バンコク移動完全ガイド|初旅行で失敗しないBTS・MRT・Grabの選び方
バンコク旅行で一番時間を失いやすいのは、観光地ではなく「移動」です。地図では近く見えても、時間帯によって車がほとんど進まないことがあります。この記事では、初めてバンコクへ行く旅行者向けに、BTS、MRT、Grab、Bolt、MuvMi、ボートをどう使い分ければいいかをまとめます。
バンコクで「とりあえずタクシー」を選ぶと、近距離でも時間を失うことがあります。特に夕方のアソーク、サイアム、プロンポン周辺は、車よりBTSやMRTのほうが早い場面が多いです。
初旅行では、BTSとMRTを軸にして、駅から遠い場所だけGrab、Bolt、MuvMi、ボートを足す。この考え方が一番失敗しにくいです。
もくじ
結論|初バンコク旅行はこの4つだけ覚えればOK
- 朝夕ラッシュはBTS・MRTを優先する
- 駅からホテルや目的地まではGrab、Bolt、MuvMiを足す
- 深夜・早朝・大荷物の時はGrabかBoltを使う
- 王宮・ワットポー・アイコンサイアム方面はMRTとボートも候補に入れる
バンコク移動の基本は、車だけに頼らないことです。
特にスクンビット、アソーク、サイアム、チットロム、プロンポン、トンロー周辺は、夕方になると道路移動が一気に重くなります。
逆に、BTSやMRTで行ける場所なら時間が読みやすいです。少し遠回りに見えても、鉄道を使ったほうが結果的に早いことがあります。
バンコク移動手段の早見表
| シーン | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 朝夕ラッシュ | BTS・MRT | 渋滞を避けやすく、到着時間を読みやすい |
| 駅からホテル・カフェまで | Grab・Bolt・MuvMi | 暑い中を長く歩かずに済む |
| 空港から市内 | 鉄道・Grab・正規タクシー | 荷物量と到着時間で選びやすい |
| 旧市街・三大寺院 | MRT・ボート | 王宮、ワットポー、アイコンサイアム方面で使いやすい |
| 深夜・早朝 | Grab・Bolt | 鉄道が動いていない時間でも移動しやすい |
| 雨の日 | 鉄道優先 | 配車アプリが捕まりにくく、料金も上がりやすい |
時間帯別|バンコクで選ぶべき交通手段
| 時間帯 | おすすめ | 避けたい移動 |
|---|---|---|
| 7:00〜9:30 | BTS・MRT | 中心部の車移動 |
| 11:00〜15:00 | BTS・MRT・Grab・Bolt・MuvMi | 雨の日の配車待ち |
| 16:30〜20:00 | BTS・MRT | アソーク、サイアム、プロンポン周辺の車移動 |
| 22:00以降 | Grab・Bolt・正規タクシー | 長距離の徒歩移動、流しの交渉タクシー |
金曜夕方は特に注意です。アソーク、プロンポン、トンロー、サイアム周辺は、道路がかなり詰まります。車で近距離移動するより、BTSで1〜2駅動いたほうが早いことがあります。
2026年の注意点|MRTはタッチ決済中心に移行
2026年以降のバンコク移動で、旅行者が知っておきたいのがMRTカードまわりの変更です。
従来のMRTカード、MRT Plusカードは利用終了となり、MRT Blue LineやPurple Lineでは、クレジットカードのタッチ決済を軸に考えると動きやすくなっています。
旅行者の場合、VisaやMastercardなどのタッチ決済対応カードを持っていれば、券売機に並ばず改札でそのままタップできるので便利です。
古いMRTカードを持っている人は、MRTの窓口で払い戻しできます。外国人の場合は、パスポートなどのID提示を求められることがあります。朝夕ラッシュ時ではなく、空いている時間に行くと手続きしやすいです。
MRTは乗車コインでも利用できますが、混んでいる駅では券売機に列ができることがあります。スクンビット駅、チャトゥチャック方面、旧市街方面へ行く日は、タッチ決済を使えるようにしておくと楽です。
