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ドンムアン空港からはやっぱり空港バス
最近のドンムアン空港は本当に混雑しております。お昼時なんかの到着だと入国に1時間かかったりしますね。タイは昔からなんですが、空港の混雑の解消にはそこまで力を入れませんので、しばらくはこの状態が続くかと思います。
しかしドンムアン空港は、到着ゲートを出たらセブンイレブンはあるし、SIMカードも簡単に手に入るし、ATMも大量で両替も簡単だし、バス乗り場にも簡単にアクセスできるので使いやすい空港ではあります。

ドンムアン空港からの交通手段

タクシーは早朝&深夜の利用でしたら道が空いててありですが、高速道路を走る場合はドライバーによってはめちゃめちゃかっ飛ばすので命を危険に晒すことになります。
タイは「交通事故での死亡率で世界ワースト1位」という不名誉な称号を持っていますし、ソンクラン(水かけ祭り)の一週間だけで毎年400人近くが交通事故で亡くなります。もちろん過去には日本人の方も交通事故で亡くなっております。
ちなみに2015年にWHOが発表したタイの10万人あたりの交通事故死亡率は36.2人で、日本は4.7人です。ものすごい差ですよね。車やバイクとぶつかって軽い怪我をしたなんてのはこれの100倍くらいはいくんじゃないかと勝手に思ってます。ですので、てば旅ではタクシーをあまり勧めておりません。
あとファランポーン駅やチャイナタウン方面に行く方は電車という手段がありますが、電車のホームは空港から遠く、電車の本数も少なく、かつ激ノロという非常に使い勝手が悪いのでこれもお勧めしません。21バーツという低料金だけが魅力です。
最安を求めるなら空港外からの29番バスと59番バスなんて手もありますが、これらは高速道路に乗ってくれないので、時間によってはとんでもなくかかるのでおすすめしません。
というわけで空港バスの乗り方です
到着ゲートをでるとこの場所に出ます
空港内には便利なセブンイレブンがあります
バス乗り場は空港の案内板に書いてある6番出口を目指します。バスの本数は頻繁にでていますので、まずはのんびり両替やSIMカードをゲットしてからでも大丈夫です。
もしATMでキャッシングして、大きなお札しかゲットできなかった人は、ここのセブンイレブンでなにか購入して細かいお金に両替しておくと良いです。ここのセブンイレブンは1000バーツ札の扱いに非常に慣れていますので、嫌な顔せずにお釣りをだしてくれます。

6番出口からA1、A2バスに乗りましょう
6番出口から出ましょう。バリアフリーであっさり行けます
するとこんな看板が見えます
看板に空港からBTS(モノレール)や地下鉄への説明が書いてあります
バスが来たら乗り込みます。お金は係の人が回収しに来ます
空港6番出口を出るとすぐ右手にバス乗り場が見えます。ここにA1とA2バスが停まります。その他のバスもすぐ同じ並びに停まります。
A1バスはBTSモーチット駅またはMRTチャトチャック駅行きです。こちらは混雑時は5分に1本、暇な時間帯でも10分に1本は来ます。ちなみにモーチット駅と地下鉄チャトチャック駅は隣接しております。
A2バスはBTSビクトリーモニュメント行きで、こちらは1時間に2本と数は少ないです。ビクトリーモニュメントはローカルバスの要所で、ここからイミグレーションや水上マーケットなどの郊外行きのバスがでていたり、近くに大型免税店のキングパワーがあったりします。
上記2つのバスはともに30バーツで、バスに乗ったら係の人が集めに来ます。大きなお札は使えませんので、事前にセブンイレブンなどで細かくしておきましょう。運行時間は朝7時~24時までです。
A3バスはシーロム経由のルンピニー公園行きです。でっかいトカゲがいる公園ですね。ただし道が混んでいて時間がかかるので、シーロムとかに行くのでしたらA1バスとBTSの組み合わせで行ったほうが良いかと思います。お値段は50バーツで、朝7時~23時までです。
A4バスはカオサン経由のサナームルアン行きですね。サナームルアンは王族専用の葬儀場があるところです。途中の道は時間帯によっては激混むので、カオサンに用事がある方以外は使わなくてよいバスです。お値段50バーツで、朝7時~23時までです。

A1空港バスでBTSモーチット(MRTチャトチャック)まで行きます
お昼の時間はよく満車になります
モーチット(チャトチャック)駅到着です
バスの進行方向をみると高架上にBTSモーチット駅が見えますね
BTSモーチット駅へ歩いていく途中にMRTチャトチャック駅③番入口があります。スネークファームやタニヤ、ファランポーン駅方面に行きたい人はこちらです
MRTチャトチャック駅のエスカレーターを降りるとこんな感じ
こちらがBTSモーチット駅です、サイアム、アソーク、プロンポン、エカマイ方面に行きたい方はこちらですね
モーチット駅の中にはレートの良い両替所があります
17時頃到着だとチケット売り場でかなり並びます
モーチットは混むんですよね。しかし席は座れますのでご安心を
市内ならば基本はA1バスでドンムアン空港からBTSモーチット(MRTチャトチャック)駅まで向かいます。どうせBTSに乗るのならばA2バスでも良いのですが、A1バスよりも空港から駅までが遠く、渋滞にハマる可能性が高いのでA1をお勧めしてます。
道が空いていれば20分もかからずに空港から駅まで行けますが、混んでいると倍の40分以上かかることもあります。
BTSモーチット駅の隣にあるのはMRT(地下鉄)のチャトチャック駅です。行きたい方面によって使い分けてください。両駅とも平日は通勤時間を外せばそんなに混まないのですが、土日ですとチャトチャックマーケットが近くでやってますので結構混雑しています。
どちらの駅にも軽食や両替所がありますし、チケット売り場の人は英語が通じますので安心の駅ではあります。郊外のBTSは英語が通じにくかったりしますので。
駅についてさえしまえばあとは各自、お目当ての駅を目指すだけですね。
以上、空港バスで市内への行き方でした!
夕方のラッシュアワーを避けたい場合の裏技ルート
空港から駅までは6km程度
2020年オープンの新しい駅です
周辺は特に商業施設はありません
歩道もまだ整備中
まだ発展していないので周辺道路は空いています
これまでにご紹介したバスでバンコク市内へのルートですが、実はモーチット駅周辺がビジネスアワーは地獄の渋滞ゾーンとなっておりまして、90分間バスに缶詰状態なんてこともあります。
そこで夕方付近にバンコクに到着した人におすすめのルートが、ドンムアン空港からタクシーで、こちらのBTSワットプラシーマハタート駅(Wat Phra Sri Mahathat, N17)に行って、BTSで市内まで移動するルートです。
この駅は2020年12月に開通したばかりの駅で、ドンムアン空港から10分程度で行くことができ、BTSスクンビット線なので、サイアム駅、アソーク駅、プロンポン駅などへ乗換なしの44バーツ(2021年時点)で行くことができます。
渋滞時でも空港を出てから1時間程度で市内へ到着できる穴場のルートでございます。
ドンムアン空港からバスで市内へ行く方法






