もくじ
ダナンは名物料理がたくさん!
ベトナムと言えばフォーやバインミー、生春巻きなどの名物が思い浮かびますが、ダナンのあるベトナム中部にはその土地独特の名物料理がたくさんあります。
北のハノイ、南のホーチミンとも違う、リゾートグルメ都市ダナンの本当に美味しい名物料理を、おすすめのお店と一緒に紹介していきますよっ!
ダナン名物で絶対に外せないミークワン(Mi Quang)
ミークワンは汁なしの平べったい米麺に魚介や牛豚などのタレをあえて食べるダナン名物です。お店によってまったくスタイルが変わり、まったく汁が無いまぜそば的なお店や、がっつり汁がはいってるお店もあり、具材もバラバラ。ダナン名物の中で一番お店によって差がでる食べ物かもしれませんね。
一応ミークワンのMiは小麦粉という意味なんですが、食べた感じは米麺ですね。小麦粉を使うと、どんなに練らなくても多少はうどんみたいなコシがでるはずですが、コシはありません。うどんとは全然違います。多分どこのお店のミークワンも小麦粉は使ってないかと思います。
こちらは地元では人気のミークワン屋さん
お昼前から賑わってます
牛ミークワン 25000ドン(120円)
生野菜は一人一皿
この平麺が特徴
こちらは市街からちょっと外れたローカルミークワン屋さんです。牛のミークワンが人気と聞いて行ってきました。営業時間は朝6時から昼14時前までで、お昼はずっとお客さんが絶えません。店員さんに英語は通じないので写真を見せて指差ししましょう。
汁は多めのミークワンで、スープは別に濃い目というわけではなくそのまま飲んでも美味しいです。普通のお店では下の写真くらいの汁の量かなとは思います。
汁は見えませんね、これは別の店のチキンカレーミークワン
ベトナム風お好み焼き バインセオ!(Banh Xeo)
バインセオはベトナム風お好み焼き。もやしやエビ、豚ミンチなどを米粉でクレープのように包んで油多めで焼いたものです。こちらはダナンでいちばん有名なバインセオのお店ですね、超裏路地にあってローカル感満載です。
朝9時から夜21時までやっていて、ツアーブックなどにもバインセオがダナンの名物だと紹介されていますので、観光客だけでなく地元の人もたくさんいらしゃいますよ。
大通りからこの細道にはいります
こういう雰囲気が気持ちを盛り上げます
たくさんの看板が見えてきました
一番奥のBa Duongというお店です
店内はたくさんのスタッフ
すんごくローカル食堂感
メニューはこれだけ
まず野菜が勝手に来ます
つくねも勝手に来ます、食べたぶんだけ料金がかかります
バインセオも勝手に来ます
なんかあんまり綺麗じゃないライスペーパーを渡されます
野菜とバインセオをライスペーパーで包んで食べます
こちらのお店は、いろんな雑誌やブログで紹介されている超有名店です。ダナンのバインセオといったらここしかありません。
お店までの細道がとってもいい味をだしていて、海外に来たんだ感がとっても感じられます。
さてお店ですが、基本的にその辺りにいるスタッフに人数を伝えて、あとは勝手に空いている席に座って待つスタイルです。メニューもありますが、店員さんを呼んでもあんまり来てくれません。
5分ほど放置プレイの後、勝手に生野菜とつくねとバインセオがテーブルに運ばれてきます。ドリンクはこの時に注文すると良いです。
つくねですが、基本食べた分だけ後から引かれるシステムですね。じゃあ残したつくねはどうなるのか?多分船場吉兆スタイルです。(使い回し)
しかしせっかくここまで来たのだからとりあえず1~2本は食べましょう。味は美味しいです。
そしてバインセオの食べ方ですが、ちょっと小汚いライスペーパーに野菜をのせて、バインセオをのせて、ピーナッツ入りの特製タレをつけていただきます。これがもう絶品・・・・
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お肉たっぷりダナン名物のチキンライス (Com Ga)
コムガー(Com Ga)は、鶏出汁で炊いたお米にチキンが乗ったダナン名物です。こちらのコムガーアーハーイというお店はオープンスタイルで、毎日ほぼ満席状態が続きます。スマホを見ながら日本人がこぞって訪れる大人気店でございますね。
お米の赤い色はガックというナンバンウリをつかっているそうで、色付けにターメリックを使うホイアンのコムガーとはまた違った味わいがあります。
お店はいつもお客さんで賑わってます。日本人率高め
半分くらいは観光客ですが、地元の人もいますね
こちらはフルーツジュースを作る場所。水が無いので非常に不衛生
フルーツジュースの周りには蟻の行列ができています
店内には「犬」がいます
チキンスープは無料。美味しい
これは揚げ鶏のCom Ga Quay 56000ドン(280円)
Com Ga xeは割いてある鶏 45000ドン(230円)
まず鶏ももを素揚げしたCom Ga Quay。結構なボリュームで鶏にはいい味がついています。かぶりつくと結構幸せ。しかしチキンライスはイマイチ。お米の品種からくるパサツキ。炊き方でのもっちり感が微妙。
そしてCom Ga xe、こちらは塩味+ハーブで食べやすい。個人的にはこちらのほうが好みですね。イマイチなチキンライスが脇役になるくらいはっきり味がついているので。
そしてこのお店でフルーツジュース頼むのは自殺行為。ジュースを作るところの隣の席で食べてましたけど、すべての機材をまったく洗わないままどんどん使います。お兄ちゃんテーブルとか食器とかゴミとか片付けて、その手を洗わないままジュースをじゃんじゃん作ります。
あっ、できあがったジュースを、人の良さそうな日本人カップルのところへ持っていってしまった・・・可哀想に・・
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豚肉とお野菜の生春巻き Banh Trang Thit Heo
薄く切った茹で豚とたくさんのお野菜を、ライスペーパーで巻いていただくBánh Tráng Thịt Heo(バン チャン ティッ ヘオ)というダナンの名物料理です。
この料理に関しては一応「Bánh Tráng Thịt Heo TRẦN」という有名店があるのですが、ベトナム人曰くこちらのお店のほうが美味しいとのことで行ってみました。
雨が降っていたのに店内はほぼ満席
豚肉1皿と野菜大盛りで38000ドン(190円)安い!
