バンコク旅行の移動手段に迷ったら|短距離移動に便利な方法を旅行者目線で解説
短距離移動に向いた現実的な選択肢を、旅行者目線でわかりやすく解説していくわよ!
もくじ
バンコク旅行で移動に困りやすい理由
バンコクは「移動が便利な都市」というイメージを持たれがちですが、実際に旅行すると移動で戸惑う場面は少なくありません。
その理由のひとつが、旅行者にとって距離感がつかみにくい街であることです。
地図上では近く見える場所でも、歩道が整備されていなかったり、遠回りが必要だったりして、思った以上に時間と体力を消耗します。
また、バンコクは年間を通して気温が高く、短時間の徒歩移動でも体力を奪われがちです。
「駅から10分くらいなら歩けるだろう」と思って移動し、途中で後悔する旅行者は珍しくありません。
公共交通機関は発達していますが、駅やバス停は必ずしも観光地の目の前にあるわけではなく、最後の数百メートル〜1km程度の移動が不便になりやすいのも特徴です。
このように、バンコク旅行では「長距離の移動」よりも、
ちょっとした短距離移動こそがストレスになりやすいという点を理解しておくことが重要です。
バンコクの主な移動手段とそれぞれの弱点
BTS・MRT(電車)
渋滞を避けられ、料金も明確です。
ただし駅から目的地まで徒歩10〜20分かかるケースも多く、短距離移動には不向きなことがあります。
タクシー
料金は安めですが、時間帯によっては捕まりにくく、行き先が通じなかったり、場所によっては断られることもあります。渋滞に巻き込まれると、短距離でも時間がかかって歩いたほうが早かったということも多いです。
また、最近は運転手のマナーの悪評が目立ち、在住者の方々でもタクシーではなくGrab移動をメインにしている人は多いです。
Grabなどの配車アプリ
料金が事前にわかる安心感がありますが、短距離だと割高に感じることがあります。
また、混雑時はドライバーが見つからなかったり、強制でキャンセルになったりすることもあります。
徒歩
最も手軽ですが、暑さや歩道事情を考えると現実的でない場面も多いです。
舗装されていない道も多いですし、乾季の直射日光は肌が痛いくらい厳しいです。
バンコク内移動手段比較一覧
| 移動手段 | 得意な距離 | 料金の目安 | 料金交渉 | メリット | デメリット |
| MuvMi | 短距離 (〜2km) | 格安 (14B〜) | 不要 | アプリで完結。格安で明朗会計。 | エリア限定、エアコンなし。 |
| Grab / Bolt | 中・長距離 | 普通〜高い | 不要 | アプリで呼べる。安心・快適。 | 渋滞に巻き込まれる。短距離は割高。 |
| タクシー | 中・長距離 | 普通 (メーター) | 必要あり | どこでも捕まる。エアコンで涼しい。 | 乗車拒否や交渉が面倒。渋滞に弱い。 |
| BTS / MRT | 中距離 (駅周辺) | 普通 | 不要 | 渋滞なし。時間が正確。 | 駅から目的地まで歩く必要がある。 |
| 徒歩 | 超短距離 | 0円 | 不要 | 自由。 | 暑さが厳しい。道が悪く疲れる。 |
旅行者が一番困るのは「短距離移動」
バンコク旅行で意外と困るのが、空港から市内への移動や長距離移動ではなく、数百メートルから2kmほどの短距離移動です。
たとえば、BTSやMRTで最寄り駅まで来たものの、そこからホテルや観光地までが微妙に遠い、というケースはよくあります。
この距離は徒歩だと暑さが厳しく、かといってタクシーを呼ぶほどでもありません。
Grabなどの配車アプリを使うと割高に感じたり、待ち時間が発生することもあります。
さらに、観光地から次のスポットへ移動する際も、「歩けなくはないが、できれば歩きたくない距離」が連続するのがバンコク旅行の特徴です。
このような短距離移動が積み重なると、移動そのものがストレスになり、観光を楽しむ余裕がなくなってしまいます。
だからこそ、バンコク旅行では長距離用の移動手段だけでなく、短距離移動に向いた手段をあらかじめ知っておくことが、旅を快適にするポイントになります。
短距離移動に向いたトゥクトゥク配車アプリ
そこで紹介するのが、短距離移動に特化した移動サービス、muvmi(ムーブミー)です。
一言で言うとトゥクトゥクを配車してくれるアプリなのですが、主な特徴としては、
- ドライバーとの会話が不要
- 料金交渉が不要で乗る前に値段も確定、チップも必要なし
- 乗車と降車の場所指定は地図を見ながらアプリで完結
という、海外慣れしていない旅行者がぶつかりそうなポイントを全てクリアしている神サービスでございます。
muvmiはこんな場面で使うと便利
- BTSやMRTの駅から観光地まで
- 旧市街エリア内の観光
- バンコク市内の短距離移動
