もくじ
ナコンパトムの新道ラーメン
こちらはバンコクから車で約1時間のナコンパトム県サラヤにある新道ラーメンです。
すぐ近くにはタイの国立大学最高峰のマヒドン大学があり、この大学は2020年にはチュラロンコン大学を抑えてタイ大学ランキングで一位になっております。
新道ラーメンの立地は正直あまりよろしくなく、バンコクからは40km離れておりタクシーで行くのも大変、お店から徒歩10分ほどのところにサラヤ駅がありますが本数は少なく電車で行くのも大変です。
2017年のオープンですが、もともとは近所のゴルフ帰りの駐在さんたちの間で少しずつ広まったお店でございます。
店主さんは日本語が通じるタイ人の方で、日本のお店で修行経験があり勉強熱心な方で既存のラーメンにとらわれない新しいラーメンを次々と生み出されている精力的なお方でございます。
営業時間:月・土曜日定休 日曜日11時半~15時 平時17時~20時
電話番号:+66642852847
住所:65/29 Salaya, Phutthamonthon District, Nakhon Pathom 73170
クレジットカード:不可
新道ラーメンへ訪れる時間に注意!
こちらは朝10時半のご様子、ウェイティングリストに記帳します
10時半ちょっと前に着いてすでに約40人分
新道ラーメンは基本的に電話予約を受け付けておりません。当日開店前にお店に直接行ってウェイティングリストに名前を書いて席があくまで待つスタイルです。
営業時間は非常に短く平日は17時~20時、日曜日は11時半~15時です。月・土曜日はお休みなので駐在さんでしたら日曜日を狙っていくことになるかと思います。
ここのラーメン人気に火がついてから大分立ちますが、未だに人気は衰えずお客さんは増える一方です。
しかし一日40組限定という縛りがありまして、訪れる時間によってはその日は食べられないということが起こっております。
2020年12月時点では日曜日の場合、朝10時くらいからお店の前でウェイティングリストの受け付けが始まります。
目安として10時半に到着した場合で前に10組近くいらっしゃいまして、実際にお店に入店できたのが12時半です。
もし11時ウェイティングリストに名前を書いた場合ですと実際に食べられるのは13時半くらいになり、ウェイティングリストに書くのが11時半ではおそらくその日は食べられない可能性が大です。
そして平日の場合は日曜日ほど激戦ではありませんが、現状17時過ぎにお店に行った場合で入店が19時半くらいになりますので、18時にお店到着ですとその日は食べられなさそうですね。本当にすごい人気です。
車かタクシーで行くのがベスト
こちらはサラヤ駅から新道ラーメンまでの道のり
バンコクから新道ラーメンへは車かタクシーがベストです。
しかしどうしても車の手配が難しい場合はまず電車での行き方です。
バンコクからですとファランポーン駅から乗って新道ラーメンまで徒歩10分のサラヤ駅へ行くのですが、日曜日ですと9時20分発10時15分にサラヤ駅着となっておりますが非常にリスクが高く、もし電車が遅れた場合は間に合わない可能性がありますのでおすすめしません。
平日でしたら、ファランポーン駅からサラヤ駅停まりには2時間に1本くらいの割合ででていますので、15時着あたりを狙えばとりあえずは間に合うかと思います。
バスで新道ラーメンに行く場合
こちらは戦勝記念塔バス乗り場から515番のバスでの行き方
バスの場合ですと戦勝記念塔(ビクトリーモニュメント)のバス乗り場から515番セントラルサラヤー(CentralPlaza Salaya)行きのバスに乗ります。チケットを購入する時に「サラヤー」と言えば大丈夫です。
本数は15分に1本はくる路線で、乗車時間は1時間半ほどでエアコンバスですが、バンコクを抜けるまでに時間がかかる道を通るので余裕を持って出ましょう。
ちなみに新道ラーメンで予約をしたあとは、このバスの終点CentralPlaza Salayaで時間をつぶすのが過ごしやすいのでおすすめでございます。
入店前のお店の様子
日陰部分は少ないので日傘を持っていくのもあり
