もくじ
スネークファームでワクチンを打ってきました
こちらがスネークファームの場所
今回は地下鉄MRTのSam Yan駅から行きました。
ほぼチュラロンコーン大学の敷地内です
噴水の奥にある建物がタイ赤十字病院
建物のすぐ隣にキャッシングができるATMがあるので、お金が足りなくても安心
スネークファーム最寄りの駅は、MRTのサムヤン駅(Sam Yan)です。
タイの最高学府であるチュラロンコーン大学用の駅なので学生さんたちがたくさん利用しています。サムヤン駅と地下で大学の食堂がつながっていますので、安くご飯を食べることも出来ます。
また、MRTのシーロム駅(Si Lom)やBTSサラディーン駅(Sala Daeng)からも歩いていける距離にありますよ。
スネークファームのお昼休憩は要注意
お昼は予防接種をやってくれませんよ
スネークファームの営業時間
月曜日~金曜日:朝8時30分から午後12時 午後2時から夕方4時30分
土曜日:朝8時30分から午後12時
日曜日・祝日:お休み
平日の午後12時から午後1時まではお昼休憩となっていて、この時間は受付もできないので注意が必要です。
また、お昼休憩中はかなり混むので時間を外して行った方がいいです。
手羽先2匹は午後12時に病院に着いてちょうど休憩時間に被ってしまい、1時間ほど診察室前のベンチで待ちました。
さらにこの時期はハイシーズンだったので、観光客の方も多く、トータル4時間位かかってしまいました。
ワクチン6種類を打ってみました
こちらはワクチンの領収書
黄熱病(Yellow Fever/Stamaril):1回
日本脳炎(JE(Live)/IMOJEV):1回
狂犬病(Rabies/Verorab):2回(1回目と2回目では1週間空ける必要があります)
A型B型肝炎混合ワクチン(HepatitisA/B Twinrix):3回(1回目と2回目では1カ月、2回めと3回目は6ヶ月空ける必要があります)
百日咳・破傷風・ジフテリアの3種混合(Tdap/Adacel):1回
腸チフス(Typhoid/Typbar-PFS):1回
予防接種のスケジュール
1回目(4月10日):黄熱病、日本脳炎、狂犬病1回目、A型B型肝炎混合ワクチン1回目
2回目(4月17日):狂犬病2回目、百日咳・破傷風・ジフテリアの3種混合、腸チフス
3回目(5月10日):A型B型肝炎混合ワクチン2回目(3回めは半年後)
※狂犬病は2回、(2回目の予防接種を最低でも1週間空けて打つ必要があります)
※A型B型肝炎混合ワクチン3回接種は期間が離れているので、同じワクチン(HepatitisA/B Twinrix)でしたら他の国や日本で打つことも視野に入れましょう。
予防接種前の準備
こどもの時に打っている予防接種は母子手帳から確認ができます。そのため、事前に母子手帳でどのワクチンをどの時期に打っているか見ておくとよいです。
幼い時に打ったワクチンは日本脳炎やポリオなど抗体持続期間(有効期限)が短いものが多いので、ほとんどが改めて接種することになります。
また、英語でカウンセリングを受けることになるので、打ちたいワクチンがあらかじめ決まっている場合はワクチンの英語名を、さらに質問したいことがあれば事前に準備しておくとお医者さんとのお話もスムーズです。
予防接種当日の持ち物
パスポート(診察券作るのに必要)
お金またはクレジットカード(ATMで引き出し用)
病院ではクレジットカードでの支払いに対応していないので、現金を必ず持参するか、お隣の建物にあるATMで現金を出しておく感じです。
予防接種の流れ
まずは問診票に記入
病院の正面入り口から入って左側に用紙が置いてあります
Patient Information(問診票)
問診票は2枚記入
病院の正面入口から入るとちょうど1番ドアの辺りが見えるのですが、その前あたりに問診票がありますので2枚に必要事項を記入の上、1番の扉内にある受付で提出します。
ちなみに1番扉の中にも問診票が置いてありますので、どちらで書いてもOKです。
続いて診察券の料金をお支払い
こちらが受付がある1番部屋の入口
入ってすぐ受付があります
ここにも問診票があります。ここで記入してもOK