移動手段別|バンコク旅行での使い方と注意点
BTS|サイアム・アソーク・プロンポン・トンロー移動の基本
BTSは、初バンコク旅行で一番使う可能性が高い交通手段です。
サイアム、チットロム、アソーク、プロンポン、トンロー、エカマイ、オンヌットなど、旅行者が泊まりやすいエリアを広くカバーしています。
一番のメリットは、渋滞に巻き込まれないことです。夕方のスクンビット移動では、車よりBTSを選んだほうが楽な場面が多いです。
使い方:券売機で切符を買うか、Rabbitカードを使います。短期旅行なら毎回切符でも十分です。
向いている人:初めてバンコクへ行く人、サイアムやプロンポン周辺を中心に動く人。
注意点:朝夕は混みます。大きなスーツケースを持っての移動は時間帯をずらしたほうが楽です。
MRT|旧市街・チャトゥチャック・アソーク乗り換えで使いやすい
MRTは、王宮やワットポー方面、チャトゥチャック、シーロム、ラマ9、スクンビット駅周辺で使いやすい地下鉄です。
BTSアソーク駅とMRTスクンビット駅は乗り換えしやすく、初旅行でも使う場面が多いです。2026年以降は、古いMRTカードではなく、タッチ決済や乗車コインでの利用を前提に考えると動きやすいです。
使い方:タッチ決済対応カードを改札にかざすか、券売機で乗車コインを購入します。
向いている人:ワットポー、王宮、チャトゥチャック、シーロム、ラマ9方面へ行く人。
注意点:古いMRTカードを持っている人は、IDを持って窓口で払い戻ししておくと安心です。
Grab|ホテルから目的地まで楽に移動したい時に便利
Grabは、バンコク旅行で使いやすい配車アプリです。
行き先をタイ語で伝えなくてよく、料金もアプリ上で確認できます。ホテルからレストラン、空港からホテル、深夜の帰宅などで便利です。
ただし、朝夕ラッシュや雨の日は待ち時間が長くなり、料金も上がりやすいです。中心部では、車が来てもそこから動かないことがあります。
使い方:アプリで目的地を指定し、車種と料金を確認して予約します。
向いている人:子連れ、大荷物、深夜移動、駅から遠いホテルに泊まる人。
注意点:雨の日と夕方ラッシュは捕まりにくいです。鉄道で近くまで行ってから使うと失敗しにくいです。
Bolt|安く移動したい時の比較用アプリ
Boltは、Grabより安く出ることがある配車アプリです。
移動費を抑えたい人は、GrabとBoltを両方入れておき、料金と待ち時間を比較すると便利です。ただし、急いでいる時は安さだけで選ばず、到着予定時間も見たほうが良いです。
使い方:目的地を入力し、料金と待ち時間を確認します。
向いている人:移動費を抑えたい人、時間に余裕がある人。
注意点:配車成立まで時間がかかることがあります。空港や深夜はGrabも比較したほうが安心です。
MuvMi|駅から目的地までの短距離移動に便利
MuvMiは、BTSやMRTで近くまで移動したあと、駅からホテル、カフェ、病院、モールまでの短距離をつなぐ時に便利です。
対応エリアと乗降ポイントは限られるため、詳しい使い方や料金は個別記事で確認してください。
チャオプラヤーボート|ワットポー・王宮・アイコンサイアム観光で便利
王宮、ワットポー、ワットアルン、アイコンサイアム方面へ行くなら、車だけで考えないほうが良いです。
旧市街や川沿いは道路が混みやすく、MRTやボートを組み合わせたほうが動きやすいことがあります。ワットポーからアイコンサイアムへ移動する日は、川を使うと観光感も出て、渋滞も避けやすいです。
使い方:船着き場で行き先を確認し、チケットを買って乗船します。
向いている人:ワットポー、王宮、ワットアルン、アイコンサイアムを回る人。
注意点:船着き場が少しわかりにくいことがあります。子連れや高齢者連れは足元に注意してください。
ローカルバス|安いが初旅行では優先度低め
バンコクにはローカルバスも多く走っています。
料金は安いですが、路線番号、行き先表示、乗り降りの場所が初旅行者にはわかりにくく、渋滞にも巻き込まれます。短期旅行なら、BTS、MRT、Grab、Bolt、ボートを使い分ける方が時間を読みやすいです。
