ミャンマー国境の街 ミャワディ
ミャワディはミャンマー側の国境の町で、タイ側とは友好橋(friendly bridge)でつながっています。ここからヤンゴンまではタイ・ミャンマー両国が先導し、東西経済回廊(アジアハイウェイ)という道路が開通してだいぶきれいになりました。
とはいっても2019年現在、普通に通れるだけで、まだアスファルトで完全に舗装されていない区間もありますので、酔い止めは持っていったほうが良いかと思います。どこの乗り合いタクシーを選んでも飛ばしますし揺れますので。
また、タイから国境を通過してミャワディに入りますと物乞いの方などが増え、急に経済格差を感じる街であります。タイから国境を渡ったミャワディに美味しいごはん屋さんらしきものは無いので、タイ側からでしたら国境を超える前に、ご飯やトイレは済ませておいたほうが良いですよ。
今回の記事の大まかな流れとしては・・・
- タイのTAKイミグレーションで出国審査をする
- 友好橋を徒歩で渡ってミャンマーへ入国
- ミャンマーのイミグレーションで入国審査をする
ですっ!
TAKイミグレーションで出国審査
こちらが国境を挟んでタイ側にあるTAKイミグレーションです
混んでいますが、日本人は9番窓口まですり抜けて進みます
外国人用窓口はこちら
9番ですね
窓口はあっさり通過できますのでそのまま進みます
まずタイ側、TAKイミグレーションでの出国審査ですが、イミグレーションに入ると結構な行列ができています。これはタイへ出稼ぎのミャンマー人が多いので仕方ないのですよ。実際タイ側メーソートの人口比率は、タイ人よりもミャンマー人のほうが多いです。
外国人用の9番窓口はだいぶ奥にあるので、ここは車に気をつけながら道路を通って奥までずんずん進んでください。パスポートと出入国カードの半券さえ見せればOKです。とっても簡単。
以前は1回の出国につき500バーツとかとられていましたが、2019年10月までは暫定的にこの要項が撤廃されていますので無料でございます。
タイ・ミャンマー友好橋を渡ります
タイミャンマー友好橋入口です
10分位で渡れます
途中、船での不法入国が絶えない川が見えます
ここは右車線(ミャンマー)と左車線(タイ)が変わる瞬間の道路
ミャンマーのイミグレーションが見えてきましたよ
友好橋は全長420mですので、基本的には、雨季以外でしたら徒歩で渡ったほうが国境超えの実感があって良いかと思います。もちろん荷物が多い人はバイタクのお兄ちゃんが声をかけてくるので20バーツとかならOKしても良いと思います。
途中でボーダーらしいボータはないのですが、ミャンマー側の道路(右車線)とタイ側の道路(左車線)が交わるところは見ていて面白いです。
あと物乞いの人たちが友好橋上にいますが、余ったバーツとかがあればあげてもよいかと。橋の上の人にいる人たちは特例で、プロ乞食との噂もありますがね。タイのBTSアソーク駅からナナ駅辺りまでにいる、怖い人がバックに居るプロ乞食のように。
ミャワディのイミグレーションで入国審査
建物が少し簡素になります
まず左側で入国カードに名前を書きます
この茶色の看板が目印
入国用紙に記入したらお隣のこのマークの窓口へ進みます
空港の入国審査とは大違いのキャッキャ感
友好橋を渡るとミャンマーの入国審査ですが、セキュリティスタッフからはなにも声をかけてこず、どこに行くかの案内もないので、スタッフにこちらからボールペンでなにか書く素振りをすれば紙を教えてくれます。
ここでは、名前などのほかにミャンマーの宿泊先などの名前も記載します。あと別でノートに名前も記入するのでそちらもお忘れなく。アジアあるあるで、向こうが忘れてノートをだしてこなかったらそれはそれで良いですけれどもね。
そして記入した紙をお隣のイミグレーションに持っていきます。
イミグレーションは終始にこやか。普通にパスポートを見せて写真をとって、なんの問題もなくあっさりクリアできました。
そしてなぜかこの8畳ほどの狭いイミグレーション内で、さっそく見知らぬおっちゃんが次の街へ行くバスなどの勧誘をしてくるのですが、結果としてこのおっちゃんがとっても英語が流暢で面倒見の良い人。
結局このおっちゃんの会社の車で次の街まで移動しましたが、とてもスムーズに行きました。
おっちゃんに関しては次の記事へ続きますよ