バーンカチャオ完全ガイド|行き方・おすすめカフェ・水上マーケット
バンコクの都会の喧騒を離れ、チャオプラヤー川の対岸に広がる広大な緑地「バーンカチャオ」。通称「バンコクの緑の肺」とも呼ばれるこのエリアは、週末のリフレッシュに最適なサイクリングスポットです。
今回は、プロンポンエリアからの行き方や、実際に足を運んで見つけたおすすめのカフェ・レストランをまとめてご紹介します。日帰りで楽しめる大自然の魅力をぜひチェックしてみてください。
もくじ
バーンカチャオとは?バンコクの緑の肺と呼ばれる理由
バンコクを流れる大河、チャオプラヤー川が大きく蛇行した場所に位置する「バーンカチャオ(Bangkachao)」。地図で見ると、川に囲まれて馬の蹄(ひづめ)のような形をしているのが特徴です。
ここは、バンコク近郊でありながら政府によって開発が厳しく制限されてきました。そのため、高層ビルが立ち並ぶ中心部とは対照的に、マングローブの森やヤシの木が茂るジャングルのような豊かな自然が今もそのまま残されています。
広大な緑地が二酸化炭素を吸収し、都会に新鮮な酸素を供給していることから、親しみを込めて「バンコクの緑の肺(Green Lung)」と呼ばれています。2006年にはタイム誌の「ベスト・オブ・アジア」にも選出されるなど、世界中から注目を集めるエコツーリズムの聖地です。
都会の排気ガスや騒音から解放され、鳥のさえずりを聴きながらサイクリングを楽しめるこの場所は、まさに「バンコクの隠れ家オアシス」と言えるでしょう。
プロンポンからのアクセス方法
プロンポン周辺からバーンカチャオへ向かうには、クロントーイ港を経由するのが最もスムーズです。
ステップ①:クロントーイ港(Klong Toei Pier)へ
まずはタクシーや配車アプリを利用して、クロントーイ港を目指します。運転手には「タールア・クロントーイ」と伝えるとスムーズです。港の入り口付近で降車し、奥にある渡し船の乗り場へ向かいます。
ステップ②:渡し船で対岸へ
船着場で1人10バーツ程度の料金を支払い、小さな渡し船に乗船します。わずか数分の船旅ですが、川から眺めるバンコクの景色は新鮮です。対岸の船着場(カマラユン寺院近く)に到着します。
ステップ③:レンタサイクルを借りる
船を降りるとすぐにレンタサイクルショップが並んでいます。1日50〜100バーツ程度で自転車を借りることができ、ここで地図をもらうことも可能です。
バーンカチャオ内は道が細いため、小回りの利く自転車での移動が基本となります。
準備が整ったら、いよいよ緑豊かなバーンカチャオの探索スタートです!
バーンカチャオのおすすめスポット比較
今回ご紹介する、バーンカチャオで外せないカフェ・レストランのまとめです。目的地選びの参考にしてください。
| スポット名 | 特徴・魅力 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|
| Ozone (オゾン) | チャオプラヤー川を望む開放的なテラス席で、本格的なタイ料理を楽しめる。 | 絶景を見ながらランチをしたい人 |
| Hidden Woods | マングローブの森を抜けた先にある、モダンでスタイリッシュな隠れ家カフェ。 | 静かな環境でリラックスしたい人 |
| Baan Nam | 緑豊かな庭園の中にあり、地元感あふれるアットホームな雰囲気が魅力。 | 家庭的な温かさを感じたい人 |
| Suan Na Odd | 自然のままの景色を活かした、オーガニックでゆったりした時間が流れる場所。 | 飾らない自然を堪能したい人 |
| The Rabbit | 可愛らしい装飾が施された、ちょっとした休憩にぴったりの小さなカフェ。 | サイクリングの合間に一息つきたい人 |
※各店舗の営業時間は、天候やシーズンによって変動する場合があるため、事前に最新情報を確認することをおすすめします。
バーンカチャオのおすすめカフェ・スポット
実際に訪れる際に知っておきたい、各スポットの見どころや特徴を詳しく解説します。
Ozone(オゾン)カフェ
アヒルと触れ合える!開放感抜群の自然派カフェ