ローカルバスに挑戦したい方は、VIA BUSアプリの記事も参考にしてください。
目的別|初バンコク旅行のおすすめルート
空港から市内へ行く場合は、荷物量で選ぶ
空港から市内へ行く時は、料金だけでなく荷物量と到着時間で選ぶと失敗しにくいです。
荷物が少なく日中なら鉄道、スーツケースが多い時や子連れ、深夜到着ならGrabや正規タクシーが楽です。スワンナプーム空港とドンムアン空港では使いやすいルートが違うため、詳しい行き方は空港別の記事で確認してください。
サイアム・チットロム・プロンポンで買い物する場合
買い物中心なら、BTSを軸にしたほうが動きやすいです。
サイアムパラゴン、セントラルワールド、エムクオーティエ、エムスフィア方面はBTS沿線でつながっています。この区間を車で動くと、近距離でもかなり時間を失うことがあります。
特に夕方のプロンポンからアソーク、サイアム方面はBTS優先で考えるのがおすすめです。
王宮・ワットポー・ワットアルンへ行く場合
三大寺院方面は、MRTで旧市街方面へ行き、徒歩やボートを組み合わせると動きやすいです。
ワットポー、王宮、ワットアルン周辺は観光客が多く、道路も混みやすいです。このエリアでは「今日は閉まっている」「別の寺院へ案内する」と声をかけられることもあるので、自分で入口まで行って確認するのが安心です。
トゥクトゥクの料金交渉や観光地周辺での注意点は、専用記事に分けています。
アイコンサイアムへ行く場合
アイコンサイアムは、BTS、ボート、Grabを組み合わせて行けます。
川沿いの移動を楽しみたいならボートが便利です。夕方に車で行くと、橋周辺の渋滞に巻き込まれることがあります。ホテルの場所によっては、BTSやボートを組み合わせたほうが早いです。
ナイトマーケットへ行く場合
ジョッドフェアーズ、チャトゥチャック、ラチャダー周辺などのナイトマーケットは、行きはBTS・MRT、帰りはGrabやBoltが候補になります。
ただし、閉店時間帯は配車アプリが混むことがあります。少し早めに帰る、近くのカフェで時間をずらす、駅まで歩いて鉄道で戻るなど、帰り方を先に決めておくと楽です。
バンコク移動でよくある失敗
失敗1|近いからタクシーで行こうとする
バンコクでは、2〜3kmの移動でも時間帯によっては30分以上かかることがあります。
特にスクンビット、アソーク、サイアム周辺では、車よりBTSのほうが早い場面が多いです。「近いから車」ではなく、「駅が近いなら鉄道」と考えたほうが失敗しにくいです。
失敗2|雨の日にGrabを待ち続ける
雨が降ると、配車アプリは一気に捕まりにくくなります。料金も上がりやすく、待っている間に時間だけ過ぎることがあります。
雨の日は、まず最寄りのBTS・MRT駅へ向かうか、モールやカフェで30分〜1時間ずらす判断が現実的です。
失敗3|王宮周辺で流しタクシーに乗る
王宮、ワットポー、カオサン周辺では、観光客向けの交渉料金になりやすいことがあります。
メーターを使わないと言われたら、無理に乗らず次を探したほうが良いです。配車アプリ、MRT、ボートを組み合わせると、移動トラブルを避けやすくなります。
失敗4|ホテルを駅から遠い場所に取る
バンコクでは、ホテルが駅から遠いだけで毎日の移動が面倒になります。
安いホテルでも、毎回Grabを呼ぶと時間も交通費もかかります。初旅行なら、BTSかMRTの駅から徒歩10分以内を目安にすると動きやすいです。
ぼったくり・トラブルを避けるコツ
- タクシーは乗る前にメーター確認
- トゥクトゥクは料金交渉前提
- 深夜は流しより配車アプリ優先
- 王宮周辺の「今日は休み」はその場で信じない
- スマホと財布はチャック付きバッグに入れる
個人トゥクトゥクは観光体験としては楽しいですが、実用移動としては高くなりやすいです。乗るなら、先に料金を決めてから乗りましょう。
タクシーはメーターを使ってくれれば安いですが、観光地周辺では交渉になることがあります。面倒な時はGrabやBoltを使ったほうが気持ちが楽です。
子連れ・大荷物の移動はどうする?
