もくじ
クラーク空港との位置関係を確認
アンヘレスはクラーク国際空港の南に広がる東西20mに広がる地域なのですが、実際に観光客が「アンヘレス」といいますと、空港から南東にある東西3km程度の上記のごく一部のエリアのことを指します。
このエリアには巨大なSMモールがあり、ウォーキングストリートと呼ばれる夜の繁華街が広がってまして、フィリピン人のお姉さんたちと遊べるおっさんの楽園となっております。
悪名高いアンヘレスのDAUバスターミナルはこちら
アンヘレスのDAUバスターミナルは、クラーク国際空港からバギオへ向かう途中で利用する大きなバスターミナルです。
フィリピン全土からアンヘレスへ向かう長距離バスは全てここへ集まり、全てがここから色々な方面へ出発していきます。
DAUバスターミナルへはどうやって行くの?
クラーク国際空港→DAUバスターミナル
空港から直接DAUへ行くジプニーが空港を出てすぐの所にありますし、空港から直接タクシーで行くことも出来ます。SIMカードなどはコレより前の売店で手に入れておきましょう。
アンヘレスの街→DAUバスターミナル
タクシー、GRABタクシー、トライシクル、ジプニー、徒歩などの手段があります。
街中から複数人でしたら楽なのはタクシーとGRABで、100ペソ(200円)程度でいけます。トライシクルもだいたい100ペソ(200円)で連れてってくれます。
ジプニーはメインゲートから出発する便を利用するか、街中を走っているジプニーで、車体に「DAU」と記載されているものに乗れば連れてってもらえます。運賃は20ペソ(40円)です。
荷物が多くなければ、アンヘレスの街中から徒歩で20分ほどで行くことも出来ます。バッグにコロコロついていても道はちょっとガタガタしているのですんなりはいきませんが。
DAUのジョリビー
また、DAUのすぐお隣にはマクドナルドや、フィリピン名物のジョリビーがありますので、大きな荷物があって早くDAUに到着してもゆっくりできます。ジョリビーのハンバーガーは本当に不味いのでぜひ挑戦してみてください。
DAUバスターミナルからバギオへの行き方
ターミナル周辺は、深夜は微妙に治安は悪くなります。しかしバスターミナルに人気がなくなることはないので、注意すればギリ大丈夫なレベルです。
ターミナル内の売店の多くは閉まっておりますが、隣接しているジョリビーとマックは24時間営業です。
DAUバスターミナルからバギオへのアクセス(繁忙期編)
DAUバスターミナルまでは簡単に来れますが、問題はここからバギオですね。
まず基本的にDAUを始発としたバギオへのバスはありません。マニラや他の地域からのDAU経由便バスに飛び乗ってバギオへ行くことになります。
そしてバスの予約はできません。席も早いもの勝ちです。
つまりですね、DAUにバギオ行きのバスが来ても、もし満車の場合は先に乗っていたお客さんがDAUで降りてくれないと乗ることができないんです。
閑散期はそもそもマニラからのバスも結構空いているので問題ないのですが、問題は2月などのバギオの繁忙期です。
この時期は空いた席をめぐって血が流れます。とりあえず今回は繁忙期に的を絞って書きたいと思います。
どうすれば血を流さずにバスに乗れるの?
繁忙期に争いを避けてバスにのるためにはどうすればよいかと言うと、3つ方法はあります。
まず第一にDAUからバギオへの深夜便を狙うということです。毎日AM1時くらいまでは1時間毎にバギオ方面へのバスはでています。その後も3時とか朝5時とか2時間に1本はバスがきます。
ですので、まず繁忙期にDAUからバギオに行く場合はこの時間を狙ってください。先ほども書きましたが、アンヘレスやDAUは深夜も人が多いので治安も普通に気をつけていればギリ大丈夫かと思います。
そして次の方法ですが、一度アンヘレスからマニラに行ってしまう方法です。私はこんなことしませんが、実際に長くアンヘレスに住んでいる方でやっている人はいます。
DAUからマニラは2時間もかからず150ペソ程度で行けますし、マニラ→バギオは選べるバスの種類が多くて予約もできます。
まあそもそもこの方法を使うなら最初からクラーク空港経由でフィリピンには来ない人が大半だと思うのですが、アンヘレスで夜遊びしてからバギオに行きたい人などもいますので・・。
3つ目の方法 バスの席は力で奪い取る
最後の方法ですが、大人しくDAUでバスを待ち、早いもの勝ちで席を奪い取る方法です。ただしコツがあります。
まず、写真のバスターミナルのインフォメーションで、おっちゃんにバギオ行きのバスの時間を確認します。そしてこのインフォメーション前にはバスが6台くらい停まれるようになっていますので確認(下写真の青丸)
DAUバスターミナルの航空地図です(拡大できます)
A地点からの風景です
何も知らない観光客は、バスが到着するであろう辺りのベンチに座ってのんびり談笑しています。
しかし我々ハンターはこんなところに座っていてはいけません。そうですね、バスの出発予定時刻の10分前には必ず写真のA地点で待機してください。ここでバスのフロントにbaguioと書いたバスが入ってくるのを待ち構えるのです。
そしてバスが入ってきたらバスに合わせて後ろに下がり、停まりそうな場所に先回りします。
ちなみに、このAポイントに何人か我々と同じ匂いのするハンターがいます。問題はこの同業ハンター達が多いときです。
通常の時期ですと相手はやる気のない一般人なので、ここで待機して待っていれば簡単にポールポジション(以下PP)を奪取できるのですが、同業者が多い時はみんな一気にPPを獲ろうとに殺到します。
攻める角度はバスの後ろから
この際に催涙弾などがあれば同業者を一網打尽にできるのですが、もし持っていなかった場合はこの同業者の群れに巻き込まれてはいけません。
戦いかたとしては、ハンターの群れはAポイントからバス停車場所に殺到した後、ゆっくり停車するバスのスピードに合わせながらドア前に一気にかたまりますので、そうしましたら写真の矢印のようにバスの後ろからバス入り口へ向かうBの角度で群れの中に突っ込んでいっていっていってください。できるだけバスに寄りながらの角度で。
決して群れの真ん中に入ったりAのような角度で突っ込んではいけません。Aの角度からはベンチで座っていた情弱観光客も次々と入ってくるので列が広がり膠着します。
Bの角度から攻めればよほど遠慮しがちな人でなければPPは無理としても10番手以内にはつけることができます。
ちなみにベンチで談笑していた情弱観光客たちはこの席の争奪戦を目の当たりして慌てて「バス停で先に待っていたのは我々だ!」と主張します。
しかし時すでにおすし。ベンチに座ってのんびりバスを待つという行為はレースの参加者ではなくただの傍観者。そうです、彼らは敗者なのです。
広さ★★★ 清潔度★★ 混雑度★★★★ 接客★★ トイレ★★ 生存率★★ Wi-Fiなし