バーンナムプン水上マーケットのすぐ近くに位置する、広大な敷地を持つカフェです。店内の奥に広がる庭園には、川(池)にせり出したボックス席があり、泳ぐアヒルを眺めながらゆったりとした時間を過ごせます。土日祝のみの営業なので、週末のサイクリング休憩に最適です。
Hidden Woods(ヒドゥン・ウッズ)カフェ
密林の先に現れる、洗練された隠れ家空間
その名の通り、細い遊歩道を抜けた先にひっそりと佇むモダンなカフェです。見つけるのが少し大変ですが、辿り着いた先にはチャオプラヤー川を一望できるウッドデッキのテラス席が広がっています。静かにリラックスしたい大人の休日におすすめのスポットです。
バーンナムプン水上マーケット(Baan Nam Phueng)
ローカルな活気あふれる、バーンカチャオの中心地
土日限定で開催される、地元の人々にも人気のマーケットです。運河沿いに並ぶ屋台では、安くて美味しいタイ料理やスイーツ、生活雑貨などが所狭しと並びます。食べ歩きを楽しみながら、タイの昔ながらの市場の雰囲気を肌で感じることができます。
Suan Na Odd(スアン・ナ・オッド)
美しく整備された庭園が自慢の癒やしスポット
バーンカチャオで最も大きな公園(シーナコーンクアンカン公園)の近くにあり、特に手入れの行き届いた庭園が見事なカフェです。カラフルな花々や噴水があり、フォトスポットとしても人気。生のフルーツを使ったスムージーが、火照った体に染み渡ります。
The Rabbit(ザ・ラビット)
可愛い内装と絶品おかゆが評判のカフェ
水上マーケットの近くにあり、平日も休まず営業している使い勝手の良いお店です。森をイメージした可愛らしい内装が特徴で、1階はエアコン完備で涼しく過ごせます。タイ式のおかゆや定番のタイ料理が美味しいと評判で、朝食やランチにもぴったりです。
Deep in Bangkachao(ディープ・イン・バーンカチャオ)
これぞ秘境!マニアックな場所にあるローカルカフェ
一般道からさらに細い遊歩道を進んだ奥地にある、まさに「ディープ」なカフェです。観光客が少なく、ガチの自然に囲まれて静かに過ごしたい方に最適。価格も完全なローカルプライスで、家庭的なタイ料理を楽しむことができます。探検気分で訪れてみてください。
DEEP IN BANGKACHAOの詳しいレビューはこちら
88 Homestay(88 ホームステイ)
都会の喧騒を完全に遮断する、森の中の隠れ家ホテル
バーンカチャオの奥地に位置する、自然に囲まれた素朴な宿です。豪華なサービスはありませんが、木造の落ち着いた空間と「完全放置」のスタイルが、自分だけの自由な時間を提供してくれます。夜の静寂や朝の鳥のさえずりを堪能できるのは、日帰りでは味わえない宿泊者だけの特権です。
バーンカチャオ観光のよくある質問(FAQ)
初めてバーンカチャオを訪れる方が気になるポイントをまとめました。
実際に行くなら朝9〜10時くらいに到着するのがおすすめです。ランチを食べて午後の早い時間に帰るスケジュールが最も快適です。特に週末は水上マーケットが開催されるため、早めの行動をおすすめします。
サイクリングがメインとなるため、動きやすい服装とスニーカーが必須です。また、自然豊かなエリアなので蚊が多く、強力な虫除けスプレーや日焼け止めは必ず持参しましょう。
エリア内の道は非常に細く、雨が降ると滑りやすくなり危険です。雨雲が見えたら早めに「Ozone」や「The Rabbit」など、屋根のあるしっかりした造りのカフェへ避難して雨宿りをしましょう。
基本はレンタルサイクルですが、体力に自信がない方はバイクタクシー(シーロー)を利用して各スポットを回ることも可能です。ただし、細い遊歩道などの魅力を満喫するなら、やはり自転車が一番小回りが利いて楽しめます。
まとめ:バンコクの日常を忘れる「緑の肺」へ
プロンポンからわずか30分ほどでアクセスできるバーンカチャオは、都会の喧騒を忘れてリフレッシュするには最高の場所です。
今回ご紹介したように、川沿いの絶景カフェから密林に隠れたローカルスポットまで、このエリアには多様な魅力が詰まっています。次の週末は、カメラと虫除けを持って、バンコクの「緑の肺」へ探検に出かけてみてはいかがでしょうか?
心地よい風を感じながら走るサイクリングは、きっと素敵なリフレッシュになるはずです。