すんごい野菜の量!ここがテンションマックス
ライスペーパーとのサイズ比較
こちらは一人一皿が目安
このライスペーパーを濡らして食材を巻きます
タレはこちら
これでも上手に巻けたやつです
こちらのお店を訪れた時はものすごい雨が降っていたのですが、それにもかかわらずお店は満席。かなりの人気店です。教えてくれたベトナム人やるじゃないか。
席につくと感じの良いお兄さんが「いつものあれだろ?ん?」的な感じで言ってくるので「ああ、いつもの」って感じで注文します。メニューはこれとミークワン(麺)しかないので注文に困ることはありません。
するとまず目の前には食べ切れない料のお野菜。この時点で超盛り上がります。そして運ばれてくる豚肉のスライス。
さっそく店員さんに教えてもらったとおりにライスペーパーを濡らして、豚肉をのせて、お野菜をのせて、特製ダレにつけてパクリっ!
「美味~い!」
茹でて余分な脂が落ちたさっぱりの豚肉と相性の良い香草で、たくさんの量でもペロッと食べられちゃう!自分の好みのハーブを見つけてお好きな味にカスタマイズ!みなさんもぜひ舌鼓を打っちゃってください!
ブーンブンシャカ ブブンブンブーン Bún Chả Cá
こちらはベトナム中部の名物麺料理「ブンチャーカー」で有名なBún Chả Cá Bà Phiếnというお店です。料理の特徴としては牛や豚のスープに米麺を使い、具に魚介のさつま揚げがのっかる麺料理です。
ベトナムで麺料理と言えば「フォー」ですが、フォーは北部の名物。中部のダナンではこのブンチャーカーやミークワンのお店のほうが圧倒的に多いですね!
結構な人気店です、ブンシャカしてます
地元の人でいっぱい
しかしまさかの日本語メニュー!助かります
大きな鍋にスープがたっぷり
こちらはさつま揚げ入り30000ドン(150円)
こちらはカニのすり身ブンチャーカー30000ドン(150円)
にんにくやヌクマム(魚醤)で味付け
野菜もついてきますよ
こちらのお店は観光客が多いエリアで、店員さんが我々観光客を扱うのも手慣れたものです。いただいた日本語メニューを見ますと全部ブンチャーカーで、基本的に具が変わるだけでベースのスープは同じですね。
とりあえずカニすり身とスタンダードなものを注文。ほんの1分ですぐに到着。お手軽なファーストフード感覚ですね。
まずはスープから・・・
こちらのお店のブンチャーカーですがスープがとっても臭いです。作っているところをよく見ていると、お客さんに生もやしを出す直前に大きな鍋にはいったブンチャーカーのスープでもやしを洗っています。その洗ったスープは鍋に戻ります。それは臭くなりますよ・・・。
とりあえず臭みを取るためににんにくや魚醤を投入してもそこまで変わらず。なぜこのお店が人気なのかはわかりませんが、てば旅的にはまったくおすすめできません。
ダナン名物料理をきっちり評価しました まとめ
ダナンの名物を絶品とか行ってるサイトは全て裏でお金が動いている
こちらは50ドル前後のホテルでは一番おすすめできるモナークホテルダナンです。一日中スタッフが掃除しているんじゃないかっていうくらいマメで、朝食も種類豊富で設備も新しくて文句なしです。騒がしいエリアからは離れていてそれでいてホテルの周りには一通りお店がそろっており、海までも大通りを一本渡るだけでいけるというとてもおすすめなホテルです。正直100ドル以上の国際ホテルに泊まるのよりも満足度は高い気がします。