ジョージアで最先端のキッチンを持つEZOレストラン
こちらはトビリシのリバティスクエア駅から南に広がる旧市街。歴史的な建物が多く、ちょっと寂れた地域ですが、高級レストランやカフェがあり、店内に入ると中はリノベーションされていて綺麗だったりするエリアでございます。
今日ご紹介するレストランはそんなエリアにある比較的新しいレストランの「EZO」でございます。
Googleでも口コミ700超えの★4.5となかなか高評価なお店でございます。
Ezoレストラン
こちらが旧市街のEZOレストラン
中庭にテーブルを並べただけのシンプルなレストラン
いや・・本当にシンプル・・・
しかしこのレストランが凄いのはフロアではなくてキッチン
ちょっと準備中なのでキッチンは後ほど・・・
Ezoレストランは道路を歩いていると外から見えるので、お客さんは「なんだここは?」って感じでつられて入ってしまうお店です。
ただ中庭にテーブルが置いてあるだけで少し心配になるレベル。しかしまあなんというかここのレストランはスタッフが優秀。
皆さんフレンドリーですし、ジョージア人なのによく働く(ジョージア人はあんまりガツガツ働かないので・・・)
営業時間はお昼すぎから(日本のようなランチタイム営業という感覚がない)で、夜は24時ころまでやっていますがお客さんいなかったら閉まりますよ~。
料理の試食会
左はEzoのマネージャー、右はてばこさんのお友達
ジョージアの伝統的な香草の酢漬け
おなじみのトマトとキュウリのサラダ
スルグニチーズに野菜のピクルス、羊肉のスープ(蓋はパン)
チキン丸焼き、別でソースがあって美味しい
もちろん常駐にゃんこもいますよ
ジョージア料理って全体的に塩が強いんですよね、味が濃いです。これは訪れた日本人ならみんな思うところだと思います。
Ezoの味付けも日本と比べるともちろん濃い目。ただ特徴的なのは塩よりもお酢を使ったりして色々とチャレンジしていますね。発言権もスタッフみんなが持ち、意見をぶつけ合うので将来に期待できます。
また、シェフという役職をおいておらず、料理を完全にマニュアル、システム化してチェーン展開できないか模索している前衛的なレストランです。
マネージャーもオーナーも若く、料理畑の出身ではないので考え方が柔軟で、トヨタの看板方式(ジャストインタイム)をレストランに導入して日々試行錯誤されています。
てばこさんにもアドバイスを求められましたので、ジョージアでチェーン展開するならばやはり「サイゼリヤ」と「スカイラーク」のシステムは押さえておかないといけませんとだけ伝えておきましたらさっそく質問攻めで、非常にビジネスに貪欲な印象を受けました。
サイゼリヤとスカイラークの形ができれば世界中どこでもやっていけますからね。
Ezoのキッチンのご様子
まさかジョージアにこんなまともなキッチン設備があったとは・・・
こちらは評価の分かれるアイランドタイプのグリル。チームワークが要求されます
こちらはハチャプリ作成中
しっかり研修中、ジョージアなのに真面目だ・・
Ezoのキッチンですが、非常に洗練されています。日付や名前でソースや食材を管理して、冷凍と冷蔵をうまく使い分けて保存しています。
キッチンの設備もホテルパンや機材などはジョージアで手軽に手に入らないためにお隣の国まで行って買ってきているそうです。本気を感じる・・・
実はてばこさん、ジョージアの色々なレストランのキッチンを見て回っているのですが、衛生面でクリアしているところがあまりなくてブログで紹介できていない状態だったのですが、Ezoはその点はじめて堂々と紹介できるレベルでございます。
お値段はお一人1500円くらいに収まる中級レストランでございますよっ!
ジョージアのレストランの内部に侵入 まとめ
旧市街周辺は造りが狭いお家が多いですが、こちらは広くてしかもリノベーションしたばかりでとっても快適なホテルです。てばこさん達は日本から友達が来たので、奮発して4人で1泊90ドルの2ベッドルームにしましたのでカップル向け1ベッドルームのお部屋は不明ですが、3~4人家族には2ベッドルームとってもおすすめです。