子連れや大きなスーツケースがある場合、すべて鉄道で動くと階段や乗り換えが大変です。
ただし、すべて車移動にすると渋滞で子どもが疲れやすくなります。おすすめは、長い区間だけBTS・MRTで移動し、駅からホテルや目的地までGrabなどを使う方法です。
ベビーカーの場合、モール内では便利ですが、路上では段差や穴が多く大変です。赤ちゃん連れなら、抱っこ紐も一緒に持っておくと動きやすいです。
バンコク移動に関するFAQ
基本はBTSとMRTです。渋滞の影響を受けにくく、サイアム、アソーク、プロンポン、シーロム、チャトゥチャック、旧市街方面へ動きやすいです。駅から遠い場所だけGrabなどを使うと楽です。
急いでいる時はGrab、安さを重視するならBoltも比較するのがおすすめです。Boltのほうが安く出ることがありますが、エリアや時間帯によってはGrabのほうが早く捕まることがあります。
従来のMRTカード、MRT Plusカードは利用終了となり、現在はVisaやMastercardのタッチ決済、または乗車コインでの利用が中心です。古いカードに残高がある場合は、IDを持ってMRT窓口で払い戻し手続きをします。
外国人の払い戻しは、ID確認などで窓口を使うことがあります。朝夕ラッシュや混雑駅は避け、昼間の空いている時間に行くのがおすすめです。
使えますが、時間帯と場所を選んだほうが良いです。深夜や早朝、大荷物の時は便利です。一方で朝夕ラッシュや雨の日、アソークやサイアム周辺では、BTSやMRTのほうが早いことが多いです。
MRTと徒歩、またはボートを組み合わせるのがおすすめです。旧市街周辺は道路が混みやすく、観光客向けのタクシー交渉も起きやすいので、鉄道やボートを使うと動きやすいです。
日中で荷物が少ないなら鉄道が早くて安いです。子連れ、大荷物、深夜到着ならGrabや正規タクシーが楽です。夕方ラッシュに車で市内へ入る場合は、時間がかかることを見込んでおきましょう。
初旅行ならアソーク、プロンポン、サイアム、チットロム、シーロム周辺が動きやすいです。BTSまたはMRT駅から徒歩10分以内のホテルを選ぶと、移動のストレスが減ります。
まとめ|バンコク移動は「距離」ではなく「時間帯」で選ぶ
バンコク旅行で移動を失敗しないコツは、距離ではなく時間帯で考えることです。
朝夕ラッシュや雨の日はBTS・MRTを優先し、深夜や大荷物の時だけGrabやBoltを使う。この使い分けだけでも、移動のストレスはかなり減ります。
2026年以降は、MRTカードの扱いにも注意が必要です。古いMRTカードは利用終了となり、今後はクレジットカードのタッチ決済や乗車コインが中心になります。手元に古いカードがある人は、空いている時間にIDを持って窓口で払い戻ししておきましょう。
初バンコクなら、まずBTSとMRTを軸にしてください。そこにGrab、Bolt、MuvMi、ボートなどを必要な場面だけ足せば、移動で大きく失敗することは減ります。
浮いた時間で、カフェ、マッサージ、寺院巡り、買い物をもう1つ楽しんでください。