タクシーを使うほどではない距離で、特に便利さを感じやすいです。観光では要所に停車ポイントが設置されていますし、トゥクトゥクで開放的な旅気分も味わえます。
配車の指定も簡単なので、カフェやレストランでお会計と同じくらいのタイミングでmuvmiを呼んで、到着に合わせてお店を出れば待ち時間無しでスムーズに移動が可能です。
muvmiの料金感と他の移動手段との比較
muvmiの料金は短距離向けに設定されており、タクシーやGrabと比べても「使いどころ」が明確です。
- Grab: 長距離が安い、人数によって料金は変わらない
- muvmi 短距離が安い、人数によって料金が変わる
3人以上で長距離ならGrabのほうが安くなりますが、2人以下で短距離ならmuvmiのほうが安いことが多いです。
移動手段を使い分けることで、無駄なストレスを減らせます。
muvmiの使い方
muvmiを利用するには、電話番号がついているタイのSIMが必要です(空港などで購入可能)
SIMを指したスマホがある状態で、まずはこちらからアプリをダウンロードしましょう。
インストールしたら、アイコンをクリックして立ち上げてください。
その後、画面の指示に従い、電話番号を登録したら利用開始です。
初めて使うなら、お試しクレジットがもらえる
muvmiは紹介コードを入力することで、近距離を無料で乗ることができるクレジットがもらえます。
・紹介コード『2A65D2』をmuvmiのメニュー画面の【Referral Bonus】→【Have a code from your friend?】で入力すると、50バーツのクレジットが貰えます。(エリアによっては30バーツ)
クレジットの登録方法(日本語版)
メイン画面左上のアイコンをクリック
友達紹介ボーナスをクリック
「友達のコードをここで記入してください」をクリックしたら次の画面で紹介コード『2A65D2』を入力すればクレジット獲得です
トゥクトゥクの配車手順
まずは地図上の青いマークをタップして乗り場を指定します
乗り場の写真がでてくるので確認したら「ここでピックアップしてもらう」をクリック
同じように降り場の青マークをクリックして「ここで降ろしてもらう」をクリック
ピックアップ場所と降り場が決まったら「次」をクリック
車種を選びます。急いでいる時以外は「通常車」でOK
乗客数を設定してお支払料金を確認後、「トゥクトゥクを呼ぶ」をクリックで予約が完了です
クレジットカードでのチャージ方法
メニューから「Topup」を選択、タイではチャージすることをトップアップと言います
トップアップする金額を選択
QRコードはタイの銀行口座がある人限定なので「クレジット/デビットカード」を選択
カード情報を入力して「次」をクリック
支払い確認画面が表示されるので「認める」をクリック
たまにクレジットカードのOTP(ワンタイムパスワード)の確認が必要で、スマホにショートメールが届いているので、メールに記載されている6桁の数字をここに入力します
これでチャージは完了です
マイウォレットの数字には瞬時に反映されます
muvmiよくある質問
配車中のMAP画面下にスクロールするとキャンセルボタンがあるのでそこから可能です。
貸し切りを選択すればOKです。
もし大きな荷物があるのに1人で登録したりすると、後の人が入ってきた時に乗れなくなり注意されます。
6時半から夜10時までですが、夜10時直前は捕まらないことが多いです
雨の日はカバーをして中が濡れないように走っています
バンコク中心地がメインなので空港までは行けません
貸し切りにすればOKです
高速道路は乗ることができません
空いている時間は正確ですが、渋滞時は遅れることが多いです。これはmuvmiに限らずあらゆる配車サービスに当てはまります
muvmiはどんな旅行者に向いているか
muvmiはすべての移動を任せるような万能なサービスではありません。
ただし、条件が合う旅行者にとっては、移動のストレスを大きく減らしてくれる存在です。
特に向いているのは、初めてバンコクを訪れる旅行者です。料金交渉が不要で、アプリ上で行き先を指定できるため、土地勘がなくても使いやすいのが特徴です。
また、暑さが苦手な人や、徒歩移動をできるだけ減らしたい人にも向いています。
数百メートルの移動でも体力を消耗しやすいバンコクでは、短距離でも乗り物を使える安心感があります。
観光地をいくつも巡る予定があり、
「駅から観光地」「観光地から次のスポット」など、短距離移動が多い旅程の人にも相性が良いです。
一方で、長距離移動や市外への移動が中心の場合は、電車やGrabのほうが適している場面もあります。
muvmiはあくまで、バンコク旅行の移動手段を補助する選択肢のひとつです。一度使える状態にしておくことで、「ここは歩きたくない」という場面で助けになるサービスと言えるでしょう。





