子どもの脳の発達に重要な「DHA」
DHA(ドコサヘキサエン酸)は、魚に多く含まれる栄養素で、脳や神経の働きを支える重要な脂肪酸です。ところが、DHAが不足すると、集中力の低下や物忘れが増える、気分が不安定になるといった影響が出ることも。
特に子どもの発育や高齢者の認知機能には深く関係しており、成長期や加齢にともない意識的な摂取が大切です。しかしタイではお魚を食べる機会が少なく、離乳食で気軽に赤ちゃんに与えられるものといえば、フジスーパーなどで売っている「しらす」くらいになるのではないでしょうか。
しかし、しらすを毎日食べさせるとなるとなかなかのお値段になりますし、ツナ缶にもDHAは入っていますが、与えすぎるのもなんとなく身体に良さそうではない感じです。
そこで今回はコスパよく、離乳食として与えられるCapelin(カペリン)をご紹介します。
Capelin(カペリン)とは?

カペリンはカナダやアイスランド近海に生息する輸入魚で、正式には「カラフトシシャモ」とも呼ばれています。
スーパーでよく見かける「ししゃも」の多くが実は「カペリン」という魚で、本物のししゃもは北海道の一部でしか獲れず、漁獲量も少ないため高級品。見た目は似ていますが、風味や脂の乗り方が異なり、ししゃもはより濃厚で繊細な味わいです。
このカペリンですが、フジスーパーで買うと結構良いお値段していたりしますが、実はロータスに冷凍カペリン1kgが130B前後で売っているんですよね。40匹程度はいっていますのでとってもコスパが良いです。
もちろんデリバリーも可能で、離乳食のDHA不足に悩んでいるお母さんの強い味方になるのです。
1. DHA・EPA(オメガ3脂肪酸)
→ 魚に特有の良質な脂肪酸で、脳の働きや血流改善、中性脂肪の低下に役立ちます。肉にはほとんど含まれていません。
2. ビタミンD
→ 骨の健康に不可欠な脂溶性ビタミン。日光に当たるだけでは不足しがちなため、魚からの摂取が大切です。
3. セレン
→ 抗酸化作用のある必須ミネラルで、体内の老化防止や免疫機能をサポートします。肉より魚に多く含まれます。
4. ヨウ素
→ 甲状腺ホルモンの材料となり、新陳代謝を調整します。海産物特有の栄養素で、肉には含まれません。
カペリンの調理方法
冷凍カペリンをお椀にいれて熱湯で解凍&火入れをしてしまいます
茹で上がったカペリンは上記のように背びれや胸ビレ、頭を取り除いて・・・
卵豆腐やゆで卵と一緒にすりつぶせば6ヶ月位のお子さんでも食べてくれます
カペリンは焼いても揚げても美味しいですが、離乳食で毎日使うにはめんどくさいので、我が家の場合は沸騰したお湯に4~5分つけて火入れしています。
茹でたカペリンはやわらかくなるので、手で頭と骨、ヒレなど硬い部分を取って、ゆで卵やお豆腐と混ぜればもりもり食べてくれます。歯がそこまで生えていない小さいお子さんでもすり鉢を使って細かくすればOK。
タイでは魚由来の栄養が取りにくいですが、冷凍カペリンを常備しておけばそんなお悩みも解決ですよ!
【タイの離乳食】コスパよくDHAがとれる冷凍カペリン まとめ

