もくじ
クアンシーの滝とは?
クアンシーの滝はルアンパバーンの街から西へ30km、クルマで約1時間の道のりです。
滝は石灰質の岩が特徴的な形を作り、小型の段丘地形を形成しています。これを石灰華段と言います。
中国四川省の黄龍風景区、トルコのパムッカレなどもクアンシーの滝と同じく石灰華段を形成しています。
日本にも宮古島にティタガーと呼ばれる石灰華段がありますが、こちらは微妙に綺麗じゃないのでどちらかというとマニア向けのディープな観光スポットになっていますね。
ルアンパバーン市街からクワンシーの滝へ行く方法
トゥクトゥク おすすめ度
タイのトゥクトゥクよりも性能が良いです
まずはこちらのトゥクトゥク。ルアンパバーン空港から街に来る時に利用した方は多いかと思います。
街のそこいらで見かけることが出来ますし、クアンシー行きの勧誘は街を歩いているとしょっちゅう来ます。
クアンシーの滝から帰ってきてクルマから降りたら「クアンシーの滝行かない?」って聞かれるレベルで勧誘あります。
しかし勧誘の料金は最初は一人100000キープ(1300円)とか200000キープ(2600円)とかお話にならない金額をふっかけられます。
目安としては4人乗り合いで一人50000キープ(650円)くらい。ローシーズンや、暇な時ですと一人35000キープ(450円)あたりまで下がります。
注意しなければいけないのは、この値段ですと一台貸し切りではありません。ですので行く途中で泊まって他のお客を乗せたり、お客が集まるまで出発したりしないのでそこはご注意を。
また帰りの時間は乗客全員で決めて一致させる必要がありますよ。
ツアーバス おすすめ度
こちらはエアコンがあるのが良いです
ホテルのツアー料金
続いて街のツアー会社や、ホテルで申し込むことができるクアンシーの滝ツアーです。
てばこさん達が泊まったホテルですと一人40000キープ(520円)で、1日3回出発していますね。
ぼったくりもなく、ホテルピックアップもあるのでおすすめですが、帰りに関してはホテルまでの送迎はなく、街の真ん中とかで降ろされたりするのと、色々なホテルを周ってお客を拾ってから行くので出発に時間がかかります。
てばこさん達のホテルはクアンシーの滝とは逆の方向のホテルだったので一番最初にピックアップされ、その後他のお客さんを拾うために各ホテルを周るのに40分もぐるぐる連れ回されぐったりしました。
それでも観光でラオス語や英語がわからない人には安全ですし、たいていの場合英語が話せる運転手なのでおすすめできます。
ちなみに日本で申し込むと、大抵この形のクルマになり、ホテルまでの送迎もありますが、一人4000円とかしちゃうのでルアンパバーン旅行の時は現地申込みが絶対にお得です。
レンタルバイク おすすめ度
こちらは上級者向けのレンタルバイクです。ルアンパバーンにはホテルやその辺にレンタルバイク屋さんがあります。値段は1日80000キープ~100000キープ(1040円~1300円)+ガソリン満タンで返却。
利点としては自分の好きな時間に行って好きな時間に帰ってこれること。滝に行った後も当然バイクは自由に使えるのでルアンパバーンを周るのがとっても便利なこと。
時間に関してはレンタルバイクが一番節約できます。
ただし途中の道はある程度整備されていますが結構遠くて、分岐も少しですがあります。しかしある程度アジアに慣れている人、特にカップルで2人乗りで行くのならば一番オススメできる方法であります。
クアンシーの滝バスツアーに参加しましたよ
ホテルでツアーに申し込み。バスは11人乗りました。きゅんきゅん
お坊さんも日焼けは嫌い
道は結構きれい
どんどん山奥へ入っていくと・・
ちょっとした村があり、そこがクアンシーの滝です
入り口へ到着
てばこさん達は今回バスツアーでクアンシーの滝へ向かいました。
クアンシーの滝までは約1時間。結構飛ばしますが整備されていない道はほとんどないので安心です。バイクで行かれる方は途中で分岐がいくつかありますので、GoogleMapsのためのバッテリーだけは切らさないように注意してください。
クアンシーの滝には大きな駐車場がありますが、バイクの場合、ここで3000キープ(40円)の駐車料金がかかりますのでご注意ください。
あとクアンシーの滝は入口が一箇所のみで、施設内にはいるには一人20000キープ(260円)がかかります。
一度入場しますと中には売店などがないので、お水などは入場する前に買っていきましょうね。トイレは滝の見学スポット近くにたくさんありますので大丈夫です。
それではクアンシーの滝へ入場します
入場料は一人20000キープ(260円)
施設内にはトイレなどの案内もあります
道は綺麗に整備されています
うーん。植物園のような整備っぷり
水の音が聞こえてきます
遊歩道もきっちり整備
あっ、青い水が見える!
