もくじ
パイプが詰まるのはバンコクの水質のせい
バンコクの水道水ですが、水道局が定期的に発表している検査ですと不純物が多く、日本よりもミネラルや金属イオンが多い硬水でございます。
硬水というものは日常生活ですと結構厄介なものでして、上の写真は硬質で有名なロンドンの蛇口なのですが、こんなふうにライムスケール(石灰質の物質)がくっついてしまうのは日常茶飯事です。
そのためイギリスの食器洗浄機には塩をいれるところがありますね(硬水に塩を入れると少し軟水に変化する)
また、イギリスでは紅茶にはミルクを入れる風習があるのも、硬水を柔らかく飲むための工夫なんですね。
まあバンコクはイギリスほどの硬水ではないとしても、金属イオンが多いと洗剤と反応して固まってしまいますので、どちらにせよバンコクの排水口は詰まりやすいんです。
どうやって排水の詰まりをとるのか?
排水の詰まりですが、日本にはパイプフィニッシュのようなものがありますが、タイにもやっぱりありましたよ!
Mr.Muscle(ミスターマッスル)とFarcent(ファーセント)というパイプ詰まり用のお薬が売っています。
オレンジ色が目印のMr Muscle
ちょっと封切っちゃったですけどfarcent(ファーセント)
どちらもフジスーパーやテスコ、BigCなどに売っており、何回か使える液体タイプが150バーツ(550円)前後、一回分の粉タイプだと45バーツ前後(160円くらい)で売っています。
今回はファーセントの粉の一回使い切りタイプでパイプの詰まりを取りたいと思います。
お風呂のパイプ詰まりにfarcent(ファーセント)
てばこさん達が新しくはいったコンドミニアム。いきなり詰まってます
そこですぐ隣のフジスーパーでファーセントを購入
この青さは効きそう
farcent(ファーセント)利用の手順としては、まず詰まっている排水のお水が引くまで待ちましょう。
そして濡れた指で薬剤に直接触らないように気をつけながら袋を開けて排水溝へ全て投入します。
そして上から400ml~500mlほどのお水を投入します。
泡がボコボコして髪の毛とかも溶かしてくれます
お水をかけると・・・
ボコボコボコと泡が出始めます
30分間放置したらシャワーで流します。できるだけ熱いお湯で
これで詰まりは劇的に解消
ファーセントもMr.Muscleも、粉をかけてから絶対に30分は待ってください。初めて使った時に、せっかちなてばこさんは10分くらいで流してしまい、残念ながらあんまり効果がなかったです。
あとMr.Muscleは白色で問題ないのですが、ファーセントに関しては青い色が使用後に何日か残ります。しばらくすれば消えますが、ブルーレットおくだけ的な色をしているので気になる人はMr,Muscleをおすすめします。
そして30分たった後にかけるシャワーなんですが、湯沸かしポットがあれば熱湯を注ぎ込むのがおすすめです。というか熱めのシャワーと熱湯だと詰まり解消にだいぶ差が出ます。
結局シャンプーのカスなどが詰まっている話なので、髪の毛とかがもっさり詰まっている状態じゃないのなら、ぶっちゃけこの薬を使わなくても熱湯を何発か注いだら詰まりがとれたりもしますからね。