もくじ
エアポートレールリンク(ARL)って?
ARLとはAirport Rail Linkの略でして、タイの玄関であるスワンナプーム国際空港と、バンコク市街8個の駅をつなぐ高速鉄道です。エアポートレールリンクって言うのが長いので、エアポートリンクなんて呼ぶ人も多いです。
オープン当時は最高時速160kmをウリにしていた、スワンナ-プーム国際空港からエアポートリンクのパヤータイ駅までノンストップの急行列車がありましたが、現在は各駅停車のみとなっています。
当初は旅行者向けの利用がメインと踏んでいましたが、想定以上にローカルの方の利用が多くて、通勤通学の時間にノンストップ急行列車なんかだしてる場合じゃなくなったそうです。
実際、エアポートレールリンクの朝と夕方の通勤ラッシュはかなりのものがあり、早朝だと空港からの終着駅であるパヤータイ駅以外の駅から乗るのは結構大変でございます。空港から市街へ行くときは席が取れるんで問題ないんですけどね。
エアポートレールリンクの路線図
エアポートレールリンクは始発駅の「スワンナプーム空港」から終点の「パヤータイ駅」までの8駅を、所要時間27分でつなげています。
旅行でバンコクにいらっしゃる方が覚えておかないといけない駅は、上記にカタカナで書いたパヤータイとマッカサンの2つの駅ですね。
マッカサン駅はMRT(地下鉄)のペチャブリー駅(またの名をペップリー駅)まで、徒歩2分でつながってますので、市街へのアクセスが便利です。
空港からエアポートレールリンク終着駅のパヤータイは、BTS(高架鉄道)パヤータイ駅と繋がっていますのでこちらも市街へのアクセスが便利です。
エアポートレールリンクの運賃
駅名 | スワンナプーム駅からの料金 | 所要時間 |
LAT KBABANG | 15バーツ | 5分 |
(ラットクラバン駅) | ||
BAN THAP CHANG | 20バーツ | 10分 |
(バーンタップチャン駅) | ||
HUA MAK | 25バーツ | 14分 |
(フアマーク駅) | ||
RAMKHAMHAENG | 30バーツ | 18分 |
(ラムカムヘン駅) | ||
MAKKASAN | 35バーツ | 22分 |
(マッカサン駅) | ||
RATCHAPRAROP | 45バーツ | 25分 |
(ラーチャプラーロップ駅) | ||
PHAYA THA(パヤー・タイ駅) | 45バーツ | 26分 |
エアポートレールリンクの運行時間は朝5時56分が始発で、終電が24時30分です。1時間に3~6本ほど便があります。運賃は2019年7月現在で初乗り15バーツ(50円)で、1駅ごとに5バーツ(18円)加算されていく仕組みですよ。
エアポートレールリンクの乗り方
ここからは実際にてばこさんとてばおさんが、バンコク市街からエアポートレールリンクを使ってみた感じを書かせていたただきますね。
時間はだいたいお昼くらいでエアポートレールリンクはそんなに混んでいない時間帯です。
駅は上記のラーチャプラーロップ駅からスワンナプーム国際空港への道のりです。
エアポートレールリンクの駅はすべて同じような作りになっていますので、今回の記事はどの駅から利用される場合でも参考にして頂ける内容ですよ。
エアポートレールリンクのラーチャプラーロップ駅
こちらは本日利用するラーチャプラーロップ駅(Ratchaprarop)でございます。
エアポートレールリンクの駅はどこも殺風景なんです
駅のサイズは大きいのに利用客数少し
先程も書きましたが通勤通学の時間はエアポートレールリンクは激混みで、このラーチャプラーロップ駅は空港への始発駅であるパヤータイ駅の次の駅なので、早朝や夕方の混む時間帯の利用はおすすめしません。
ただしそれ以外の時間でしたら窓口がとっても空いてますし、タクシーだとパヤータイ周辺よりラーチャプラーロップ駅のほうが渋滞が少なくアクセスしやすいので、今回こちらの駅を利用しました。
電車のチケットは自動販売機か窓口で購入
自販機はなぜか混みます
窓口のほうが確実ですね
旅行者向けの料金案内があります
窓口でこんなトークンをもらって、改札にかざします
エアポートレールリンクの駅はなぜか自動券売機が混んでいる事が多いですね。
そして窓口が空いているイメージ。自動券売機には中国語表記があるから中国人の方が使われるんですかね?
BTS(高架鉄道)などと違って外国人観光客の多いエアポートレールリンクは窓口の駅員さんも外国人慣れしていて英語も大抵大丈夫です。(BTSは意外と通じない)
窓口で「エアポートプリーズ」といえばすぐに料金を教えてくれてトークンをくれます。
丸っこいトークンですが、なかにICタグがはいってまして、入る時は改札にピッとかざして、出る時はコインを改札口にいれて返却です。
日本で余り見ない形なので初めての人は戸惑うかもしれませんが、世界的にはこちらのタイプのほうが多いですね。
ロシアやウズベキスタン、ウクライナなんかはICタグもなにもはいってないただのプラスチックのコインだったりしますからね。
エアポートレールリンクの車内
こちらが駅のホーム
暇な時間帯はだいたい20分に1本です
車体もまだまだ新しいです
車内は清潔、大きな荷物がおけるスペースも作られています
エアポートレールリンクは、運行開始直後は値段設定も高くイマイチな人気でしたが、近年はバンコクの平均所得も増え、利用客は毎年増えていっているそうです。
朝なんかスーツを来た若い子たちで埋まっちゃいますからね。
あと車内ですが、通常のMRT(地下鉄)やBTS(モノレール)よりも大きな荷物が運び込めるようにスペースが広めに作られており、乗り降りの時の隙間や段差も少なく、駅もほぼバリアフリーなのでとっても使いやすいですよ。
スワンナプーム国際空港へ到着
ホームドアがあるのはスワンナプーム空港駅だけ
電車を降りたあとの流れは一方向なのでわかりやすいです
こちらにさきほど購入したトークンをいれると改札が通れます
あとは出てすぐの掲示板で窓口を確認して・・・
チェックインで終了です
所要時間は始発のパヤータイ駅から終点スワンナプーム空港まで大体26分です。バンコクの鉄道事業には日本も会社も協力しているので、電車の運行時間は世界的に見てもかなり正確に運行されていますね。
電車はスワンナプーム国際空港の地下に停まりますよ。
以上がバンコク市街からエアポートレールリンクでスワンナプーム国際空港への行き方説明でした!
【バンコク】エアポートレールリンクの乗り方、運賃、路線図 まとめ
朝8時のエアポートレールリンクの様子をテレビで見たのですが、駅ホームの下の階まで列が飛び出ていました・・・