もくじ
ラオス・ビエンチャンのタイ大使館で観光ビザを申請するってどういうこと?
みんな大好きタイのバンコク。旅中についつい長居をしてそのまましばらく住みたいなって人がとっても多いんです。
でもそんな時にネックとなるのがビザですよね。タイでは通常ビザ無しでは1ヶ月の滞在が認められていますが、それ以上となるとビザの延長手続きか観光ビザの取得が必要になります。
上のGoogleマップにのっているバンコクのイミグレーション(入国管理局)で、ノービザでも観光ビザでも延長の申請をすれば1度だけ1ヶ月間滞在を延長できますが、しかし1ヶ月以上延長したいという人は一度出国して再入国をするか、他国でタイの観光ビザを取得しなければいけません。(タイの観光ビザはタイ国内ではとれません)
タイの観光ビザは2種類(2019年2月時点)
発給から3ヶ月間以内に一度だけ2ヶ月いられるシングルか、6ヶ月間の間に何回もはいれてその都度2ヶ月いられるマルチプルがあります。
ビザの種類 | シングル | マルチ |
有効期間 | 3ヶ月 | 6ヶ月 |
滞在可能期間 | 1度だけ60日 | 1回毎に60日 |
ビザ発行料 | 4500円 | 22000円 |
マルチは一見良さげに聞こえますが、これって6ヶ月間連続で滞在できるわけではないですし、値段も高いですし、結局は2ヶ月毎に出入国をしないといけないわけですから、イマイチ人気がありません。
そして今回のてばおさんの場合ですが、もう2ヶ月滞在したいとなるとシングルの観光ビザがあれば一度の手間でバッチリ解決ですね。
そこで一度タイを出て他国に観光ビザを取りに行くわけですが、なぜラオスのビエンチャンでのビザ申請なのかというと・・
ラオスはタイの観光ビザ取得が超ゆるいからです
もちろん他にも理由がありまして、「近い」「安い」そして「情報が豊富」というビザ取りには良い事ずくめの国なのです。ラオス・ビエンチャンが人気の理由はそういったことでした。
ラオス・ビエンチャンでのビザ申請方法
ビエンチャンのタイ大使館の場所を説明します
こちらは観光ビザの申請に行くラオスの首都、ビエンチャンにあるタイ大使館の場所なのですが、結構いろいろな所でタイ大使館(Embassy of Thailand)ではなくて「タイ王国大使館」の場所をビザ申請の場所として紹介しています。
GoogleMapsの口コミでもなぜかタイ王国大使館でビザを取れたような記述がありますが、実際には上記のタイ大使館(領事部)でビザは発行されるので間違えないように気をつけてくださいね。
タイの観光ビザ申請に必要なものは?
- パスポート
- ラオス入国カード(念の為)
- ビザ申請料1000バーツ
- 銀行の残高証明(タイの銀行口座で残高2万バーツ以上で+直近3ヶ月の履歴)
- 申請書に書き込む情報をまとめたメモ・・タイの住所と電話番号とメールアドレス、あとタイ人の保証人の名前と電話番号と住所、ビエンチャンのホテルの名前と住所と電話番号を1枚の紙に書いておきます。これを代書屋さんに見せれば当日アウアウしなくて大丈夫です。
代書屋さんに頼まない人は上記に加えて
- ビザの申請用紙 (ダウンロードページ)
- 背景が白の3.5×4.5の証明写真
- 青ペン
- パスポートの顔写真ページのコピー
- パスポートのラオスのスタンプが押してあるページのコピー
- のり
以上が必要です。
※2023年9月追記
現在観光ビザ取得要項が厳しくなっており、上記の書類に加えて、①タイから日本への帰国便チケット②タイ入国日から の帰国日までのホテル予約票 (知人宅等は不可 )が必要になっていたという情報もありますのでご注意下さい。
※2023年11月追記
実際に現地で手続きをした読者さんからご連絡をいただきました。現在は大使館の中のコピーや写真のサービスはすべて廃止されており、申請用紙も置いてないので、事前にサイトからダウンロードして持っていくことが必要とのことです。
大使館向かいに仮設営業の代書屋さんはあるそうですが、休みの場合もあるので事前に申請書類はすべて用意していくのが安全です。
続いてタイ観光ビザ申請のスケジュールを把握しましょう
実際にビエンチャンでのビザの申請手続きは、オンライン予約で指定した日にビザ関連書類をタイ領事館に提出します。時間は9時~12時のあいだです。そして2日めの13時半から16時のあいだにビザを受け取りに行くという流れです。
