もくじ
バギオの有名スペアリブを比較!
Canto ってどんなレストラン?
こちらはアメリカンなスタイルのお店。canto(カント)です。以前はバギオの東側にあったのですが、バーンハムパークの西側へ移転してきました。元から人気のあるレストランだったのですが、お店は大きく立地も良くなった結果、お昼は1時間待ちの行列ができています。
アメリカンスタイルをウリにしているだけあって、ハンバーガーのお肉が美味しいと評判です。しかし今日のお目当ては「LOMO RIBS」といういわばスペアリブでございます。ハンバーガーを食べている暇はありません。
カントの店内を見てみましょう
階段を上がりますと・・
ひー!空いていそうな16時頃を狙ったのにこの行列
こちらはキッチン。独立した作りになっています
空いている席も準備ができたらどんどん埋めていきます
キッチンの窓口から料理がバシバシでてきます。空いたお皿は床に・・
この日は週末だったので混雑を避けるために16時という中途半端な時間で訪れたのですがさすがは人気店。行列がこの時間でも絶えていません。
バギオの飲食店は当たると本当にでかいですね。しかもコンセプトさえしっかりしていれば当てるのはそこまで難しくないというか、下の記事に書いた人気店を回ればバギオで売れてる共通点が見えてくるのではないかと。価格帯、雰囲気、サービス、客層、店舗サイズ、コンセプト、料理の項目に分けて見ていけば良いかと思います。
特に価格に関してはどこも安売りしていないことがポイントです。スターバックスの「高い値段を払ってお店にいる」ということがバギオではある種のステイタスになっているところがありますからね。
cantoの料理は?スペアリブはどうなの?
一番上の「LOMO RIBS」が例のブツです
バギオではボチボチ高級なお値段
ビールが5種類(65ペソ)あるのは嬉しい
「ドライ」ってあったから少しだけアサヒスーパードライを期待してました・・
ストロベリースラッシュ 110ペソ
カスケードサラダ 160ペソ
なんかロコモコみたいなの
ベジタブルピザ 240ペソ
LOMO RIBS ハーフサイズ 280ペソ
メニューは全体的に中流層向けの価格ですね。日本人からすれば大した値段ではないですが、フィリピン人が家族でcantoで食事となるとちょっと覚悟が必要ですね
で、料理なんですが、うーん。最初に一番まともだったスペアリブ言っちゃいますが、これはなかなか良いです。フィリピンのスペアリブにしてはそこまで濃くは無いし柔らかいしボリューミー。これは売れますね。しかし問題はその他の料理ですね。
サラダは特徴が無いというか、よく見たらスペアリブの飾りで添えてあるサラダと全く同じですし、ピザは生地がクリスピーではなくて固いし、そもそもピザ釜の温度が低くて仕上がりがよろしくない。ロコモコみたいなのは水分がたくさんでちゃうきゅうりが細かく切られてさらに青くさい水分でまくりでイマイチ。
この料理内容でお店が繁盛するバギオは、やはり新規オープンしたい飲食店にとってはブルーオーシャンです。
しかしお隣の席を見るとやはりハンバーガーのお肉は美味しそう。もしここにいらしたらとりあえずLOMO RIBSとハンバーガーにしておきましょう。
ちなみにピザの話が出たので書いときますが、バギオナンバーワンピザは「Amare La Cucina」というイタリアンレストランのピザです。記事がないので地図だけでも置いときます。不甲斐なくてすみません。
ちょっと街から離れてますが行く価値はあるかと。建物の中にはいってます
canto その他
トイレは新しくはないですがマメに掃除されています。しかし時間帯によっては混んでて並ぶことも・・・
サービスはスタッフさんが忙しい慣れしているのでテキパキやってくれます。愛想はまあ程々ということで・・
食べ終わって帰る時間は19時前くらいでしたが、行列が階段の下の方まで伸びていました。cantoに来てみたもののやっぱり並ぶの無理っ!って人用に、cantoから歩いて3分の絶対入れるカフェレストランを置いときますね。なぜ絶対入れるかって?それは・・・
味★★★ 清潔度★★★★ 空いてる度★ 接客★★★ コスパ★★★ トイレ★★★ Wi-Fiなし
続きましてスペアリブ専門店 Route 55
こちらはちょっと辺鄙な立地にあるスペアリブ専門店ルート55です。RIB&WINGSの看板が輝いています。ちなみにGoogleMapsでも高評価でございます。見せてもらおうか、その実力を・・・
スペアリブ専門店にふさわしいアメリカンスタイルな店内
アメリカン風
なんとなくのアメリカン風
三角標識はもはやどこの標識かもわからず
店内はなんとかアメリカンに寄せたい感じですが、寄せきれていない感じになっております。赤と黒は1950年代の代表的な色なんですが、ここに足りないのはコカコーラのアドバタイズとネオンとステンレスで枠取りしてあるチープなテーブルでございます。
センスのある無しは置いておいて、こちらが1950年代のお手本
メニューはもちろんお肉が中心
強気のお値段。リブアイステーキ855ペソなんてのもあります
ミント入りのお冷(無料)
見た目はなかなか。Route55RIBs 265ペソ
マッシュポテトとコールスロー
こちらはケイジャンライスとコールスロー付き
む!柔らかい!
とりえあず店員さんおすすめだというスペアリブを注文。味が選べまして、スタンダードな照り焼き風と醤油ベースのアジアンリブを注文。しかし食べてみるとどっちがどっちかわからない。いやいやいや、安舌のてばおさんは置いておいて、てばこさんは調理師免許は持ってます。うーん。間違えたなコレは。2つともスタンダードなやつです。
で、味なんですが、めちゃめちゃ濃いっ!濃すぎてお水の消費が激しいです。というかこれは駄目なレベル。ソースを2倍位に希釈しても良いくらいです。お肉はすごく柔らかくて脂のバランスもいいのに非常にもったいない。というわけで今回のスペアリブ対決はcantoの圧勝ということになりました。はぁ、濃すぎて全部食べれませんでしたわ。
ちなみにサイドディッシュは2種類お好きなものを選べます。マッシュポテトもコールスローも美味しいですね。この味が作れるならスペアリブのソースはたまたまだったと思いたいです。あ、でもケイジャンライスは本場の味ではないです。クミンやパプリカパウダーで炊いて無くてなんちゃっての味でした。
あと隣のテーブルのお客さんがTボーンステーキを頼んでいたのですが、なかなか良いものが出てきてました。メニューをみるとグラム5円のバギオでは珍しい量り売りなのかな?
Tボーンステーキは下記のお店がオススメなんですが、余裕があればこのお店もいいですね。
Route55 その他
トイレは死んでいました。ひどすぎてモザイクかけときました。これはデートでは使えないですね。
Wi-Fiは普通につながるレベルでありますよ。
お店の裏に集合住宅があり、この店の中を通るとショートカットできるらしく、たくさんの近所の子供達が店内を通過していきます。微笑ましい光景です・・・・
味★★ 清潔度★★★ 空いてる度★★★★★ 接客★★★ コスパ★★ トイレ★ Wi-Fiあり
究極VS至高 のスペアリブ対決 まとめ
でもまあ、Route55のスペアリブはポテンシャルありますよ