もくじ
サムローン市場とインペリアルワールド
こちらのサムローン駅はBTSでひたすら南へ移動すると到着するのですが、実はバンコクではなくて、お隣サムットプラーカーン県の駅です。しかしお隣バンコク寄りのベーリング駅やバンナー駅よりも駅周辺は活気づいています。
なぜかというとサムローン駅のすぐ近くにはサムローン市場とインペリアルワールド（BigCも中にはいってます）という、ローカル臭満点な市場と、とてつもなく大きいモールがあるからなんですよね。
どちらもバンコク中心地のように観光地化されておらず、スーパーなどの品物の表記もタイ語がメインになり、英語はだいぶ少なくなります。お店も基本はタイ語が中心になりますね。
バンコクに来てトンローやエカマイに住んでみたら、なんとなく「タイ余裕で住めるじゃん！」なんて思っても、タイ語が話せなければサムローンあたりまで来ると超不便になります。
てばこさんはカタコトのタイ語なので、慣れるまでの最初に1週間は絶望しておりました。タイ語が話せない外国人が居心地良く住めるのはバンコクのほんの一部だけだったという現実です。
しかしこの地域、スーパーや市場に顔見知りのお店ができると急に住みやすくなる不思議。
また、コロナウィルス騒動の際にバンコクではアルコール販売の禁止令がでましたが、このサムローンはバンコクではないので適用外。知っている人はここへアルコールの買い出しに来ていたわけですよ。
サムローン市場はBTSの周辺に隣接
こちらの地図はサムローン駅周辺です。GoogleMapだとサムロン市場になってますが、地元の人に聞くと「サムローン」って伸ばして発音しますね。
サムローン市場は大通りを挟んで西と東に2つにエリアが分かれていますが、この2つをまとめてサムローン市場と言います。（厳密に言うと東側はイァムチャルーン市場と呼ばれますが、こちらは発音が難しくあんまり通じません）
BTSサムローン駅からインペリアルワールドまではスカイウォークという歩道橋でつながっています。しかし距離が意外と長くて500ｍくらいあるんですよね。
サムローン市場はその途中にありますので、とりあえずは先にサムローン市場を散策です。
BTSサムローン駅からサムローン市場へ
BTSサムローンの駅は広くてきれい
スカイウォークで駅からインペリアルワールドまでいけちゃいます
今日はのんびり市場散策なので、下に降りてみました
おおぅ・・・いきなり野犬が・・・。夜は怖そう
行き止まりみたいですが進めます
バンコク中心部の川よりはきれい
ちょっと活気づいてきますとそこはもうサムローン市場です
実はBTSサムローン駅の周辺はあんまり人気がありません。住宅やAirbnbの宿も良いところが少なくて、駅から500mくらい北へ移動したインペリアルワールド周辺がやはり盛り上がっていますね。
大通りを挟んで東側市場が雑貨や生花、乾物や仏具などを中心に販売しておりまして、西側市場が生鮮食品が中心です。
我々日本人が観光で行ってウキウキするのは主に西側の生鮮市場ですが、こちらは朝6時ころからお店が開きはじめて、8時にはすべてのお店が開きます。そしてお昼ころには閉めるお店がでてきまして再び夕方くらいになるともう一度開けるという感じです。
ただし、夕方は野菜や魚系の鮮度は保証できません。朝並べたものがそのまま夜に続行するお店が多いので鮮度が微妙なのです。
サムローン市場（東側）の雰囲気
市場を歩くと乾物のけっこうな匂いが立ち込めています・・・
かなり密度の高い市場です
お客さんは少なめ、だがそれがいい
サムローン市場の中にあるバイク置き場
ここ、道路じゃないんですけどバイクがガンガン来ます
みなさんマイペースでお仕事
サムローン市場の東側はあんまり用事はないと言えばそのとおりなのですが、お持ち帰りのご飯がものすごく安く購入できます。
ガパオが一袋20バーツなんてお店もあります。バンコク中心部より全然物価が安いんですよね。
てばこさんがこの周辺に住んでいた時は特に節約もしていないのに食費が月1万円とかに収まってしまっていたので、バンコクの暮らしになれた人がサムローンへ来ると一気に生活費が安くなります。
サムローン市場（西側）の雰囲気
こちらは西側の生鮮食品部門
店によって鮮度にバラツキがありますね
お肉の部位はタイ語オンリーなので事前に辞書でチェック！
サムローン市場の西側はお店によって値段もまちまち、品質もまちまちです。
しかし業務用が多いクローントゥイ市場や、小規模なプラカノン市場よりも、お値段少し安くて種類が多く、買いやすいサイズで人も優しいです。ただ、良いものを探すにはある程度品物を見る目がいります。
ちょうどよい広さで混雑もほどほど、押し売りやぼったくりもないのでとても散策しやすい市場でございますよ。
ちなみに狙い目はやはり朝8時とかですね。野菜などは良いものが格安で手にはいります。
