もくじ
ミャンマー国内移動の基本は乗り合いタクシー
乗り合いタクシーというと、日本人の方は「えっ?タクシーをみんなでシェアするの?」って感じで自分から見知らぬ人に声かけたりすることを想像しちゃう方もいらっしゃると思いますが、基本的にはドライバーがお客さんに声をかけて勝手に集めてきてくれます。その辺に停まって声をかけていたり、ツアー会社で呼んでもらったり、ホテルで申し込んだりします。
ミャンマーの大都市間はバスが運行されていますが、小さい町から町へは基本的にこの乗合タクシーが基本ですね。
ミャンマーの統一ルールとして、車が満席にならないと出発しません。なのでガラガラな乗り合いタクシーよりも、すでに何人か人が乗っている乗合バスのほうが待たされずにすぐ出発します。
あと1~2人くらいの隙間があると、次の小さい集落で10分位停まって人集めをしたりすることもあります。人が多いと1列に4人乗せるので、本当にすし詰め状態ですが、これはミャンマーの文化というものなので仕方ないとあきらめてください。
ミャワディで信用できるツアー会社を紹介しておきます
こちらがさきほどの会話にでてきたおっちゃんのツアー会社です。イミグレーションから徒歩5分位の場所にあります。名前がミャンマーエキスプレスとなっていますが、実際の会社名はMr beautyです。ぬ、ミスタービューティー?おっちゃんはゲイの予感。
イミグレーションをでるとこんな感じのミャワディ感
タイでは薄かった昔のアジア感がぐっと上がります
このおっちゃんの英語力がすばらしい
こっちついておいでー
ここが私のオフィスだ (キリッ)
名刺もいただきました
おっちゃんにはイミグレーションで声をかけられましたが、一応昔から世界中を周っており、旅慣れを通り越して浮浪者とも呼べるてばこさん達。
もちろんこういう業者は怪しいと疑ってかかりますが、話を聞くとそんなにぼったくりでもなく、さらにはいろいろ外を見てきてから、私のところが良いと思ったら戻っておいでと言うキャッチ&リリース手法。これは格安旅行代理店の営業マンだったてばおさんも使っていた、自信があるからこそ使う手法です。
しかし今回、一番の決め手になったのはミャンマー人ではめずらしく英語がとても流暢だということ。後から請求額が違うとかいろんな旅のトラブルは、もちろん悪意のある人もいますが、意思疎通が完璧にできれば防げることが大半。このおっちゃんはその点でクリアしていました。
ミャワディでまずはATMからお金を降ろします
こちらはおすすめATMの位置です
イミグレーションを超えてミャワディにぬけたら両替商はそこいら中にありますが、両替の場合、タイバーツからミャンマー・チャットへはレートは悪くないのですが、日本円やUSドルからミャンマー・チャットは非常にレートが悪いです。1割以上減な感じ。
ですのでミャワディについたらまずはATMからお金を降ろします。旅人の基本はネット返済ができて、ATM引き落とし手数料のかからないセディナカードでキャッシングでございます。
こちらのAYA BANKのATMは挙動不審
おとなりのCBバンクというところのATMが安心
今回のミャンマーはフィリピンで一緒になったt.m.tabiearthというブログのトモ君とイコちゃんと一緒に旅しているのですが、AYA BANKのATMでトモ君のカードが呑み込まれて動かなくなるトラブル。
膝から崩れ落ち「終わった・・・・」とトモくんが地面に這いつくばったタイミングで、やっとカードがでてきました。旅人にとってカード呑み込まれは本当に怖い。
するとついて来てくれていたおっちゃんが、「こっちにもATMがあるぞ」とすぐに案内してくれました。おっちゃんやるじゃないか。
こちらのATMは挙動も安定、すんなりできましたのでおすすめしておきます。上に書いた地図の位置です。
SIMカードを手に入れます
こちらはSIM屋さんの場所です
「俺が一発ATMにぶちかましたらカードでてきたんよ~」キャッキャ
SIMおばちゃん、仕事はとっても遅いです
SIMカード屋さんはそこいら中にありますが、パッと見た感じわからないです。とりあえずおっちゃんがお勧めしてくれたところで購入。先程のATMのすぐ近く。
一番電波の守備範囲が広いのがTelenor(テレノール)、次に通話料が安いMPT(エムピーティー)、安いけど守備範囲の狭いooredoo(オーレド)の三択ですが、バガンやカックー遺跡を狙っている旅人はテレノール一択かと思います。
というかここのSIM屋さんも、扱っているSIMはほぼテレノールです。
テレノールのSIMは一つ2500K(180円)ですが、データは内包されていないので、おばちゃんにチャージしてくれるようにお願いしてください。好きな容量選べますが、今回は2GBで5000K(360円)を選びました。おばちゃんしぶしぶやってくれますよ。
パァン行きの乗り合いタクシーを見つけます
おっちゃんの会社の乗り合いタクシーはトヨタのノアで、エアコンも壊れておりません。お値段はパァンまで一人10000チャット(730円)くらい。ちなみにt.m.tabiearthのトモ君&イコちゃんはモウラミャインという街まで行きますが、こちらも10000チャット。
だいたい周辺で声かけてくる人みんなそれくらいのお値段です。おそらくもう少し値切ることもできるかと思いますが、SIMカードやATMの面倒も見てもらったので断る理由も値切るセコさもありません。てばこさんOKだします。
ちなみにおっちゃんの車なんですが、運転手さんは別の人です。それは事前に聞いていたので問題ないのですが、おっちゃんが一旦お店に戻った時に、見知らぬドライバーが声をかけてきて「ノアはモウラミャイン行きで、パァン行きの車はこっちだから」と言って別の車に案内されそうになりました。値段は同じく10000チャット(730円)
しかし、事前にエアコンが効くことは絶対条件として掲示していたてばこさん。車内に乗る直前に、エンジンがかかっているのにエアコンがきいていないことに気づいて、ストレートにドライバーに訪ねます。「貴様、偽物だな?」と。
多分おっちゃんと我々の会話を盗み聞きしていて、お客を横取りしようとしたドライバーと気づきます。もう後先考えず勧誘してきますな。
しかしこういう流れに騙されてしまう日本人も多いのは事実。今回はてばこさん、おっちゃんの店まで戻り、直接ドライバーに引き合わせてもらいトラブル回避しました。本当にミャンマーのドライバーは信用しちゃダメです。
次回はパァンに向かって洞窟のお寺巡りをしますよっ!
ミャンマー国境の街ミャワディでバス&ATM&SIMカード まとめ
田舎のミャンマー人は本当に良い人多いです