルーライトカットメガネです。
ブルーライトは他の色に比べて波長が短くぼやけの原因になる色です。ここをカットして見やすくなり目の疲れが軽減されるわけですが、青色をカットするレンズにも色々とランクがありまして、安いものだと十分にカットできない検証結果が神奈川の公式ウェブサイトで発表されていました(現在記事は削除されてます)
ですので、日本でも販売されている眼鏡メーカー、Cyxus(シクサズ)のLazmallで本物保証ありのものなどでしたら安心して使えるのではないかと思います。
実際100バーツ前後の眼鏡も使っておりましたが、これに変えてから確かに目の疲れ方が楽になりました。

タイのオンラインショップLazadaで買って良かった物、後悔した物 まとめ




