もくじ
バギオの気温や天気はどうなの?
- 国名 フィリピン
- 人口 36万人 (密度5,151人/km2)
- 最寄りの空港 クラーク国際空港(CRK)
- 日本との時差 1時間
- 年間平均気温 13℃~24℃
- 季節 乾季11月~6月 雨季6月~10月
- 言語 英語、イロカノ語
- 通貨 ペソ
- ビザ 30日間不要
バギオは語学留学が盛んなフィリピンの避暑地
バギオは年間を通して平均最高気温が23℃~25℃、最低平均気温が13℃~16℃程度で安定しています。昼は年間通して半袖でいけます。
ただし、日本の冬である1~2月の夜は最低気温が10℃をきることもしばしば。肌寒いことがあるので長袖長ズボンは持ってきましょう。長ズボンとか荷物の場所取るから嫌だって人はレギンスでもよいです、昼は良いんですけどとにかく夜寝るときが寒いんです。
日本からかさばる衣類を持っていくのは嫌だ!って人はナイトマーケットでトレーナーなどが200円くらいで売ってますので、こちらに来てから服を揃えるのもありです。
バギオの季節は乾季と雨季の2種類だけ
バギオの12月~4月は乾季となり、雨がほとんどふらず、平均気温がそんなに変わらず、とても過ごしやすい気候が続きます。観光するならこのシーズンが最高ですね。
また、住むなら郊外がおすすめです。街中の語学学校より郊外の方が絶対に良いです。娯楽はなんにもないですけど、市街地は空気が汚くてゴミも多いです。でも郊外の過ごしやすさは素晴らしいものがあります。
そして5月~11月は雨季ですが、それに加えて日本と同じ用に台風がきたりします。しかも日本より長めに停滞していくんですよね。これがたまに洪水を引き起こしまして、毎年結構な被害を被っています。
この時ばかりはみんな引きこもり状態になるので、なにかしら息抜きできるものを持っていかないと心がやられます。
雨季の雨の振り方としては4~5時間くらいどどっと降って、あとは晴れるというピンポイントの降り方が全体を通して多いですが、雨季のどこかで2~3週間ずっと降りっぱなしな時期があります。
この時期にあたった留学生は心が折れてバギオには二度と来なくなってしまうんですよね。
つまり雨季は本当におすすめしません。乾季に来るか雨季に来るかでバギオは印象がガラッと変わってしまいますね。雨季の台風+止まない雨のコンビは凶悪です。
さらに雨が続いたとき、道路の排水はもちろん悪いので、水たまりなどができて非常に歩きにくくなります。もちろん雨具は必須ですね。
また、湿気は常に100%近いのでカビも生えます。革製品などにはあまり優しくない気候なので雨季に持っていくのは避けましょう。もう一度言いますが、雨季にはバギオ観光には行かないのが1番です。
グーグル検索あるあるなんですが、バギオの観光情報ってみんなそんなにブログに書くことがないので、Googleの検索上位はほとんど業者というか雨季もバギオにお客さんを引き込みたい語学学校の関係者の書き込みばかりなので、バギオの雨季は「雨が降る割に不快指数が低い」とか「一日のうち雨が降っているのはわずかな時間」とか強調されてますが、まったくそんなことはないです。断水停電起こりまくるガチ雨です。
日本からバギオへのアクセス方法
日本からバギオへはまあご都合の良い飛行機で来てもらえれば良いんですが、フィリピン国内でバギオへのアクセスは長距離バス一択です。飛行機も電車もありません。
そして問題がマニラからバギオですとバスのオンライン予約も可能で、種類も豊富なんですが、クラーク空港からバギオですとビクトリーライナーというバスしか選べません(330ペソ前後700円弱)
ビクトリーライナーは予約もできないのでちょっと不便です。詳しくは下の記事にまとめてみました。
ちなみにマニラからですとジョイバスという3列シートの広々としたバス(750ペソ1500円)がノンストップでバギオまで運行していて予約もできますので、快適さをもとめるのなら日本からマニラ経由でバギオに向かったほうが良いかと思いますよ。
ジョイバスは休憩無しでかっ飛ばすので、実際にバスに乗っている時間もヴィクトリーライナーとそこまで変わりませんしね。
バギオの物価は?
