
もくじ
カッパドキアからアンカラへは長距離バス
今回は奇形な岩で人気の観光スポットカッパドキアからアンカラへの、長距離バスを使った移動方法をご紹介します。
カッパドキアのギョレメのバスターミナルからアンカラへは少々ややこしいのでまず簡単な流れを書いておきますね。
- ギョレメのバスターミナルでネウシェヒル(Nevşehir)からアンカラ行きのチケットを買う
- ギョレメのバスターミナルからネウシェヒル行きのローカルバスに乗る。
- ネウシェヒルの街中で一旦降りて、ローカルバスを乗り換えてネウシェヒルの長距離バスターミナルを目指す
- ネウシェヒル長距離バスターミナルからアンカラへ長距離バスで移動する

カッパドキア(ギョレメ)でバスを予約します
ここがギョレメにあるバスが発着ターミナルです。アンカラやイスタンブールからのバスの発着場でもあります
ターミナルはそんなに大きくはないです
敷地内にはツアー会社がたくさん
治安は良好。物乞いなんかもいらっしゃいません
これがバスのスケジュール、Metro社はアンカラへのバスは無いみたいですね
ツアー会社によって取扱うバスが変わります
こちらは両替商、レートはそんなに良くないです
周りにはレンタルバイク屋さんがたくさんあります
こちらはターミナルから徒歩1分圏内にあるツアー会社「Silk Road Rent A Car」
ギョレメのバスターミナルはカッパドキアに来る方なら皆お世話になります。この周辺の徒歩5分圏内には飲食店からツアー会社まで旅行者に必要なものはすべて揃っています。治安も全く問題なく深夜に到着でも大丈夫でしょう。
てばこ&てばおさんは朝日が見たかったので、1日バイクレンタルをシルクロードというお店で借りました。料金はどこも同じで2019年6月の時点ではスクーター24時間が150リラ(3000円)です。
しかしターミナル西側すぐの所にあるレンタルバイク屋さんは半日130リラ(2600円)、1日150リラ(3000円)と言っていたのに、実際に借りる段階になると突然1日は8時間だと言ってきたので借りるのはやめました。半日は4時間。こういう会社とは交渉も面倒くさいのですぐに退散です。
逆にシルクロードはちゃんと1日24時間でしたよ。(ただしバイクは新しくない)
日本語が少し話せるオーナーで、パスポート+国際運転免許証+150リラ(3000円)で借りることができます。
国際免許証はもちろん日本から持っていきます。最寄りの運転免許試験場で2000円以下ですぐに発行してもらえるので、海外でバイクを借りる方は作っておきましょう。
ツアー会社でチケットを購入します
こちらが今回利用したネウシェヒルというツアー会社です
ツアー会社はバスターミナルにたくさん並んでいます。
日本人の間で有名な長距離バス会社はMetro社ですが、イスタンブール以外ですとそんなに路線が多くありません。カッパドキア周辺ではこのネウシェヒル社が一番たくさん路線を取り扱っています。
アンカラまでのバスは8~9時の間に一本、その後は11時、13時、14時、17時、18時半、20時~1時の間に1本ありました。
チケット購入時の注意
アンカラ行きのチケット
アンカラ行きのチケットは一人70リラ(1400円)です。
ここで注意なのですが、チケットの出発時間は11時となっていますが、実はこれギョレメのバスターミナル出発時間ではなくて、ギョレメから45分ほど行った所にあるネウシェヒルの街の長距離バスターミナルからの出発時刻なんです。
チケットを購入する時に、1時間前にここのターミナルからミニバスに乗ってと説明は受けます。しかしこのミニバスはツアー会社のものでもなんでもなく、公共のミニバスのことで、つまり「自力でネウシェヒルの長距離バスターミナルまでは行ってね」ということなので注意です。
ツアー会社のおっちゃんからは、公営のバスだなんて一言も説明がないです。ネウシェヒルでの乗り換えに関してもアナウンスは無いです。
10時にミニバスに乗ってネウシェヒルでアンカラ行きバスに乗り換えるとしか説明を受けないので、購入したお客さん達はチケットにミニバス代も含まれているものだと思ってますし、長距離バスターミナルへもミニバス一本で行けるものだと勘違いしてしまってます。
この説明不足で何人もの観光客がネウシェヒルの街に散っております。
[the_ad id=”10479″]
ギョレメからネウシェヒルへのミニバスに乗ります
一番左の白いバスがギョレメへのローカルバス
出発しますよ
さようならカッパドキア、いい街でした
