もくじ
ジョイバス(Joy Bus)とは?
ジョイバスはフィリピンの長距離バス会社で、使用している車体が新しいものが多く、車内サービスも上々でこれまで評判の悪かったフィリピンの長距離バスの評判を一気に底上げした人気のバス会社です。
バギオからマニラまで2000円弱という中流~上流層を狙った価格設定で、デラックスクラスとプレミアクラスの車体があり、プレミアクラスは足が伸ばせるほど広い前後スペースや、テレビ、Wi-Fi、トイレも社内に装備してあり、毛布やお水も無料でついてくるというこれまでフィリピンにはなかったサービスで観光客だけでなく、現地のフィリピン人にも人気を博しております。
また、バギオからニノイアキノ空港経由でマニラへ行くバスは現状このジョイバスしかないので、バギオへ語学留学などで訪れた方のほとんどが利用することになります。
バギオからニノイ・アキノ空港へはジョイバスが便利
自転車だと約12時間
ジョイバスはたまにバギオ市内を走っており、その時にバスのフロントに「NAIA3」と書かれているものがありますが、それはニノイ・アキノ空港の第3ターミナルという意味です。
バギオからはニノイ・アキノ空港へは直行便ででており、時間も5時間程度ととても早いです。
バスチケットのお値段は現地の人からすると高いですが、観光客からすればとっても良心的なお値段。時間もほぼ定時ででますし、遅れも少なく、途中で停まって別のお客をピックアップしたりもせず、とっても使いやすい便でございます。
ジョイバスの乗り場・予約方法
ジョイバスが発着するターミナルは、SMモールのすぐお隣りにあります。ビクトリライナーのバスターミナルと双璧をなす大きなバスターミナルですね。南北に細長い形をしたバスターミナルで、SMモールから歩いていける距離にあります。
歩いて行くときはバスターミナル北側から、語学学校やホテルからタクシーですと、バスターミナルの南側へぐるっと周ってバスターミナルにはいることになります。
ニノイアキノ空港行き以外にも、世界遺産のビガン行きバスを運行しているPARTASBUSなどは、基本的にここのバスターミナルを利用します。
ジョイバスの乗り場があるターミナルの様子
バスターミナルはバギオ最大のモールであるSMモールに隣接しているため、周辺は大混雑。ターミナル内の道路は細くて常に人とすれ違う状態で大きい荷物があると大変ですね。
大きなバスターミナルなので食堂やローカルファーストフードのお店がたくさんあり、安く食事を済ませたい方は、普段から使うのもありです。
お土産屋もたくさんありますので、個人的にはバギオ市内で事前に買わなくてもここで十分揃うかなかなと思ってます。値段もぼったくってません。
今回はマニラ行きのバスの説明なので、ジョイバスを運行しているGenesisのチケットオフィスへ行くのですが、実はこのバスターミナルはGenesisとジョイバスのオフィスは別々に分かれており、バスターミナルの北側から歩いて入った場合、最初に見えてくるGenesisのオフィスは貨物用のチケット売り場なので我々には関係ありません。2番目に見えるJOYBUSがお目当てのオフィスです。
ジョイバスとGENESISの窓口は別
GenesisのオフィスにはJOYBUSのジョの字もないので、ここを読んでる方はまあ大丈夫かなと思いますが、はじめての場合はここをジョイバスと思う観光客はたくさんいらっしゃいます。
ニノイ・アキノ空港行きのジョイバス窓口はこちら
こちらのオフィス前には「JOYBUS」と大きな看板がでているのでおそらく間違えないと思います。時刻表のNAIA3というのがニノイ・アキノ国際空港のターミナル3っていう意味です。
オフィスのお姉さんは英語が拙い人でも慣れているので問題ないですが、カウンターに希望の日にちや時刻を書く紙がありますので、英語の自信のない人はそちらに希望日時を書いて渡してもOKです。
JOYBUSはインターネット予約もOK
実はJOYBUSはネットのバス予約サイトから予約できるのですが、このサイトはフィリピンの電話番号が必要なのと、クレジットカード受付不可なのでPaypal(PayPayじゃないよ)支払いで、さらに広告メールも届くようになるというあまり使い勝手が良くないので、一応ネット予約があるよということだけお伝えしておきます。
JOYBUSは別のバス予約サイト「ピノイトラベル」からも予約できます。使い勝手はこちらのほうが良いですね。
個人的には直接行って予約したほうが安心なので(だってフィリピンだから)、使ってみたい人はチャレンジしてみてください。
バギオからニノイ・アキノ空港までの料金
ジョイバスのバギオからマニラのニノイ・アキノ空港までの料金ですが、クラスがプレミア760ペソ(1520円)とデラックス730ペソ(1460円)の2種類あります。プレミアは座席の広さはデラックスと変わりませんが、写真のようにディスプレイがついています。映画が見れるのとUSBの充電ができます。
ノンストップ5時間ほどでニノイ・アキノ国際空港まで行くので、トイレはどちらのクラスもついていて、お水とお菓子もついてきます。Wi-Fiもあり、さらに3列シートで椅子の間隔は広く、ブランケットもついてくるというフィリピンのバス会社では考えられないほどの高待遇。
ライバル会社のビクトリーライナーはレギュラークラス496ペソ(1000円)でマニラのパサイまで運行していますが、ニノイ・アキノ国際空港までパサイからタクシー移動すると結局760ペソは超えてしまうので、バギオからマニラの空港行きはJOYBUS一択が最近の常識となっておりますよ。