ベトナムでは牛乳が大人気
こちらはホーチミンの牛乳屋さんが3件並んだ最高にイケてるスポットなんですが、ここへ無理して見に行かなくてもホーチミンに牛乳屋さんはたくさんあるとは思います。
しかしここは夜になるとたくさんの若者で賑わい、さっとバイクに乗ったまま牛乳買って、さっと帰るドライブスルースタイルなのでなかなか新鮮な光景でございます。
ベトナムは牛乳の供給が足りていない
お店の前は牛乳を求める若者達で常に賑わっています
お店の前には店員が待機して、バイクを降りずに購入できます
ベトナムは世界的に見て乳製品の価格が1番高かったりします。ベトナム農業地方開発政策戦略機構によりますと、ベトナムの牛乳の小売価格はアメリカやカナダよりも高く、1リットルあたり平均200円くらいするので、ベトナムの物価水準から考えると高級飲料になってしまうんです。
しかしベトナムは世界的に見ても太っている人が少なく健康意識の高い国民性で、栄養価の高い牛乳は人気なんです。
10年ほど前に中国産の食品から色々よろしくない成分が検出され、日本でも話題になりましたが、国全体が健康に意識が向かっている時期にベトナムの乳製品の会社が「牛乳は健康に良い」宣伝をバンバン行い、ベトナム国民に「牛乳は身体に良い」というイメージが定着したんですね。
現在は政府の政策として乳製品の生産量をあげようとしていますが、そもそもベトナムは酪農の歴史が浅く、乳牛が圧倒的に足りていません。必要な需要に大して供給が5割を切っている状態です。そのため牛乳の価格が高止まりしているんですよね。
ベトナムの牛乳は甘い
牛乳屋さんの昼は落ち着いてます
イチゴとかパイナップルとか書いてあります
180mlの7Kドン(35円)が1番人気
こちらはイチゴと普通のとアイスクリームのコーン味
甘いのよ
迷ったら怪しい色を買っておけばいいんです
ベトナム牛乳の特徴としてはとにかく甘いです。もちろんスーパーマーケットには無糖(KHÔNG ĐƯỜNG)と書かれた牛乳もありますが、基本ドライブスルーで売っているのは加糖した牛乳がメインですね。
日本人からすると甘い牛乳は抵抗がありますが、現地の人は逆に甘くない牛乳に興味は示しません。だって甘いほうが美味しいんですもの。たしかに昔、給食で牛乳が飲めない子供はたくさんいましたが、ベトナムの子供はおおむねみんな牛乳大好き。つまり甘みは最強ってことでした。
こちらはおまけでホーチミンの道路状況です
ホーチミンの牛乳は世界一高くて甘い まとめ
手羽先は世界一。異論は認めない