もくじ
ゴールデンロックからヤンゴンへはバス一択
手羽先の2匹は、宿泊したキンプンのホテルでバスを取ってもらいヤンゴンに向かうことにしました。一人8000チャット(640円)ですね。
キンプンの場合、ほとんどのバスの出発場所はKFCの前ですね。さらにそこから歩いて30秒ほどのところにバスがたくさん止まっている広場があるので、そちらの場合もあるかと思いますが、これは予約時に教えてもらえます。
バスや乗り合いタクシーでの移動に関しては、ミャンマーに来る前はかなり心配していたのですが、ホテルでバス予約を取るという行為はミャンマーでは当たり前の事でして、受け付けていないところはまずないのでご安心を。
さらにバスのネットワークもかなり発展しており、時間の融通さえ効くのならばかなりローカルなところまで行くことが出来ます。
キンプンからのバス出発時間
キンプンからヤンゴン方面のバスの便は、午前中が7時、9時、10時半、12時発の4本、午後は15時半、18時、19時半発の3便がありました。一応ホテルの説明では3~4時間ほどでヤンゴンに行けるという説明でしたが、ミャンマーの交通事情を考えると最初からそれは無理だと踏んでました。
基本的にミャンマーのバスが時刻通りに行くのは、ヤンゴンのアウンミンガラーバスターミナル発の便か、マンダレーのバスターミナル発の長距離バスのみです。その他のバスは時間の目安はまったく当てになりません。
また、バスの質も上記のバスターミナル発着のバスはある程度のクオリティがありますが、例えばパァンとチャイットーを結ぶマイナーな路線は乗り心地微妙なバスのことが多いです。もちろん今回も微妙です。
ですので、日本人に人気のJJエクスプレスバスなどはマイナー路線はあまり手を出さず、ドル箱路線に資源を集中しているので自然と評判が良くなるのですよ。JJエクスプレスもさすがにマイナー路線に手を出したら小さなバスでガタゴトやるしかないので評判は落ちると思います。
あとバスの車体に関しては、JJエクスプレスよりも、Elite(エリート)やfamous(フェイマス)のほうが新しくて静かだったりしますよ。
キンプンからバスに乗り込みます
Winエクスプレスというバス会社のようです
ホテルで貰ったチケットを乗る時に見せるだけ
席の間隔はちょっと狭いです
宗教色強し
それではチャイットーを後にします
途中有料道路を使います
道は比較的綺麗
キンプンからヤンゴンまでの道のりですが、道路自体は結構きれいなのですが、車が多いのと、途中で乗り込んでくる人が多くて常に停車と出発の繰り返しです。15回以上は停車がありました。
リクライニングも後ろの人に迷惑がかかる椅子の間隔なのでできないですし、クラクションも鳴らしっぱなしで運転しているので寝れるはずもなく。あ、耳栓はあったほうが良いですよ。
途中休憩は絶対あります
ミャンマーのバス移動は、超ローカルな休憩所での強制休憩があります
たいていの休憩所はあんまり食べれそうなものが無いんですよね・・
ミャンマーのバス会社は必ず途中休憩で乗客を強制的に降ろします。最初はバスの中の荷物の盗難を防ぐためなのかなと思ったのですが、バス会社が休憩所でお客を降ろすという契約があるみたいですね。なのでどれだけ寝ていようが叩き起こされます。
しかし、休憩所での食事の注文方法やシステムなんかは大抵の観光客はわからないので、たいしてお金なんか落とすはずもなく、バス会社が率先して休憩所のお店に英語のメニューを提案したりしないと、いつまでたっても顧客満足度は上がらないままなのですよね。うまくやれば結構な売上をだすことができると思うのですよ。
バスはヤンゴンへ行く途中で、古都バゴーを経由します
シュエモードー・パゴダ
夕方近くに、ヤンゴンに行く途中の古都バゴー(元ペグー)という街を通ることになりますが、ここが時間によっては多少の渋滞があって手こずります。
さらにヤンゴンが近くなるに連れて渋滞がどんどんひどくなり、今回の移動は結局6時間近くかかることになりました。キンプンを出たのが12時のバスだったので、これより1、2本早いバスだったら渋滞も少なかったと思います。
一応この古都バゴーには、観光名所であるシュエモードー・パゴダがあるので、もし見たい人がいらっしゃいましたら、キンプンからバゴー行きのバスもホテルで手配することはできます。
ただ、個人的に金ピカのパゴダに関しては、ヤンゴンのシュエダゴン・パゴダが2位に大差をつけて圧勝なので、ヤンゴンに行くなら無理して見ることは無いかなと思います。
ヤンゴンのアウンミンガラーバスステーション「Aung Mingalar Highway Bus Station」に到着
キンプン方面からくるほとんどの長距離バスは、このアウンミンガラーバスターミナルへ到着します。位置的にはヤンゴンのダウンタウンから北へおよそ20kmの地点にあります。
ここからはタクシー、Grabタクシー、36番バスを利用してダウンタウンまで行くことが出来ます。
一応地図には36番バス乗り場近くへのルートを載せておきましたが、混雑時に36番バスを使うのはおすすめしません。シンプルに死にます。
バスの運転が荒い上に、道が混んでいると2時間かかります。また、ヤンゴンのバスは常にほぼ満車ですので、荷物を持ったまま乗り込むのは莫大な体力と精神力が必要かと思います。それなら700円程度でダウンタウンまで行けるGrabタクシーのほうがはるかに良いかと思います。
バスターミナルに到着しました
バスターミナルはカオスです
夕方のバスはこんな感じの混み具合。入口ステップまで人がきゅんきゅん
なので大手バス会社のベンチまで避難しましょう
悪評高いアウンミンガラーバスターミナルですが、夕方は特に荒れています。バスを降りた瞬間にバイタクやタクシーの運ちゃんに囲まれます。ここはインドかモロッコか。
追い回されるのは女の子一人だと結構辛いと思いますので、とりあえずバスを降りたら大手のJJエクスプレスやEliteなどのバス会社に入って、そこのベンチを使わせてもらいつつ体制を立て直してください。ベンチに座っていればとりあえず追い回されません。
そしてできればGrabタクシーを呼んでください。バス会社の前まで迎えに来てくれますので楽ちんですよ。できればみなさんが夕方に到着しないことを祈ります。
あとたまにですが、Eliteなどの大手バス会社はアウンミンガラーバスターミナル降車ではなくて、その近所にある独自のターミナルでの降車になることもあります。そちらですと一応追い回されなくてすみますが、乗り合いタクシーで街に向かうことになりますよ。その場合はGrabで事前にタクシー相場を確認してから交渉するのが良いですよ。
ゴールデンロックからヤンゴンへバス移動 まとめ
ゴールデンロックから40ドル払ってタクシーでヤンゴンに帰ってきたツワモノいましたけど結局渋滞にハマってバスと1時間位しか変わらず。