タイからビエンチャンまでは、バンコクからでしたら以前は長距離バスで10時間以上かけて向かったり、一旦バンコクからタイ北部の街ウドンタニまで飛んで、そこから陸路でラオス入国が人気でしたが、最近エアアジアがバンコク⇔ビエンチャン便を就航させ、航空券の価格が往復1万円前後までさがり、陸路&ウドンタニ経由のメリットが無くなりましたので、ここではエアアジア利用でスケジュールを組みます。
バンコク→ラオスのエアアジアは1日1本この時間(2019年3月時点)
はい。そうなんです。このフライト時間だと行きも帰りもビザの提出、受け取りに間に合わないんですよね。
ですのでビエンチャンのビザ取りは、初日移動日、2日目書類提出、3日目受け取り、4日目タイに戻る。の全部で3泊4日の工程となります。まあのんびりビエンチャン観光を楽しみましょう。
ラオスのタイ大使館への予約は飛行機やホテルを予約するよりも前に!
ビザ取りのスケジュールが把握できた所で「飛行機やホテルを早くとらなきゃ・・」と焦る気持ちもわかりますが、それよりもなによりもまず優先することは、「タイ大使館HPで観光ビザ申請のオンライン予約」です。
飛行機のチケットを購入した後にオンライン予約がいっぱいで取れなかったら飛行機は破棄せざるを得なくなってしまいますからね!
それではタイ大使館のページへ飛びましょう
タイ大使館HPのオンライン予約方法
ラオスのタイ大使館のオンライン予約は思ったよりも使いやすいくて、上記の画面に沿って入力していけば予約は簡単です!
そして今回申請に行くのは、ビエンチャンにあるタイの大使館なので、ラオスの休日とタイの休日の両方休みになります。
それを知らずにうっかり祝日にビエンチャンまでいって申請できないなんて悲惨なことが以前はたくさん合ったのですが、オンライン予約になってからは予約時にちゃんと祝日を教えてくれるようになったので無くなりますね!
素晴らしい!ビザのオンライン予約っ!
というわけで、ビザのオンライン予約がとれてから飛行機やホテルの予約をしましょうね
ビエンチャンでタイ観光ビザ申請から受け取りまでの手続きの説明です
1日目 ビエンチャンのタイ大使館領事部へビザ申請
これは午前11時のタイ大使館前の様子です。オンライン予約のおかげで以前に比べて人が大分少なくなった感じです。
ビザの申請日は火曜日と水曜日が空いているからおすすめと言われていましたが、一日の人数の上限が300人ちょっとに決まり、予約の番号順に処理されていくのでそれも関係なくなりました!
ただし、タイ大使館内に入る人数の制限はやってまして、10分に1回位ずつ門を開けて調整している感じです。写真で門の前にいる人はそれで待たされてる人達ですね。とりあえず予約はできているので急ぐ必要もないので着いたら隣の代書屋さんに行きます。
タイ観光ビザの申請書類は代書屋さんに丸投げ
代書屋さんの料金は、写真と代書とパスポートコピーなど全部込みで200バーツ(800円)です。もう少し安くなると思いますが、少し安くなった所で大した金額ではないので言い値でOKだします。
外の看板を見るとタイ大使館内の代書屋さんのほうが安いのでそちらを選んでもいいですが、大使館の中の混み具合がどのような状態になっているのかこの時点ではわからなかったので頼んじゃいました。
実はこの時、代書屋さんに「去年ここで代書してもらったけど申請が通らなかったから自分で書く」とカマを掛けたんです。そうしますと謝られて、代書がとおらなかった理由が「空欄があった」←あかん 「同じ住所を使いまわしてた」←あかん
というわけだったみたいです。そりゃあ通りませんね。というわけで現在はちゃんとやっているみたいですし、電話番号や住所を書いたメモを渡せばちゃんとそのとおりに書いてくれるので大丈夫です。
ただ、代書屋さんに書いてもらった申請用紙の画像の、赤枠で囲んである職業とラオスに来た方法なんですが、ちゃんと指定しないと適当に書かれます。この場合職業はT.R?そして来た方法はBUSになってますが、職業は領事館内の提出前のチェックで訂正をさせられました。ですのでちゃんと代書屋さんに伝えておきましょう。
ビザ申請書類が揃ったらいよいよタイ大使館の中へ!
