もくじ
バンコクからタイ国境の街メーソートへ向かいます
今回はバンコクのモーチット北バスターミナルから長距離バスで、タイ国境の街メーソートまでの行き方です。所要時間は選ぶバスによって変わり、だいたい7時間~8時間です。
バスはお昼の便と夜行便がありますが、タイ・ミャンマー国境周辺は特に楽しめるところも無いので、バンコクを夜にでてメーソートに早朝着き、そのままミャンマーへ入国して明るいうちにミャンマーの大きめの街へ移動するというルートが一番おすすめですので、今回もそのルートの説明でございます。国境が空いている時間は朝5時半から夜20時半までと制限がありますしね。
注意事項としてはメーソートは国境の町ということで、不法入国者がいないか取り締まる国境警備隊が多く、我々日本人ももちろんチェックの対象です。
途中でバスが止められてパスポートの掲示などを求められますので、パスポートはすぐに取り出せるようにしておきましょうね。
モーチット・北バスターミナルへの行き方
バンコク北部へ向かう長距離バスの発着場であるモーチット・バスターミナルです。BTSのモーチット駅、またはMRTチャトチャック駅からバスか、タクシーで行きます。
こちらは北バスターミナル行きのバス停
この辺りにバス停はあります
BTSモーチット駅4番出口を降りて北側へ150m歩くか、MRTチャトチャック駅3番出口をでて北側へ100m歩くと、北バスターミナル駅行きのバス停があります。
2019年5月の時点で96、104、134、136、138、145、517、A1の8つの路線が走っています。以前は122もありましたが無くなっちゃいましたね。
一応、BTSモーチット駅真下にもバス停がありますが、こちらからは104番しか北バスターミナルには行きませんので気をつけてください。
詳しくは下のページからバス検索を書けるとわかりやすいです。バス停の名前は「TMB Headquarter」から「Mochit 2」で検索するとすぐにでてきますよ。
一応バスに乗り込んだら料金係さんにちゃんと北バスターミナルに行くかどうか聞いてみてくださいね。ここでのミスは命取りになりますので。
ただし、北バスターミナルはタイ語で「モーチットマイ」と言いますが、この「マイ」は発音を間違えるとただの疑問文になってしまうので、「モーチットバスターミナルOK?」とシンプルに聞いたほうが双方に良いかと思います。
ちなみにてばこ&てばおさんは22時20分発のバスだったのですが、夜はバスの本数が激減しており、なかなかこなかったので、タクシー(50バーツ)で北バスターミナルまで行きました。バスだと降りたところからバスターミナルまで歩きますが、タクシーだと目の前まで行くので楽ちん。
バンコク北バスターミナル
こちらは外のチケット売り場です。メーソート行きは25番
北バスターミナルの中です
こちらは目立つ場所にある英語が通じるインフォメーション
バス乗り場です
メーソート行きのバスのチケットは当日25番窓口でも購入することが出来ますが、当然売り切れもでてきます。かといって事前にチケットを購入しに北バスターミナルへ行くというのは面倒くさいので、事前にオンライン予約をおすすめします。てばこさん達ももちろんオンライン予約しました。
バス料金は2019年現在ではVIPバスが630バーツ(2270円)、ファーストクラスが405バーツ(1450円)、セカンドクラスが315バーツ(1130円)ですね。
北バスターミナルには一応大きめのコンビニやカフェ、十分なベンチとトイレもありますので多少の時間は潰せます。トイレはそこまで綺麗ではないですがいけるレベル。一応歯磨きとかはできますね。あ、紙はないので持参してくださいね。
モーチット北バスターミナルからメーソートのバスターミナルへ
大きい荷物は下。パスポートは車内へ忘れずに
ここでチケットを確認
ファーストクラス405バーツ(1450円)の席はこんな感じ
前の席の背もたれが倒れてこないのは良いです
足元はちょっと狭いです
むっ!これは?
クロワッサンと検尿カップ
バスは定刻で出発します。遅刻は容赦なく置いていきますのでご注意を。
今回はファーストクラスのバスですが、てばお&てばこさんはそんなに身体も大きくないので問題はありませんでしたが、身体の大きい人だとVIPバスのほうが良さげですね。足元がちょっと狭いです。
バスの椅子は最初から130度前後のリクライニングが可能なもので、前の席の背もたれは最初の位置から動きません。後ろの人に気を使って背もたれを倒せない手羽先2匹にとっては良いシステムでした。
あと最近のタイの長距離バスですが、以前ほど冷房ガンガンではなくなりましたね。きちんとクリーニングされたお布団もついてきます。
軽食はクロワッサンとカップ、それにコーヒーの素が渡されますが、お湯は無いという高度な仕様です。国によるIQかなにかのテストの可能性も捨てきれないので、日本人としては各自スマートに処理してください。(後から教えていただいたのですがバスの一番後ろにお湯があるそうです)
メーソートバスターミナルまでの道のり
まあ夜はタイの平凡な町並みを行きますよ
こちら朝方。道路は意外と綺麗
メーソートにはいりました
途中検問が3回ありました
メーソートのバスターミナル到着です
地元の人はそのままソンテウに散っていきます
バスターミナルはシンプル
一応トイレとご飯を食べるところもありますよ
ソンテウ。国境まで50Bと言われます
ターミナルから見えるタクシーは手を挙げると来てくれます
今回はトゥクトゥク(1人50バーツ)
北バスターミナルには朝6時半頃到着。メーソートに入ると途中で何度かバスが停まりますが、終着駅のここまで乗ってください。
バスターミナルに到着したらさっそく国境まで移動なのですが、以外にもタクシーやトゥクトゥクの呼び込みが来ません。その辺のおっちゃんに聞くと国境行きのソンテウはもう出てしまったとのことで、仕方がないので停まっているトゥクトゥクのおっちゃんへ聞くと運賃は一人50バーツとのこと。そこまでぼったくり価格でもなかったので、てばこさんそのままOK。トゥクトゥクで国境まで向かいます。
ちなみに後から知ったのですが、このバスターミナルから出るソンテウも一人50バーツ(180円)とのこと。ソンテウにしては高いです。
なので節約したいミャンマー人などはバスターミナルから外に出てソンテウを捕まえるそうです。そうすれば20バーツ(70円)位でいけます。
タイ・ミャンマー国境へ向かいます
トゥクトゥクで国境へ向かいます
バスターミナルから国境へは3キロ15分ほど。途中にはメーソート空港もありまして、道路はきれいに整備されています。
道が綺麗で真っすぐ行けば国境に到着するので、徒歩でいけないことはないですが、景色が単調で、荷物持っての移動ですと結構厳しいですねぇ。
次回「タイミャンマー国境の超え方」に続きます
バンコクからバスで国境の街メーソートへ まとめ
長距離バスはやっぱり3列シートが良いですね