バギオの物価ですが、かなり安いです。短期の観光旅行なんかはついつい豪遊してしまう方多数です。
2019年2月の時点の値段を日本円で適当に書いていきますと・・
- ビール1缶90円、水500ml40円、コーラ1.5リットル100円、ヤクルト5本100円、
- りんご1コ30円、梨50円、バナナ1本10円、マンゴー1個150円
- キャベツ小一玉60円、ネギ一束50円、玉ねぎ1kg150円、
- お米1kg100円、
- タバコ100円~200円
- 歯ブラシ150円、日焼け止め500円、
- タクシー初乗り80円
- スタバ260円、ビックマックセット360円
- ローカルのカフェ100円、ローカルのハンバーガー100円
- マッサージ1時間(チップ込み)500円
- ホテルビュッフェ600円~1200円
- 服(ナイトマーケット)50円~2000円
値段だけみればマニラやセブよりもかなり安く暮らすことが出来ます。ただし通信費や輸入品、あとチョコレートなんかは日本と同じか少し高めですね。
もちろんこのお値段ですので品質はそこまで求めちゃダメですよ。衣類は日本のものに比べてすごく縮みますし、野菜やお肉も味は落ちちゃいます。
そしてこちらはバギオの家賃や給与水準のデータです。ペソはだいたい2倍してくれれば日本円に換算できますが、郊外のアパートメントだと3ベッドルームで23000円程度っていうのはすごいですね。
ですので現地でホテルに泊まらずに、アパートを借りて、ここを拠点にフィリピンの北部を攻める長期旅行者もいらっしゃいます。
バギオで英語は通じますか?
現地にいる人からすると馬鹿げた質問ですが、日本にいる人からすると英語が通じるかは気になるところなので一応書いておきますと、
英語は完璧に通じます。英語が非ネイティブの国88カ国を対象としたEF指数ランキングというものがあるのですが、フィリピンはアジアトップで、かつ世界では14位に位置しており、多言語国家であるスイスやマレーシアよりも上なんです。いやこりゃたまげた。
もちろんタガログ語(というかバギオはイロカノ語)を織り交ぜて話す方もいらっしゃいますが、ほとんどの方は語学留学が短期の観光だと思うのでまったく問題ありませんよ。
バギオの治安や交通状況は?
上のデータはタイのバンコクとバギオの犯罪率の比較です。見てもらうとわかるんですが、バギオは凶悪犯罪が非常に少ないです。比較的安全と言われているタイよりもさらに安全。
理由としては歓楽街が無かったり、近所の付き合いが密接というのが関係しているみたいです。パリピがそもそもいなくてお酒もそんなに飲まない文化ですしね。逆にマニラやセブなんかは結構危険ですね。てばおさんはマニラで何回か襲われています。そんな理由でバギオを留学先に選ぶ方は多いですが正解だと思います。
バギオ内の交通手段はジプニーとタクシー
ジプニーはバギオ中心地と郊外を繋げている貴重な交通手段です。郊外から乗りますと大体セッションロード近くまで行きます。
その辺りを走っているジプニーに乗るには、ジプニー乗り場まで行って、手を上げて止めて乗り込み、運転手さんに先払いします。10ペソでお釣りが来ますね。降りる時は「パラポ~」って言えばどこでも下ろしてくれます。
ジプニーは結構な裏道も走ってますが、バギオはそんなに広くないので最初は徒歩で色々回ってみるのをおすすめします。裏道も色々隠れていますし。
しかしバギオの交通手段で本当のおすすめはタクシーです。バギオのタクシーはボッタクリはなく、お釣りもしっかり帰ってきます。アジアでいらぬ心配をせずにタクシーを使える地域は本当に珍しいですね。
バギオの食べ物
バギオはフィリピンの中では野菜が美味しいって言われてますが、やはりバリエーションは少ないです。お肉は基本豚肉と鶏肉が多いですね。牛肉の美味しいところは少ないです。
日本人に人気なのは韓国料理屋さんですね。サムギョプサル食べ放題は評判いいです。日本食やラーメン屋さんで頑張っているところもありますが、日本に比べればまあ・・・・という感じです。
バギオ市民の休日の過ごし方
バギオにいらっしゃる方は観光というよりもほとんどが語学留学だと思うのですが、週末に遊びたいと思っても遊び場はほぼありません。SMモールというイオンのようなでっかいモールとバーンハムパークが市民の憩いの場です。細かく探せばテニスコートやクラブもあったりしますがまあここは勉強に集中しましょうということです。
バギオの宿泊施設は?
ホテル事情に関しては以下の記事にまとめてみました。
5分でわかるバギオシティ観光 まとめ
平和な街です