待つ人はここで2時間とか・・・
新道ラーメンで予約をしたらあとは各々近所のカフェやモールに行ったりして時間をつぶすのがおすすめです。
お店の前は日陰があり椅子も用意してくれていますが、扇風機はなくてお昼時はガチで暑いですので日傘を持っていくのはおすすめです。
席があくと店員さんが名前を呼んでくれますので、お店の入口で注文してから入店します。
もし呼ばれた時にお店の前にいなくとも、とりあえずその事を店員さんに伝えれば次の順番で入れてもらえますのでご安心を。
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新道ラーメンのメニュー
基本メニューはこちらの5種類
チャーシューが選べます
こちらはサイドメニューで、味玉欲しい人は追加で注文
こちらは日曜日の限定メニュー、よく新しいメニューに入れ替わります
こちらはスープの濃さを指定します
メニューは店内にはありませんので入店前に全て注文します。店内で追加注文も出来ますが、メニューはもらえませんので注意です。
基本的には塩、醤油、シグネチャーの新道ラーメン、つけ麺、担々麺の5種類で、そこに載せるチャーシューを選んで注文です。ネギとチャーシューとメンマは標準でついてきますが、玉子などはサイドメニューからのせる感じです。
チャーシューはどれも良い仕上がりなのですが、特に低温調理チャーシューのクオリティは素晴らしく、タイのラーメン屋さんでは一番と言っても良いかと思います。
ロール焼豚、角煮もとても美味しいですが、角煮は結構脂が多く、スープに脂が移りますので、それを避けたい方は低温調理チャーシューかロール焼豚がおすすめです。
あと注意しなければいけないのが、100%や50%と書いたメニューです。こちらはスープの濃さを指定するもので、最初麺の硬さかと思ってたんで危なかったです。
日本人ならどれも100%で問題ないかと思いますが、醤油ラーメンはちょっと濃いめなので75%がおすすめかも。
新道ラーメン店内の様子
もうずっと満席ですよ
スタッフさんはタイらしくとっても大人数
このサイズの席に4人がけはざら
店内は開店と同時に満席で、最後までずっと混んだままです。客層は半数が日本人で半数がタイ人。
スタッフが多いので困ることはありませんが、すでに注文はしているので基本的には料理を運ぶのとテーブルを綺麗にしてくれるのが中心ですね。
ラーメンを作るところを見ていると基本的にはお一人で作っていてそこに具をのせたりするアシスタントさんがついているという感じですが、このオーダー数を一人でさばくのはどうしても時間がかかってしまいますね。味を守るためには仕方のないところです。
気長に待ちましょう。ちなみに店内は禁煙でございます。
新道ラーメンの味は?
新道ラーメンのロール豚チャーシュー169B+煮玉子25バーツ
醤油ラーメンと角煮169バーツ
塩ラーメン169バーツ+煮玉子25バーツ
小麦香る細麺
この低温調理チャーシューの出来は素晴らしい
さて、肝心の新道ラーメンのお味ですが、行列ができるのは当たり前のハイクオリティの味です。美味しいです。てば旅ラーメンランキングでも上位をとっております。
まずシグネチャーの新道ラーメンですが、これはほんのりオイスターソース?の様な甘みがありまして醤油ラーメンと塩ラーメンの間の子の様なお味。
日本でもあまり食べたことがない味ですが、不思議と日本の味です。家の近所にあったら週3で通うレベル。
次に醤油ラーメンですが、こちらは角煮をチョイスしたせいか少し脂っぽくなってしまい、それと濃さを100%ではなく75%にしたほうがおそらくよろしいかなと。しかしレベルの高さは疑いようがなく美味しいです。
そして塩ラーメンですが、今回一番美味しいのがこれですね。プロンポンの麺庄の塩ラーメンのように貝のお出汁がガツンとくるわけではないですが、おとなしくもはっきりした輪郭で感動します。チャーシューと麺との相性もとても良いですね。
これを日本人ではなくタイ人オーナーが作っているということに本当に衝撃です。これは遠出をしてでも行ってみる価値のあるお店だと思いました。
料理 コスパ おすすめ度