おおー!本当に綺麗!
クアンシーの滝は、写真はなんの加工もしていませんがこんな感じの青色でテンション上がります。
整備されている道路を通って行くことができる泳いでも良い滝壺は全部で3箇所。
それぞれ5分程度の距離しか離れていないので、泳ぐのはその時その時で一番空いている箇所で良いと思います。
また、泳ぐことができる一番上の滝からさらに2kmほど上にトレッキングすると、頂上の滝があるみたいなのですが、そこは泳ぐのは禁止されていたので手羽先2匹は行きませんでした。
泳ぐに当たって注意事項としては、ここには中国人の大型バスのツアーが来ていまして、そのツアー団体は基本的に反時計回りコースで下の滝から上の滝へとあがるルートで動きますので、もし入口に大きな団体がいたら、時計回りのコースでまず一番上の滝から行って、下へ下へと攻めると団体とかぶらなくて良い感じですね。
滝で遊びます
この日は冷たくて泳ぐ人は少なめ
白人さんは果敢にいきます
こちらは下流の方
これ、全部ドクターフィッシュ
滝のお水は結構冷たいです。白人さんは体脂肪が高いので寒さに強いですが、我々日本人はちょっと冷たいお水に弱いです。特にローシーズンは厳しいかも。備え付けのタオルとかはもちろん無いので持っていってくださいね。更衣室は一応ありますよ。
もし冷たくて泳げなくても、滝壺には足のアカをとって食べてくれるドクターフィッシュがたくさん住んでいますので、せめて足だけでもお水につけて、魚につっついてもらう体験はおすすめですよ。
中国人ツアー団体と同じコースは避けましょう
下から上へと団体さんはやってきます
あっという間に占拠
でも、昔に比べてマナーは良くなってますよ
ただ人数の多さは相変わらず凄い
さきほども書きましたが、クアンシーの滝で一番気をつけるのはやっぱり中国人ツアーの団体と同じ方向へ進まないことですね。写真のようにあっという間に滝は占拠されてしまいます。団体の動きに注意しながらコースを決めましょう。
中国人の団体客のマナーの悪さは昔から問題になっていて、イギリスやフランスなどでは中国人団体ツアーお断りの施設があったりしますが、てばこさんの個人的な感覚ですと、近年中国人のマナーも大分良くなっているかと思います。特に若い世代は英語も流暢で礼儀正しい人が増えてきていると思います。
しかしまだまだ分別がつかない人ももちろんいますので、なるべく別ルートは取りましょう。
くまの保護施設もあるんです
熊が保護されています
こちらはクマのサイズ比較。パンダ立つ気なし
柵が低くて近いんです
クアンシーの滝内には、熊の保護施設がありまして自由に見ることが出来ます。熊に関するお土産屋さんやインフォメーションもしっかりしていて、ルアンパバーンの本気を見ることが出来ます。
お坊さんは滝より熊にエキサイト
ガヤガヤ
「うわー!クマなんて始めてみた~!キャッキャ」
おしりぷりぷりん
「おおっ!なんという破廉恥なおしりっ」パシャパシャ
「ああ~、いいお湯だわ~」
「おおお!入浴シーンとはなんと破廉恥なっ・・・!」パシャパシャパシャ!
滝を見に来て熊が見れるなんて驚きです。
お坊さんたちもクマ園には大興奮。身を乗り出して写真を撮りまくります。
基本的にお坊さんの戒律の厳しさは、タイ>>越えられない壁>>ラオス>ミャンマーっていう感じなので、ラオスのお坊さんたちは皆さんリラックスして楽しんでいました。
お坊さん記事はこちら(なんの参考にもならないと思いますけど・・)
滝を見終わったら出発までは食堂でのんびり
入場ゲート付近の食堂
ごく普通の食堂
見にくくてすみません、でもお値段は良心的
焼きそばみたいなの15000キープ(190円)
ラオス名物カオピアックセン 15000キープ(190円)
わんこ
にゃんこ
滝の頂上までトレッキングでもしない限りは、ほとんどの人が出発まで時間を持て余すかと思います。
そんな時は入場ゲート付近に食堂がチラホラ、あと駐車場付近にもたくさん食堂がありまして、どこもそこまで観光地価格ではなく良心的なお値段です。
まあ美味しいかどうかは別として、結構観光地価格を疑って食堂に入らない人も多かったのですが、ここでビールでも飲みながらご飯を食べるのはおすすめですよ。
【ルアンパバーン】クアンシーの滝の効率的な周り方
もう少し娯楽が欲しい方は、ルアンパバーンから南へ5~6時間行った所にあるバンビエンへGO!
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