もくじ
ビエンチャン内の移動手段をチェック
こちらはバスが集まる交通の要、Central Bus Station
2019年の時点ではビエンチャンは首都なのに道路は比較的空いております。
もちろん渋滞になりやすい地点もありますが、それでもバンコクやマニラに比べれば全然動きますのでレンタカーやバイクなど比較的運転のしやすい都市と言えるでしょう。
バスは言葉の壁さえ乗り越えられれば郊外の観光スポットはほぼ網羅していますのでおすすめですし、ビエンチャンは大きくないのでレンタルサイクルも選択肢の1つになります。
最も安い移動手段はバス
こちらは空港バスです。ビエンチャンの主要道路をぐるぐる回っています
こちらは空港バス専用のバス停です
こちらはタラートサオの裏手にあるCentral Bus Station
大まかな行き先の値段が書いてあります
こんな感じでターミナル内に入ってきます。のんびりベンチに座ってるとひかれます
ビエンチャン内でバスはオススメ移動手段でございます。空港から市内へも専用バスが出ており、受付で定額15000キープを支払ってバス乗り場で待っていれば時間どおりに出発してくれます。また、観光客向けにルートマップも受付に置いてありますので非常に心強いですね。
ローカルバスに関しては街中で捕まえるのは意外と敷居が高いので、大抵の方が写真のタラートサオの裏にあるCentral Bus Stationから乗ることになります。
主にブッダパーク(14番バス)やタート・ルアン(20番バス)方面に行く時に利用するかと思うのですが、Lao BusNaviを使えばバスの現在位置や行き先がわかるので便利です。
ちなみにローカルバスに乗りますと係員の人がお金を回収しに来るので、行き先を告げて言われた料金を払います。まあよくわかんない人は、バス料金は大体6000キープ以内に収まりますので、10000キープを渡してお釣りをもらってGPS見ながらココぞという時にバスの停車ボタンをおせば万事OKです。
バンコクまでの長距離バスも格安
こちらは郊外に出る長距離バスの待合いスペースです
英語はなんとか通じます
窓口の上には料金表でございます
こちらも先程と同じCentral Bus Stationですが、長距離バスの受付と待合スペースですね。こちら側をウロウロしていても街中を走るバスはありませんのでご注意を。
料金表を見ますとここからバンコクまでが248000キープ(3000円ちょっと)でありますね。あとタイとラオス国境の街ノンカイまでは15000キープ(200円)で行けてしまいます。
ビエンチャンのトゥクトゥクは高い
そこら中にいます
トゥクトゥクは毎回交渉制ですね。本当にぼったくってきます。10年以上前はアジア全体で物価も安く、外国人価格という考え方も今ほど強気ではなかったので許せる値段で観光の思い出にどうぞと言えたのですが、現在どこの国でもトゥクトゥクの評判は悪いです。
しかしGrabやロカ(後で説明します)の参入によってこのトゥクトゥクはかなり苦しい立場に追い込まれており、今後は数が減っていくか、観光用として特化する方向に進むのではないかと思われます。
ちなみにラオス内のトゥクトゥクは現地の物価に対して特に高い値段がかかります。タート・ルアンまでバスだと4000キープなのにトゥクトゥクは8万キープスタートなんて当たり前。
トゥクトゥクに安く乗る方法や攻略法~なんてのを解説しているところもありますが、半額でも高いです。そもそも使わないのが一番の攻略法です。てば旅では大きな荷物がある時か、思いっきり観光気分の人以外はおすすめしません。
一度使えば便利さがわかるソンテウ
ソンテウです。たくさん見かけますね
こちらはバスと似たようなルートを走る小型バスとでも言いましょうか、ソンテウです。大型バスよりも多少裏道も入っていきます。また、Central Bus Stationでお客さんが少ない時間帯はバスの代わりにソンテウに変わることがあります。
タート・ルアン行きの20番バスなんかはよくこのソンテウに変わります。その場合バスターミナル内で待っていてもソンテウは入ってこないので、出発5分前になっても20番バスが見当たらない場合はバスターミナル横の大通りに停まっているソンテウを疑ってください。20番バスの代わりにタート・ルアンに行くソンテウが隠れていたりしますので。