タイ大使館内に入ってしまえばこっちのものです。受付でビザ申請書類のチェックをしてもらい、窓口に出したらおしまいです。料金は受け取りの時に支払います。
ちなみに私のオンライン予約番号は17番。拡声器で読み上げられていたのはすでに200番を超えていました。
門を入ってすぐのベンチのところに座って並んでいた人たちに「番号何番ですか?」と訪ねて周りましたら、みなさん300番代の方ばかりだったので、あれは並んでるのではなくてただベンチが無いから座って待ってただけみたいですね。紛らわしい。動いている列を見極めてそこの後ろに並びましょう。
そしてカウンターでチェックしてくれるお姉ちゃんに「自分の番号もう呼ばれちゃったんだけど・・」と聞いたら「すぐに窓口3番直行してください」とのことです。
「はい!喜んで!」大義名分を頂いたので、列を抜かしてずんずん入っていきます。そして窓口3番に書類出して終了です。あっという間に終わりました。
ん?つまりこれってわざと遅れて行ったほうが効率が良いみたいですね、早く大使館に行ったところで自分の番号が呼ばれてなければ待たないといけないですからね。
書類を提出すると明日使うビザ受け取り用の紙がもらえます。13:30~16:00の間にカウンター2においでってことです。
さてこちらは書類を出した時にもらえる観光ビザ受け取り用の紙なんですが、よく見ると外の代書屋つかったら自己責任だからねって書いてあります。
「それは提出させる前に言おうよ・・」
あと、さきほどの代書屋が言っていた、過去にやった「住所の使い回し」に対しての念押しでしょうか。「タイの住所はちゃんと実在するやつを書きなさい」と注意書きがあります。ですので心配な方は大使館内の代書屋さんにお願いしたほうが良いかと思いますが、外の代書屋さんでもできあがった書類を自分で確認して不備がなければ問題ないと思いますよ。
というわけで一番の峠であった1日目の観光ビザの申請は以上です!
続いて2日目、ビザ受け取りの説明です。
2日目 タイの観光ビザを大使館に受け取りに行きます
2日目です。タイ観光ビザの受け取り日なのですが、やることと言えばタイ大使館に行って、手数料1000バーツ払ってビザが貼ってあるパスポートをもらうだけです。簡単ですね。
今日も遅めに行ったのですが正解でした。タイ大使館に着いたときにはすでに80番くらいだったので、17番の僕は待たずにカウンター2に行ってビザをゲットです。
ちなみにビザの受け渡し開始が13時半、20分遅刻で80番ということは15秒に1つ番号が進むということなので、ご自分の番号をそれで逆算して大使館に行っていただければちょうどよい時間がわかりますね。お疲れ様でした。
タイ大使館の中をもう少しだけ紹介
女の子とかトイレが気になりますからね。載せておきます
https://tebasaki-of-the-world.com/nagoya-visa/
ビエンチャンのタイ大使館で観光ビザの取得方法【オンライン予約】 まとめ
ブルームブティックホテルは、ナイトマーケットやカフェが近くてとっても便利な立地、ホテルも清潔で空港バス乗り場までも徒歩3分です。ビザ取りはレンタルバイクで行かれる方も多いと思いますが、ここからなら徒歩でも20分がんばればいける立地でございますよ。
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