もくじ
スクンビットソイ39のばんからラーメン
こちらはバンコクでは老舗のラーメン屋さん、「ばんからラーメン」です。正式名称は「東京豚骨ばんから」ですが、バンコクでは「ばんからラーメン」が一般的ですね。
ばんからラーメンは世界にフラチャイズ展開をしておりまして、日本の池袋に本店があり、ばんからの名前で24店舗展開(2021年3月時点)、海外はオーストラリア、マレーシア、ベトナムにあり、バンコクにはランシット、サイアム・パラゴン、アイコンサイアム、スクンビットソイ39に4店舗展開しています。
特にソイ39店は地元でも有名ですので、周辺タクシーですと「ばんからラーメン」で通じたりもします。
最寄りのBTSはプロンポン駅で、徒歩で10分くらいで到着です。
営業時間:11時~22時半
電話番号:02-662-5161
住所:The Manor 32/1 Soi Sukhumvit 39, Klongtin Nue Watthana, Bangkok 10110
クレジットカード:VISA/ MASTER/ JCB(300B以上)
ソイ39のばんからラーメンは世界の山ちゃんが目印
こちらが目印の山ちゃん(ソイ39)
「TheManor」というモールの1階にあります
土曜日の11時半でこれくらいの行列
コロナ禍で入口には体温計と消毒あり
ばんからラーメンはソイ39の「The Manor」というモールの1階にあります。入口に世界の山ちゃんの看板があり目立ちますので、初めての人でもすぐにわかります。
まだタイで豚骨ラーメンがそこまで認知されていない10年以上前に出店されておりますのでバンコクのラーメン屋さんではかなり老舗の部類です。
これだけ長く営業できている理由として、このお店はラーメンの味だけでなくサービスレベルの高さがあります。
タイに良くあるパターンでホールスタッフさんの人数がやたら多くサボっているスタッフが目につく状況がよくありますが、こちらは人数は十分配置されていながら各スタッフがつねにお客さんの動向に目を向ける日本並みのサービス。手を挙げる前にお水も注ぎに来てくれます。
また、満席の時に外で待っている間に注文を聞いてくれますので、店内に案内されたらすぐにラーメンがでてきます。
お客さんが帰ればあっという間にスタッフがあつまってきてテーブルを速やかに片付けてすぐに次のお客さんを案内しますので回転率も良く、10人待ちでも10分立たずに案内してもらえます。
非常にしっかり教育されていますね。バンコクのラーメン屋さんではトップレベルでしょう。
店内は掃除が行き届いてコロナ対策もバッチリ
レジには透明のシートでコロナ対策
店内も席を広めに、透明の仕切りもあります
さすが長く営業できるお店は本気度が違います
こちらはカトラリーですが、しっかり個別包装済み
コロナ前はにんにくはこの様にでておりましたが・・・
現在は個別包装に!すごい!
さきほどお店のサービスレベルをベタ褒めでしたが、続いてはコロナ対策をベタ褒めです。
バンコクのラーメン屋さんはコロナ禍で席を間引いたりしているところは多いですが、ばんからラーメンのようにお客さんとの間の仕切りを徹底して増設したお店は少ないです。
透明のシートで店内をバシバシ仕切っているんですよね。
入口の体温計と消毒だけ設置してコロナ対策ばっちりですアピールするお店も多いですが、売れている店はちゃんとやります。
そして驚愕したのがテーブルのカトラリーが個別包装されている中に、まさかにんにくまで個別包装する徹底ぶり。ここはまさに日本ですね。安心して食べることができます。
ばんからラーメンのメニュー
サイドメニューはよく変わります
ばんからラーメンのウリは1日に何回も炊く背脂を使った濃厚な「豚骨醤油ラーメン」です。普通の「豚骨ラーメン」もありますが、個人的には圧倒的に豚骨醤油が美味しく、てば旅のラーメンランキングでも上位でございます。
また、季節限定で二郎系や塩ラーメンもでてきますし、サイドメニューも角煮や餃子などレベルの高いメニューが揃っています。
ばんからラーメンを実際に食べてみました
角煮ばんから290バーツ+税はおすすめ
こちらは塩ラーメン220バーツ+税
ばんからラーメンは太めのちぢれ麺が基本
つけ麺240バーツ+税
ニコイチ230バーツ+税
さて、ばんからラーメンのお味ですが、豚骨醤油ラーメンは背脂がっつりの濃厚豚骨でパンチがあります。これはタイ人ウケが良さそうで、実際に店内はタイ人も多いです。
私はいつも豚骨醤油の中からスタンダードな「ばんから」選ぶのですが、お腹が空いている時は「角煮ばんから」を注文します。そしてこの角煮がまたしっかり味がついてトロトロで美味しいんですよね。
かなりこってりですが、途中から紅生姜やにんにくを投入して味変しながら最後まで食べ切れる美味しいラーメンです。
そうなんです。実はばんからラーメンの塩ラーメンとつけ麺は残念ながら私の周りではそこまで評判がよくありません。塩ラーメンは塩っ気が強くこってり感があり、一言でいうと「お店にあった材料で作った塩ラーメン」という域を脱しきれていません。
プロンポンの麺庄や、麺屋一燈などレベルの高い塩ラーメンが手軽に食べれられるバンコクですから、「ばんからラーメン」の名前でやるなら塩ラーメン用に一からスープなどをきっちり作らないとお客さんを捕まえるのは難しいかと思います。
つけ麺も同じく似たような理由で、すぐ近所にフジヤマ55がありますので、ばんからラーメンでわざわざつけ麺を食べる理由がなくなっております。
上から目線で申し訳ないのですが、経営的な目線から言いますと「豚骨醤油を食べていたらリピーターになったはずの一見さんが、塩ラーメンを食べたせいで来なくなる」という感じですので、それならメニューに載せないほうが良いという事になってしまいます。
料理 コスパ おすすめ度
バンコクに豚骨ラーメンを流行らせた老舗「ばんからラーメン」まとめ