そしてその時こそ勇気を出して「タート・ルアン行く?」(パイ タート・ルアン ボー?)って運転手に聞いてみてください。受け身では目的地にたどり着けないのですよ。
ソンテウの乗り方に関しては荷台に乗って、GoogleMaps見ながら目的地近くになったら天井にあるブザーを鳴らせば停まってくれます。その後運転席に行ってお金を払えばよいです。値段はバスと同じくらいで高くとも6000キープとかなので、ドヤ顔で10000キープ出せば大抵の場所はカバーできます。かわいい、かわいいよ10000キープ・・
ヴィエンチャン郊外へ出るならレンタカー
こんな車があるかどうかは別として・・
レンタカーですが、お金のハードルをクリアできるならば選択肢としてアリでございます。相場は5000円~と決して安くはなく、レンタカーのお店も空港に1軒、市内に1軒しか確認できておらず、またどちらのお店も評判が良くないというのがネックではありますが。(車の保険が切れたままお客に貸してお客が警察に捕まったとか)
しかもヴィエンチャン郊外に車がなければ行くことができない魅力的な観光地があるかといえば、そこはバスでカバーできてしまう所ばかりなので、よほど遠出する計画がない限りは持て余してしまう可能性大です。
ちなみにヴィエンチャン市内に車を停めるところは、路駐含めれば意外とあります。
ヴィエンチャンではあまり見かけないタクシー
空港にはたくさんいるんですけど・・・
試しに乗ってみましたがメーターが無かったです。
だいぶタクシーは増えたとは聞いていたのですが市内で見かけることはあまりなかったですね。
一度は乗ってみようと思い、偶然通りかかったタクシーを捕まえたのですが、車内にはメーターが無かったです。しかし値段は1.5キロくらいの距離を20000キープとボッタクリではなかったですね。もちろん乗る前に交渉しました。
エアコンも効いて道もそこまで混んでいないので快適です。一応ラオスにGrabは無いのですが、そのかわりにロカという配車サービスがあります。てばおさんも試しに使ってみたのですが、その時は夕方のラッシュ時だったこともあり車が捕まらず断念した経験があります。
しかし予約ができるのと、明朗会計。そしてドライバーの数は増える一方なので、もうしばらくすればとても使いやすいサービスになることが予想されます。
便利なレンタルバイク&自転車
バイクはとっても便利
自転車はコスパ最高
まあ結局、値段と便利さとビエンチャンの広さを考慮するとこの2つが一番いいんです。てばおさんは徒歩でタート・ルアンまで制覇しましたが、普通の人でしたらバイクが最高です。レンタルできるお店も値段も下の記事でまとめてあるので参考にしてもらえば幸いです。
しかし。ビエンチャン、最後の最後で移動手段に関するちょっとした注意事項を説明させていただきます。
ラオスビエンチャンの危険な交通事情
問題です。こちらの写真で変わった箇所はどこでしょう?
平和な夕方。人々は家族の待つ家へ帰っていきます
こちらの写真も上記と同じ理由でおかしなところがあります
どうしょうかね?分かる人は一発でわかると思うのですが、あまりに自然すぎて意外と盲点な答えだったりします。
てば旅ではラオスの移動手段としてはレンタサイクルやレンタルバイクを思いっきりすすめたいのですが、この写真の理由が原因でみなさんに強く勧められない状態なんです。
問題の答えです
ばーーーーん!
そうなんですよ、ビエンチャンは右側通行なのに容赦なく左車線に突っ込んできたりします。しかも先頭の車の後にみんなで続く習性があるらしく交通ルールが崩壊しています。
上の迷惑だと思われていた白い車はむしろ右車線をキープしようと試みたものの、ガンガン前から突っ込んでくる車が多いので左側に避難した被害者です。
そういった危険な交通事情があるので、てば旅ではレンタルバイクを強くおすすめできないのですが、乗りこなせれば最高に楽しいビエンチャン観光になると思いますよ!
ビエンチャンはAirbnbがあんまり良くないので、てばおさんが奮発して泊まったサラナブティックホテルは空港バス亭降りてすぐで、朝はホテルの前の道路で托鉢あり、朝食も豪華、どこに行くにもアクセス便利で文句なしのおすすめホテルでした