タイの美味しいイタリアン 「ペッピーナ」
こちらはタイに8店舗を構えるイタリアンチェーンのペッピーナ(PEPPINA)本店でございます。セントラルエンバシーの6階や、顧客の平均世帯収入が50万円超えている事で話題になったメガバンナーの中にもはいっています。
平均客単価はランチが約1500円、夜は3500円ほどのお店でございますね。
真のナポリピッツァ協会のガイドライン
ペッピーナのピザは、真のナポリピッツァ協会(イタリア語:Associazione Verace Pizza Napoletana、通称AVPN)のガイドラインに沿って作られているそうで、以前てばこさんはナポリピッツアを出すお店のオープンを手伝った事があるのですが、このガイドラインの条件として・・・
その1 生地に使用する材料は、小麦粉、水、酵母、塩の4つのみ
その2 生地は手だけを使って延ばす
その3 窯の床面にて直焼きする
その4 窯の燃料は薪もしくは木くずとする
その5 仕上がりはふっくらとして「額縁」がある
その6 上にのせる材料にもこだわる
という条件がありまして、これらを全て満たしますと、「プルチネッラ」というピザ職人がピッツァを焼いてるデザインのマークとロゴの使用を許可されます。
てばこさんの地元の名古屋ですと、大須にある名古屋で一番有名なピザ屋さんの「チェザリ」が認定店ですね。というか逆に名古屋にはチェザリしか認定店がないですね・・・。
実はてばこさん、飲食店のコンサルタント時代にお客さんからこの認定店を造りたいと相談を受けてお店づくりに協力したのですが、上記の4番がどうしてもクリアできなくて断念した過去があります。
といいますのも、てばこさんが協力したお店は公共施設の中にありまして、その中で薪を使うのは消防法の許可が降りなかったんですね。イタリアからわざわざ2000万円かけて窯を取り寄せて作ってもらったそうなのですが無理でした。
で、このペッピーナのHPを見ますと、「Associazione Verace Pizza Napoletana」のガイドラインを順守していると表記があって「えっ!チェーン店なのに!?」と衝撃を受けた次第であります。
ペッピーナの本店に行きます
こちらが本店、スクンビットのソイ33にあります
タイなのにみんな働いている・・・
バンコクではなかなかお目にかからないチーズやハム
キッチンもかなりお金かけてます
こちらは30人の予約がはいっているそうです
そして問題の窯はっ?・・・電気窯でした
ペッピーナは、昔はまだ店舗数が少なかったので平日も週末も満席の人気店だったのですけど、現在は少し落ちついていますね、平日なら予約なしでも入れます。
とはいえてばこさん達は1週間位前に土曜日の予約をしておりましたが、当日はすべて予約で埋まっておりましたので週末は予約必須。さすが人気店。
でもあれですね、「Associazione Verace Pizza Napoletana」のガイドラインの4番目である、「薪の窯を使う」っていうのはやはり達成できなかったみたいですね。電気窯でした。認定店のロゴも使ってなかったので・・・
こちらが「プルチネッラ」というピザ職人のロゴ
ペッピーナのメニュー&ピッツァ
ナポリピザはマルゲリータがやっぱりおすすめ
こちらは生ハムのピッツァ
これは不明。ほうれん草とお肉のピッツァ1300円くらい
生ハム盛り合わせ420バーツ(1500円くらい)
ティラミス700円くらい
レモンタルト700円くらい
さてお料理ですが、「薪の窯を使う」部分はクリアできなかったとはいえ、こちらのナポリピッツァ最高に美味しいです。てばこさん的にはバンコクで一番お気に入り。
ハムは冷蔵臭がするものもあるけれど、バンコクのハムは8割が外れの中でここのはかなり美味しい部類。ちょっと高く感じますけどこのクオリティなら仕方ないです。
まあ少し気になるのがワインの高さ。バンコクはビールはお安いけれどウイスキーやワインは日本と変わらないかちょっと高いですからね。
しかしお店の雰囲気や、サービスのクオリティなど平均点はとっても高いお店でございます。うーん、ペッピーナやりおりますね。
料理 コスパ おすすめ度
トンローの美味しいピッツア屋さん まとめ
そんなイタリアですが、健康度は世界一に輝いております