もくじ
タイにはAmazonが無い
なんでも揃う大都会バンコク。Lazadaと呼ばれる巨大通販サイトや、フードパンダのようなレストランの配送サービス、BigCやテスコの配送サービスだってアプリで簡単にできちゃうとっても便利な環境なんですが、なぜかAmazonがタイには無いんですよね。
実はAmazon。東南アジアでサービスを展開してはいたのですが、巨大市場である中国ではローカルに合わせた戦略をせずAmazon流を通しすぎたせいで他のECサイトに押されて撤退していますし、韓国でも同じ様な理由で大ゴケ。その他東南アジアでもAmazon流を通すもまったくふるいません。
ちなみにAmazonに勝ったLazadaはこんな感じのサイト
一応名前が出たのでLazadaもちらっと紹介しておきますね。Lazadaはタイでぶっちぎりのショッピングサイトでございます。
支払い方法に、クレジットカードや代引やコンビニ払いなど多彩に用意し、クレカを持たないタイ人層を引き込みました。(Amazonは将来的に物流を自社でやりたがっていたので手続きが煩雑になるこのあたりに力をいれなかった)
値段もバンコク市内で購入するよりも安く、更には中国の売り手からの輸入も非常に容易です。陸続きですから小物なら200円とかで輸入できちゃいます。
もちろんパチモノも多いですが、タイ人はその辺りはわかって使いますので不満は出にくいです。
買い物も個人情報の登録を済ましているなら2~3ステップで購入できてしまいますし、受け取りも日本人の方が住むようなコンドミニアムなら、大抵受付があってそこで荷物を受け取ってくれますからね。
Lazadaに関しては下記の記事で詳しく紹介してますのでぜひ御覧くださいね。
【海外発送】タイから日本のAmazonに注文をする時の注意
日本からタイへの送料&関税などの手数料
上記は日本からタイへの配送料と手数料です。配送1件ごとに600円かかり、プラス品物の数だけ料金がかかるので複数まとめて購入したほうが少しお安くなりますね。
また、関税ですが、日本から商品を送る場合、AmazonGlobalでは送料とは別に輸入手数料を自動で計算して先に徴収します。そしてもし税関を通した時に徴収した分よりも手数料が安かったら返金されるシステムです。これは優秀ですね。
ちなみに関税のお値段はタイは本当に高くて有名。一応調べ方はあるのですが、残念ながら個別の商品の関税を見つけるのは至難の業。しかも結構予想外の値段になったりもします。
ですので、てばこ&てばおさんの実際の例でいきますと、ワコールの上半身のサポーター(2万円)を買った時は関税が1500円ほど、マイク(15000円)を買った時5000円ほど、ひげそり(10000円)は2000円くらい、ウインドブレーカー(8000円)が600円くらいな感じです。
ちなみにワインなんかは200%くらいの鬼関税率なので注意して下さいね。
日本からの関税が高かったり輸出できないもの
お酒 タバコ 革製品 電化製品
自動車 チョコレート など
バルサンなどの殺虫剤 ドリアン
モバイルバッテリー 制汗スプレー(パソコンなどは可) 香水
24℃以上のアルコール レトルトカレーなど(真空パウチ)
実際にAmazonで購入してみましょう
Amazonで海外発送ができるか商品をチェック
まずはこちらの検索画面で「テニスシューズ」を探してみます
左側にある絞り込みフィルターを下までスクロールして、この海外発送にチェックをいれます
するとテニスシューズで30000件以上ヒットしていたのが・・・
2000件程度まで減ってしまいました。これが海外発送可能な商品の数です。まあそれでも十分な数ですけどね
海外から日本のAmazonで購入する時はまず真っ先に、「海外発送可」の商品でフィルターをかけます。
スポーツウエアなどの商品に関してはこのフィルターでおそらく1/10くらいに減ります。しかしそれでも何千点かは選べるので問題ありません。
食料品やお酒に関してはほぼ全滅です。このフィルターを乗り越えて選べても、いざ住所を指定したら「お届けできません」と表示が出る場合がほとんどです。
また、まれに最低注文数が決まっている商品もあります。その場合は同じものを3個とか買わないといけないパターンなので注意です。
海外の住所に変更してからカートに入れます
検索画面で欲しい商品を選んだらカートにいれるのですが、大切なのがここ。
赤枠の位置に通常は日本の住所が記載されていたら、ここをクリックして海外の住所を入力します。二回目以降のお買い物もここが日本の住所になっていたらチェックしてその都度変更しないといけません。