この診察券をもらえるまで受付で待機
この受付で先ほど記入した問診票2枚とパスポート、登録料の20バーツ(80円)を渡します。
この時に希望するワクチンを聞かれるかもしれませんが、決まってなければ「わからない」と言えば問題ないです。後ほどお医者さんと一緒に相談して決めますので。
ちなみにお昼休みが終わった直後は行列ができますので、休憩が終わる5分くらい前にはドアの前に並んでおきましょう。
当日の体調チェック&カウンセリング
受付の隣の部屋で体温と血圧を測定してもらいます
さらにお隣のお部屋
お医者さんとどのワクチンを打つか相談です
体調チェックは血圧と体温チェックのみです。混んでいる場合はどんどん流れ作業で回されますので、名前が呼ばれるのを聞き落とさないようにしましょう。
この血圧チェックが終わると普通に外にでてしまう人もいらっしゃいますが、ワクチンが決まっていない人は、さらに奥の部屋で先生と一緒に打つワクチンを決めますよ。
4番のお部屋に移動します
こちらが注射を打ってもらう部屋
こちらが処方箋(ワクチン注文表)
こちらの部屋が注射を打つ部屋なんですが、最初の1回目はここの受付の人が、さきほどの部屋でお医者さんが書いてくれた処方箋をもとにワクチン注文表を書いてくれます。
で、ゆっくりする間もなく、すぐに「5番の窓口へワクチンを買いに行ってね」と部屋を追い出されます。
5番の窓口でワクチンを購入
こちらにさきほどのワクチンの処方箋を渡します
ここが一番待たされるんですよね
小さい窓口から注文表をを渡すと、看護師さんが指定されたワクチンを出してきてくれてお会計となるのですが、混雑している日はここで一番待たされます。
写真は全員注文表を提出して、ワクチンがでてくるのを待ってる人たちです。
たまにワクチン売り切れなんかもありますが、まあ大人しく待つしか無いのです。
ワクチン購入は現金でのお支払いのみなので準備しておきましょう。
ワクチンを受け取り、予防接種
ワクチンはこんな感じで渡されます
4番の部屋に入って左手にいる看護師さんに購入したワクチンを箱ごと渡します
椅子で待っていると名前を呼ばれます
部屋に入るとさっそく予防接種です
5番の窓口でワクチンを購入できたらあとはスムーズです。4番の部屋に戻ってワクチンを受付で渡したらすぐに名前を呼ばれて、看護師さんが腕に消毒してくれてブスブスやってくれます。
1日4発まで打てますので副作用ある人もいますが、死んだ人はいないのでリスク承知でいきます。
看護師さん達は皆さん「チクットスルネー」とか「コレイタイイタイー」とか片言の日本語で話しかけてくれるフレンドリーな方たちです。
しかしそれにしても速くてお上手。毎日ひたすら打ってますからねぇ。
打ったワクチンを国際予防接種証明書に記入してもらう
国際予防接種証明書
黄熱病以外にも接種したワクチン名と日付が書かれています
2回以上の予防接種がある場合の簡単なスケジュール表
打ち終えたら、あとは国際予防接種証明書をもらって終了です。
黄熱病の予防接種を受けた日時はこの証明書に記載されるので、ワクチン接種が入国の際に必要な国でこれを提出してくださいね。
Twinrix(A型B型肝炎混合ワクチン)とRabies(狂犬病)は2~3回予防接種を受ける必要があるのですが、それぞれ一定期間空けないといけません。
2回目以降の日付はスケジュールに書かれていますので2nd doseの欄に書かれた日程に行くようにしてくださいね。多少日にちが遅れるのは問題ないのですが、タイといえども早めに受けることはできないみたいですよ。
2回目以降に予防接種を受ける手順
2回目以降も手順はほとんど同じ流れとなります。
- 受付で診察券と国際予防接種証明書を提出する
- 体温と血圧を測定
- 4番の部屋でお医者さんと今から受けるワクチンについての説明を受ける
- 5番の部屋でワクチンを購入する
- 4番の部屋でワクチンを打ってもらう
この手順でスムーズにいけば1時間とかからずに予防接種は完了します。
あとはもし時間に余裕があるなら、副作用が出る可能性があるので病院で少し休むようにしましょう。お医者さんも15分から30分は安静にするように案内をしていました。