トンローのお魚屋さん「日本生鮮卸売市場」
こちらはトンローエリアにある日本生鮮卸売市場さんです。トンロー日本市場とも呼ばれています。お肉屋さんのスギモトも建物内で繋がっています。
この界隈は車通りが多くて動きにくいですが、個性的なお店が多くて美味しいレストランもたくさん。また、てば旅ラーメンランキング上位の一幸舎や麺屋こうじもこのエリアにありますね。
道は車通りが多くそんなに綺麗じゃないですが、全体的にハイソな客層が多く、バンコクの中でもかなり良いものが手に入るエリアでもあります。

日本生鮮卸売市場の中を見てみましょう
こちらはソイトンロー13
車通りが多いですが、お店も多いです
そしてこちらが本日ご紹介する日本生鮮卸売市場さん
こちらはてばこさんの故郷、名古屋のお肉屋さんスギモト
お店の中はまさに市場!
磯の香りが漂います。店員さんはタイ人メイン。お客さんは日本人が多いかな
殻付きの牡蠣が80バーツくらいからあります!生で食べたけど美味しかった!
お値段は日本の2~3倍見ておいたほうがよろしいですね
こちらはコロナが落ち着いてきた2022年6月の様子。魚の種類が増えてます
お魚をさばいているところも見ることができますよ
日本生鮮卸売市場ですが、こちらはJALグループであるJALUXさんが運営しています。航空会社の強みを利用して日本から週に2~3回日本から空輸しているんです。(現在は火曜日と金曜日が入荷日)
店内の見学は自由ですが、午前中は業者さん専用なので、一般は12時~18で入場可能です。定休日はありません。
お魚を購入するためには200バーツで会員にならないといけませんが、200バーツクーポンがもらえるので実質無料でございます。
店内に所狭しと並んでいるお魚は発泡スチロールに氷とともに入っていて、値段はkgあたりの値段が表記されています。
真鯛がだいたい1kgあたり1400バーツ(5000円)くらいなので、日本の2.5倍~3倍くらいでしょうか。
しかし空輸する手間を考えたら妥当なところですし、これだけ鮮度の良い魚は他ではてにはいりません。
市場のお隣には八百屋さんとお肉屋さん
こちらはお隣の八百屋さん
日本の食材がずらーり!
お値段はやっぱり2~3倍ですが、日本の食材がこの鮮度で手に入るのは大きい
そしてこちらはお肉のスギモトさん。みかわ牛をメインで扱われています
お肉のタレも種類が豊富
こちらは持ち帰りもできて2階のイートインコーナーでも食べられる海鮮丼など
トンロー生鮮市場さんのお隣には八百屋さんとお肉屋さんがありますが、こちらもかなりのクオリティ。
もちろん日本の食材を空輸していて、バンコクの高級な和食屋さんはとても助かってるのではないでしょうか。
実際トンロー生鮮市場さんができる前は、バンコクでなめこなんてほとんど見ませんでしたし、茶碗蒸しに百合根がはいってたり山菜の天ぷらなんかも食べられませんでしたが、最近はちょっとお高い日本食屋さんに行くと気軽に食べられるようになりました。
トンロー生鮮市場がバンコクの食に与えた影響ははかりしれないです。飲食店からの評判もよく、このままどんどん伸びていくのかなと思って、てばこさん的には現行週2での入荷が、週3~4回にならないかななんてとても期待していたのですが、2019年2月22日にエカマイとトンローの間にドンキホーテがオープンしてからは風向きが少し変わりましたね。
トンロー生鮮市場さんよりは種類が劣るものの、ドン・キホーテのマグロやサーモンなどのクオリティはなかなか高く、海鮮丼なども安く変えてしまうので一気にお客さんを取られてしまった感があります。
実際ピーク時よりも一般のお客さんは減っており、さらに駐在員さんなど高所得な方々が日本へどんどん帰国していっていますので、ちょっと最近は暇な日が多いみたいです。
Twitterなんかを見ても、〇〇はドンキ、〇〇は生鮮市場で購入なんてツイートもあって皆さん上手に使い分けてるみたいですし。
しかし個人的にはバンコクナンバーワンのお魚屋さんだと思っておりますので、これからも足繁く通うのであります。(もう少し入荷状況や価格をリアルタイムで発信したり、目玉商品をちゃんと毎日用意したりの工夫はするべきだと思うんですけどね、陳列は上手いですが自社のアドバンテージを最大限には発揮できていない感じはあります)

バンコクで一番鮮度が良い魚屋「日本生鮮卸売市場」まとめ