ネウシェヒルの街へはいります
バスの運転手さんがこのガソリンスタンドあたりで降ろしてくれます
ギョレメからネウシェヒルへのローカルバスは一人3.5リラ(70円)
ミニバス代はツアー会社のチケットに含まれていると思っていた人が大半なので、この公共バスの支払いで皆さんなにかがおかしいことになんとなく気づき始めます。
一応ネウシェヒルの街へ入りますと、写真のガソリンスタンドあたりでおじちゃんがここで降りなさいと教えてくれます。
しかしここでバスを乗り換えて長距離バスターミナルへ向かうだなんて聞いていないので、この駐車場の広いガソリンスタンドに長距離バスがくるのかな?なんて思いながら情報不足の旅人は難民に陥ります。
正解は降りた場所の通りに1番と2番のバスが走っており、このどちらでも良いのでバスに乗りかえれば長距離バスターミナルへ行くことができます。料金は一人2.5リラ(50円)です。ガソリンスタンドはなんにも関係ありません。(まぎらわしい)
バスを乗り換えてバスターミナルを目指します
先程の降ろされるガソリンスタンドはこの辺り
ガソリンスタンド隣にあるバス停
長距離バスターミナル行きバスの番号はフロントにこんな感じに書いてあります
バス代は2.5リラ(50円)
ネウシェヒルは結構都会
無事に長距離バスターミナルに着きました
1番と2番のバスは結構頻繁に走っていますのでバス停で待っていればすぐに来ます。バスは前から乗って現金を直接運転手さんに払えばOKです。おつりもだしてくれます。
実際にここで乗り換えて長距離バスターミナルへ行くということがわからなかった人たちは、おそらくバスの時間に間に合わず散っていったことでしょう。
てばこ&てばおさんもこの時点では移動方法を完全に把握しておらず手探りでの移動でしたので助けることができませんでした。
[the_ad id=”10479″]
長距離バスターミナルからアンカラへ出発です
ネウシェヒルの長距離バスターミナルはこちら
バスターミナルの中はこんな感じ
バスはちょっと狭め
出発するとのどかな風景が広がります
ずっと畑
アンカラの街が見えてきました
アンカラのバスターミナル到着です
ネウシェヒルのバスターミナルはイスタンブール方面から来ると降ろされる場所ですね。たくさんのバスが出入りしています。
ギョレメを出たのが10時、ネウシェヒルのバスターミナルに到着したので10時45分なので11時発アンカラ行きのバスには結構ギリギリでした。
ちなみにネウシェヒルのバスターミナルはトイレが有料(1.5リラ30円)ですが、最悪の環境です。全てイスラム式でまったく掃除がされていませんので使えません。ご注意を。
アンカラへのバスは定時で出発します。所要時間はだいたい4時間ほど。
バスからの風景はずっと畑が続きますが、実はトルコは食料自給率が100%超え、広大な土地と海に面して食材が豊富です。
輸入に頼らずともやっていけるのはとってもうらやましいですね。トルコ料理が世界三大料理の1つに数えられるのもわかる気がします。
[the_ad id=”10479″]
アンカラのバスターミナルへ到着です
こちらがアンカラの長距離バスターミナル
バスターミナル内、英語の案内はあまり無いです
こちらがアンカラの地下鉄に乗るためのカード
アンカラの地下鉄
Asti駅から街へ向かいます
アンカラのバスターミナルですが、とても大きなバスターミナルで、Astiという地下鉄の駅に直結しています。ここから街のどこへでも移動が可能です。(Asti駅は上の路線図の緑色ラインの一番南の駅)
しかしカッパドキアから来ると急に治安の悪さを感じるかと思います、物乞いもいますし、変な目つきの人もいます。かと言って人は沢山いますし警察も多いのでいきなり危ない目には合いませんが、スリや置き引きは気をつけましょう。
バスターミナルからAsti駅へ行くには一度バスターミナルの2階へ上がります。2階はそこまで広くないので、人の流れについていけば駅にはたどり着けますのでご安心を。
地下鉄はアンカラカードというものを購入してチャージして利用します。
カードはAstiの窓口で簡単に作ることができ、一枚作れば複数人利用可能で、作るのに6リラ(120円)かかります。初乗り運賃は2.5リラ(50円)なので利用分だけチャージしてもらってくださいね。
以上でカッパドキアからアンカラまでのバスでの移動方法でした!この記事がみなさんのお役に立てば幸いです。
カッパドキアからアンカラへの行き方 まとめ
トルコ人は面倒見いいですけど、英語もあまり通じませんから道を聞くのも大変