サムローン最大のモール インペリアルワールド
さてこちらは、サムローン発展に大きく寄与している巨大モール「インペリアルワールド」です。
サムローンで外国人向けの不動産物件はこのインペリアルワールドへのアクセスを重視しているので、モールの裏側に高級コンドミニアムがたくさん建っています。まあコロナで思いっきり値崩れしたので今は高級ではなくなりましたが。
ちなみにインペリアルワールド周辺には特にめぼしいライバル店がありませんので平日祝日問わず一日中混んでますが、特に週末は恐ろしい混みっぷりです。
日本で言う田舎のイオン的な感覚でカップルのデートスポットにもなっております。
インペリアルワールド周辺
サムローン駅からのスカイウォークは長いです
こちらがインペリアルワールド正面入口です
ちなみにこちらはインペリアルワールド裏口、見えているのは全て立体駐車場（9階分）
インペリアルワールドはスカイウォークのおかげでサムローン駅からはとてもアクセスしやすいです。特に雨季の時期なんかは最高ですね。
ただし週末と平日夕方は激混みですのでそこは覚悟して下さいね。
また、週末に裏口から車で駐車場にはいりますと、時間によっては激混みで出庫までに15分以上かかりますのでご注意下さいね。
そもそも建物9階まで全部駐車場っていうのがタイでは珍しく。それだけ集客力があるということでございます。おそるべしインペリアルワールド。
インペリアルワールド館内を散策しますよ
こちらは建物正面入口にある軽食屋台。安いので人気
インペリアルワールドの中央ホールには定期的に変わるお店が
上の階に行くほど通路は広くなって歩きやすいです
今日は早い時間に行ったので空いております
こちらは1階の飲食店街。広すぎて奥が見えない
仏具がたくさんのコーナー
インペリアルワールドには金のお店がとても多いです
電気街もモール内にはいっています。
館内に車屋さんがあるというインペリアルワールドの懐の深さよ・・
こちらは服飾系のフロア
楽器屋さんもあります
インペリアルワールドはとにかく広いです。内容としてはいろんなお店が集まったモールなんですが、バンコク都心部のモールと少し違うのは、まず値札や商品名に英語表記がかなり少なくなります。タイ語メインですね。
そして店員さんが英語話せる率がガクンと下がります。
また、インペリアルワールドには庶民の味方であるスーパーのBig Cがはいっていますが、サムローン周辺は家族で住んでいる地元の方が多いので、お弁当のような一人向けの商品はものすごく少なくなります。基本は2～3人向けのパッケージですね。
ですので、独り身の方はちょっとここでの買い物はしづらく、近所の屋台やフードコートでの食事のほうが便利だったりします。
あとタイのお菓子屋さんなども多くありますが、バンコクに比べますと外国人受けするものはだいぶ減ってタイ独特のものが増えますし、屋台にもとんでもなく辛いものや癖のあるものがたくさんあります。
ちょっと郊外にあるせいか、服や雑貨のセンスもちょっと昭和臭がします。ええ、昭和です。なんかちょっと・・こう・・もっと・・ね。
インペリアルワールドのフードコートの注意点
こちらは持ち帰り専門の食べ物屋さん
1階のフードコート
席はたくさんありまして、ランチ時でも大丈夫
インペリアルワールドにはタイ語が拙い我々の強い味方、注文しやすいフードコートがはいっているのですが、上層の階はBigCのフードコート、地下のフードコートはインペリアルワールドのフードコートなのですがちょっと注意事項があります。
どちらのフードコートもカードにチャージして利用するタイプですが、地下のインペリアルワールドのフードコートのカードは一枚100バーツまでしかいれられないのと、まさかの期限が当日のみです。
チャージしても1日たつと使えなくなっちゃうんです。コレを知らずにてばこさん、とりあえず初めてフードコートを使った日に500バーツを全部カード（5枚）に変えて明日以降に使おうとして持ち帰って期限切れ。全部持っていかれました。
なので毎回食べ終わったら換金に行かなければいけないという面倒くさい仕様です。おかげでランチ時のキャッシャーは入金と換金ダブルで凄い並びます。意味不明の仕様。
まあそんなインペリアルワールドとサムローン市場ですが、日本人が少ないために店員さんがすぐに顔を覚えてくれます。市場なんかは仲良くなると同じ値段で多めに野菜をくれたり、お肉も脂が苦手といったらすぐに覚えてくれて赤身部分を中心にくれたりします。
外国人慣れしている人が少なく、なんか優しく扱ってもらえる古き良き昔のタイが感じられる場所でもあるのですよ。
インペリアルワールドとサムローン市場 まとめ
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