そしてこちらが、初めて海外の住所を入力する時に使う画面ですね。通常は国内の住所を入力するスタイルになっているので、赤枠をクリックして海外フォーマットに変えて入力
海外の住所の書き方
【日本の住所の場合】〒464-0011 名古屋市千種区千代田橋1-1 1A
郵便番号→市→区→町と番地→部屋番号のように大きい区分けから小さい方へ
【タイの住所の場合】1A 1-1 Chiyodabashi Chikusaku Nagoya City 464-0011 Japan
部屋番号→番地→町→区→市→郵便番号→国
発送元によって値段や海外配送条件が変わります
服や靴のようにサイズが複数あるものは、Amazon内でもサイズによって取り扱っているお店が異なります。ですので上の場合は24.5センチのシューズを販売していたお店は海外発送を行っていなかったのですが・・
25センチのシューズにしましたらAmazon.co.jpの発送に変わり、このように海外発送が可能になりました。
お支払い画面まですすめていきます
カートに入れますとこちらの住所の確認が出ますので、海外住所になっているかチェック
こちらの配送オプションですが、プレミアムを選んでも時間は掛かるものは掛かります
基本的に住所さえ変更ができて、海外発送対象商品さえ選べたら特に難しい部分はありません。
最後の確認画面には、輸入税等前払金とでますが、こちらはAmazonがかかるであろう関税を事前に予測して前払いで徴収するもので、とりすぎていたらあとから返金されます。
ここをみると送料と輸入税を足すと7000円くらいかかっちゃってますね。関税に関しては商品によりけりなので色々試してみて下さいね。
日本からタイへのお届け日数は?
これは日本からバンコクの場合ですが、だいたい平均3~4日かと思われます。
書籍を頼んだ時は2日で届いたなんて事もありましたが、それはレアケースです。
もし1週間待っても届かない場合は、一度Amazonの「注文履歴」から「配送状況」を確認したほうが良いですね。
まあ海外発送の場合は大抵ステータスは「お届け中」なのですが、これに関しては殆どの場合通関手続きで止まっている場合が多いです。
タイは時期によっては通関がパンクして思いっきり時間がかかることがありますので、これに関してはAmazonへ相談しても「1週間ほど後にまた連絡をください」しか返ってきませんので諦めて待ちましょう。
もしも荷物が届かない場合は?
もし荷物が届かない場合は、上記アカウントサービスから「注文履歴」を開くと、「配送状況の確認」、「キャンセル」、「注文が届いてない」などのクレームを出品者に直接出すことができます。
また、出品者から返信がない場合や返金に応じない場合は「マーケットプレイス保証」というものがありまして、Amazonからの返金を受けれますので安心です。
日本の業者さんの場合はあまりないのですが、てばこさんがアメリカのAmazonにソムリエナイフを注文をした時に全然届かず、2週間待たされた後に「危険物として現地の郵便局で押収されていた」なんてこともありましたので、海外発送に関しては基本的に日本国内発送と同じサービスは求めずに利用しましょうね。
日本のAmazonからタイへパソコンを取り寄せ
タイでパソコンを購入するとキーボードがタイ文字ばかりなので、日本のアマゾンから取り寄せてみました。
アマゾンの場合、注文確認画面で「輸入税等前払金」がありまして、タイへパソコンを持ち込む場合30%の関税がかかるのですが、なぜかここの金額は7%程度の金額。意外とお得です。
なんと無事に、しかもたった4日で到着しました。恐るべしAmazon!
心配していた追加の関税もなく、本当にAmazonへの前払金だけで購入できました。
プラカノン郵便局に取りに行く手間がなくて本当に良かった。
なお、最近はラザダがゾロ目の日は(8月8日、9月9日)セールをやっていまして、そのあたりは遅延が発生するので避けたほうが良いのはコツでございます。
あと今回購入したパソコンは振動に強いタイプのものだったので注文しましたが、普通のパソコンはちょっとリスクがあります。衝撃緩和剤はほぼなく、箱も潰れていましたので、精密機械はやはりおすすめはできません。
https://tebasaki-of-the-world.com/rakuten-un-limit-6/
おまけ Amazonプライムをタイで見る場合は?