もくじ
ドンムアン空港の飛行機は深夜便が多い
一時期はスワンナプーム国際空港に押されて施設の半分以上が使われていなかったドンムアン空港ですが、エアアジアがメイン空港として使い始めた途端に復活して、今ではLCCの主要空港として世界的にも有名な空港になってしまいました。
日本からアジア各地に移動するときもここをハブ空港として利用することが多く、ドンムアン空港は24時間フル稼働を続けています。
実際ドンムアン空港は、LCCであるエアアジア、ノックスクート、スクート、タイ・エアアジアX、タイライオンエアが就航していまして、深夜24時台でも1時間に15本以上の飛行機が飛び立ち、朝4時台でも10本以上発と、とんでもない稼働率を誇っています。
しかしですね、こんなにもLCCが飛び立つのになぜかバンコクからドンムアンへの深夜のアクセス手段が少ないんです。基本的に階級社会のタイ。お金を出さない人には冷たいんです。深夜の安いLCCに乗るようなお客には使いやすいアクセスなんて用意してくれないんです。
深夜のドンムアンへはアヌサワリー(戦勝記念塔)からバスに乗ります
こちらはアヌサワリー(戦勝記念塔)と呼ばれるモニュメントで、BTS駅のvictory monumentからすぐのところにあります。
この戦勝記念塔ですが、実は塔の周辺がバスターミナルになっていまして、ここからバンコクの北側方面行きのバスがじゃんじゃん出ています。
そして今回はこのアヌサワリーから深夜バスに乗ってドンムアン空港へ行こうというお話でございます。
深夜のアヌサワリーまではタクシーで
こちらは深夜4時頃のアヌサワリーの様子
月が綺麗ですな
アヌサワリーの道路は舗装されていて、明るくて治安も悪くありません
さて、残念ながら深夜のアヌサワリーまでは自力で行かなければいけません。もちろんMRT(地下鉄)やBTS(高架鉄道)はその時間は終了しているかと思いますので、タクシーで来ることになります。
殆どの観光客の方がアソークや、プロンポン、トンローあたりのスクンビット通り沿いに泊まられるかと思いますが、スクンビット沿いでしたら深夜でもタクシーは捕まります。
BTSアソーク駅からアヌサワリーですと、タクシーでだいたい80バーツ(300円)、Grabタクシーですとちょっと高くて400円程度です。
アヌサワリーの北西のバスターミナルがドンムアン行きの停留所なので、ここを目指しましょう。
ドンムアンへ空港への深夜バスは29番、59番、510番
こちらが深夜バスがでている停留所
本数はかなり少ないです
こちらの看板がある乗り場を確認します
DonMueangの表示がありますね。29と59が深夜バスです
アヌサワリーの北西の停留所に到着しましたら、かならずバスの看板を確認してください。実はこの北西のバス停留所ですが、2レーンに分かれて停留所が2つありまして、内側(戦勝記念塔)寄りのバス停にはドンムアン行きのバスは停まりません。
なので外側(戦勝記念塔から離れている側)のレーンで看板をチェックして、29番と59番の数字を確認してください。
この2つのバスは高速道路を使わずに一般道でドンムアンへ行きますが、24時間運行していて料金も8バーツ~10バーツ(35円くらい)でドンムアン空港の近くのバス停まで連れて行ってくれます。深夜は一般道でも早いです。ドンムアンまで30分程度でしょうかね。
もちろんお昼も運行しておりますが、お昼は高速道路を使わないととても時間がかかるので、おとなしく空港バス(番号はA1,A2で、料金は100円ちょっと)を使った方が良いかと思います。
ちなみにここからの空港への高速直通バス(A2)は明るい時間しか運行しませんのでご注意を。
深夜バスでドンムアン空港へ向かいます
こちらは510番バス。夜はガラガラです
ドンムアン空港近くのバス停をおりたところ。歩道橋を渡る必要があります
あとはドンムアンまでちょっと歩いて・・・
無事に空港に到着でございます
ドンムアン空港近くのバス停ですが、国際線、国内線ともにこのバス停で降りるのが便利です。ここより一つ前のバス停は国内線ターミナルへは距離的に近いですが、道路がとぎれとぎれなのでトランクがあるとちょっと大変です。
ドンムアン空港は深夜でも人が多く、お店もラウンジなども24時間空いているので使いやすいです。早めについても快適に時間が潰せるようにプライオリティ・パスなどでラウンジに入れる準備をしておくと良いですよ。
【深夜便】ドンムアン空港にバスで安く行く方法
https://tebasaki-of-the-world.com/bangkok-simcard/