ジョージアにはワインの量り売り屋さんがたくさん
ジョージアには、珍しいビールやワインの量り売り専門店がたくさんあります。
特にトビリシですと、道端から店内を見るとテーブルのないバーのような形態で軒先にビールの値段が書いてあったり、食料品店の端っこや、スーパーの端っこなどでビールのディスペンサーがぽつんとあったりして、近づいてよく見てみたらアルコールの量り売りコーナーだったりします。
購入方法としては店員さんにビールやワインの銘柄を指差しでいいので伝えて、あとは1リットルか2リットル(それ以上もある店はあります)かをお願いすればペットボトルに入れてくれます。(ちなみにペットボトルを持参しても特に割引はないです)
ビールの量り売りの購入方法
こちらはゴチリゼ駅近くの食料品店
普通のお店なのですが・・・
お店の端っこにこのようなディスペンサーがあります
おばちゃんに頼むとペットボトルをもってきてくれます
あらいいですね
続いてこちらもゴチリゼ駅近くの一見バーっぽいお店
しかし店内に椅子はなく、生だるがゴロゴロ
おばちゃんがせっせと量り売りしてくれます
酒のつまみも大抵合わせて売ってますね
こちらはMarjanishvili駅近くのこのあたりのお店
お店の前にはいろんなビールの値段が貼ってあります
ここはペットボトルにビールの銘柄シール貼ってくれて親切
お酒のおつまみもばっちり
大きいのがビールで、小さいのがワインです
ビールの購入方法ですが、勇気を出してお店に入ってしまえば、あとは店員さんにお願いするだけなので特に注意事項はありませんね。
しいていえば、都会の方の量り売り屋さんだとたまに高いビールがまぎれています。通常は1リットル3ラリ(120円)程度なのですが、値段を見ずに購入したら1リットル9ラリ(360円)なんてのがありました。
ちなみに量り売りではあまりお目にかからないですが、2018年のジョージアビールランキングの上位5つはこちらです↓
1 9 Mta IPA 3.31ポイント IPA
2 Krik Mango APA 3.19ポイント Pale Ale
3 NaturAle Strawberry 3.17ポイント Flavored – Fruit
4 Krik Tbilifornia Alr 3.15ポイント Blonde Ale
5 Krik Rauchbier 3.13ポイント Smoked – Rauchbier
ワインの量り売り購入方法
お次はワインの量り売り屋さん
もうね、凄く殺風景な店内
自家製ワインなのです
おばちゃんが注いでくれますよ
量り売りのワインはこういう容器に移して冷蔵庫で置いとくのがポピュラー
トビリシでは、ワイン量り売りは安いと1リットル3ラリ(120円)などで販売しています。この安さはさすがワイン発祥の地と言われるジョージアですね。
しかし味は日本で飲めるワインとは全然違います。なんてったって、ぶどうの品種が500種類以上もあって、作り方も各家でバラバラ。なので味はものすごくピンきりです。
良く言えばさっぱり、悪く言えば味わい深くないというタイプが安いものには多いですね。
ジョージアでポピュラーな赤ワインの品種は「サペラヴィ」
白ワインですと「ルカツィテリ」です。
ちょっと本格的なジョージアワインを飲んでみたいという方は、量り売り屋さんで売っているワインではなくて、近年に有名になっているジョージアワインに「クヴェヴリ」という、粘土で作った素焼きの壺にぶどうの果皮、果肉、果梗、種全部いれて壺を土に埋めて6ヶ月ほど寝かせたものがあります。
クヴェヴリは日本でも高級ジョージアワインとして売られているものがありますが、ぜひ本場でクヴェヴリにチャレンジがおすすめです。
あと白ワインの製法で、そこにぶどうの皮をいれるためにオレンジがかった色になるオレンジワイン(アンバーワイン)は量り売りさんではちょっとお高めの7~10ラリ(210円~)くらいで売っていますので、そちらもおすすめですよ!
【トビリシ】ジョージア名物!ワインやビールの量り売り まとめ
徒歩圏内に量り売り屋さんがあると危険