もくじ
リヴィウのオペラハウスで演劇鑑賞
街のど真ん中
内装を含めてリヴィウで一番豪華な建物なんじゃないかと思うくらい有名スポットのオペラハウスです。夜はライトアップされてとってもきれい。
演目は毎日やっている訳ではないので、通常でしたらオペラハウス前に貼ってあるカレンダーを見て、観たい作品を選んでオペラハウス内の窓口でチケットを予約してから後日観に来ることになります。
旅行の予定が合わない人は内部見学だけでもできますが、見学料は40UAH(160円)に対して、一番安いコンサートチケットも40UAHからあるので内部見学はちょっと損した気分。
さて今回ですが、窓口で購入するのが面倒くさい人向けにオンライン予約の方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。ただしオンライン予約は現地で使えるSIMカードでSMSを受信できることが条件ですので、そこはご了承くださいませ。
オンラインチケット予約の方法
オペラハウスのホームページ解説
まず左上の「カレンダー」ボタンをクリック
演目と日付を見て、好きなものをクリック
空いている席(色がついている席)を選んでクリック
メールアドレスと、そのアドレスに送られてくる番号を入力します
つぎに自分のスマホの番号を入力します
するとスマホに数字が送られてきますので、それを入力
今回はスマホで入場するので上をクリック
こちらにクレジットカード情報を入力してチェックアウトボタンを押します
するとこのように確認画面がでて、メールにチケットが送られてきます
こんな感じ。バーコード部分が当日入場で使いますよ。印刷しなくてもOK
リヴィウナショナルオペラのホームページですが、もし最初がウクライナ語での表記でしたら、右上辺りに英語表記に変更する場所がありますのでクリックしてください。
あとはカレンダーから見たい演目を選んで上の流れで進めるだけです。今回の場合一番安い席だと50UAH(200円)からありました。
注意事項としては、バレエ白鳥の湖や、オペラフィガロの結婚などわかりやすく有名な演目はすぐに席が埋まってしまいます。今回てばこさん達がとったチケットは白鳥の湖ですが、公演の5日前で9割の席がすでに埋まっていました。
また、キエフのウクライナ国立歌劇場に比べると、リヴィウのオペラハウスは一番安い席も結構見やすくて良心的ですが(キエフは柱やカーテンの後ろだったりします)、それでも舞台寄りのサイドの後方席は見にくいので、それなら少し金額を足して中央寄りにしたほうがいいかなと。
また、コンサートの鑑賞経験が無い方がやってしまいがちなことが、演奏中にトイレなどでホールを出入りしようとすることがありますが、再び入る時に演奏中だとドアを開けてもらえません。(人によっては外人だってことで入れてくれる人もいます)
バレエやオペラはだいたい3時間くらいの間に2回休憩をはさみますので、その間に済ませてしまいましょう。
バレエやオペラは3時間の長丁場です。さすがに初コンサートで3時間は長すぎだから途中から行こうって方もいらっしゃいますが、もしその場合は遅れていくのではなく、早退する形をとったほうが良いかと思います。第一幕が始まると良い席が空いていたらそっちに移動する人が多いので。
リヴィウオペラハウス
正面入口から入ります
入って右側はチケット売り場
こちらが大広間
みなさん階段で記念撮影
こちらはバーです。コンサートの合間にお酒は基本です
お値段意外と良心的
こちらは一階席
1階の最前列からの眺め
残念ながらチケット取れなくて今回てばこさん達は最上階です
当日は、オペラハウス入口でスマホに入れたチケットをスキャンしてもらうだけの簡単入場。服装はキエフの国立歌劇場に比べると皆さん全然カジュアルな格好ですね。
はいってすぐの大広間には軽食とお酒が売っていますので、コンサート開始前に食べることができます。ただし会場内は飲食禁止です。
コンサート会場内のご様子
1番前の席だけど思いっきり舞台の真横
この角度は首が疲れます
でもオーケストラピットが丸見えで嬉しい
オペラハウス会場の席で値段が安くておすすめの場所ですが、やはり中央寄りが良いです。同じ値段なら、多少後ろの席になっても舞台横よりも中央寄りが良いです。舞台横の席はやはり首が痛くなりますので。
階に関しては金額と相談して妥協しても良いです。キエフの国立歌劇場は安い席だと柱の後ろとかカーテンの後ろとかありますが、リヴィウはそこまで酷くありません。
ただそのかわりに、リヴィウはお客さんのマナーがよろしくありません。携帯なるのは当然として、お話してる人も多いですし、動画取る人もいます。席も本番が始まっていい席が空いていたら安い席から移動してきます。
特に誰でも知っている演目になるとマナーが乱れますね。逆にマイナーな演目だと本当に好きな人が固まるのでマナーが良くなる感じです。まあそこはあきらめましょう。
あとオーケストラなんですが、大体どの演目も40人前後の編成です。日本とは金管と木管の位置が逆ですね。
最近日本のバレエやミュージカルは録音を流すってことが増えてきたのでこの値段で生演奏は本当にありがたいです。まあオーケストラピットを作ると団員のお給料に加えて、客席も100席以上削らなければいけないので、日本では仕方のない流れなのかもしれませんね。
ドレスコードですが、Tシャツ短パンの方もいらっしゃいます。しかしそれはコンサートの内容によりまして、海外からの有名な方の客演などがあると急に客層がガチになり服装のしっかり率が跳ね上がります。チケットの最低金額が200UAH(800円)からなどのコンサートは注意しましょう。