もくじ
ミャンマー人あこがれの聖地ゴールデンロック
ゴールデンロックの正式名はチャイティーヨー・パヤーとかチャイティーヨー・パゴダと言われまして、山の頂上にあり、大きな金の石の上に11mの仏塔が建っています。
ミャンマー人にとってはヤンゴンのシュエダゴン・パゴダと並んで一生に一度は巡礼したい神聖な場所でして、あの大きな岩が落ちそうで落ちないのはお釈迦様の髪が支えているからと言われており、幾多の大地震でも落ちなかったどころか、お坊さんたちが駆けつけた時は浮いていたなんて話まであり、どんどん神格化されていっています。
ゴールデンロック山頂の様子
ここから30分ほど歩いてゴールデンロックを目指します
途中には売店や食堂がたくさん
道もしっかり整備されています
ちらほらミニゴールデンロックもあります
こちらは歩くのが辛い人用の人力籠
雨の中、托鉢おつかれさまです
途中で10000チャット(800円)の入域料を払います
ゴールデンロックの山頂ですが、天気が悪いと霧やガスがでて前方が見えなくなります。天候の影響は結構大きいので注意してください。特に雨季は微妙。
この日は前日に雷がなっていたので、ホテルのスタッフさんから、もし朝一に雨が強かったら山頂行きのトラックはしばらく出ないからゆっくり寝ててと言われていました。まあ雨がやんでよかったです。
参道を歩いていきますと途中でチェックポイントがあり、外国人は入域料として10000チャット(800円)を支払います。そうしますと首からかけられるカードがもらえますのでそれを装着してさらに進んでいきます。
ゴールデンロックの入口ゲートと参道
動物園のような入口が見えてきました
ここで靴はぬぎますよ
コレを見るかぎり・・下半身は着るなと?
参道は晴れていると虫と糞だらけ。雨が降ってきれいになりました
夏のお昼は地面が熱くて歩けません
ゴールデンロック手前に豪華なゲート
ATMがあります(お布施してってね!)
こっちにもATM(お布施してってね!)
しばらく進んでいきますと・・・
大きな広場。ミャンマー人はここで野宿します
裸足で結構な距離を歩いてゴールデンロックまでたどり着きました。雨だったのに思ったよりも人がたくさん。ほとんどがミャンマー人で観光客は意外と少ないですね。
靴は入口に置いてきても良いのですが、紛失がありますので手に持っている人が多いです。雨の時は傘をさしながらでは大変なので、手前の街キンプンとかで100円ちょっとで皆が着ているビニールかっぱが手に入りますので購入おすすめです。
あと注意したいのが、3月~5月くらいの暑い時期のお昼すぎは地面が熱すぎて歩けません。石の色で熱さが違いますが、ぬるいところは取り合いになるので、暑い時間帯は避けたほうが良いです。
ちなみに写真のように参道は完璧に整備されていてトイレも問題なく使えます。電気も通ってますし軽食もあります。ミャンマー中の仏教徒がここに寄付をしまくり、どんどん観光地化がすすんでいます。(すでに観光地臭がでてます・・)
ゴールデンロックを参拝
あっ!なんか向こうに見えてる!
あっ、いきなり見えちゃった
ばーん!噂通りのゴールデンっぷり
天気はいまいちだけど神々しい
横の階段から下にも降りられます
てばこ「あのつなぎ目が怪しいわ・・・」
こちらは下から
ゴールデンロックですが、前フリなくいきなり登場します。
混雑してますが場所を占領するような人はいないので意外と見やすいです。周辺にはお香をたいてお祈りしている人がいますので邪魔にならないように写真をとりましょう。観光地臭はすごいですが、ミャンマー人にとってはガチの聖地ですので。
ちなみに地方からはるばる来たミャンマー人はゴールデンロックの周辺で野宿をしますが、外国人は基本的に野宿禁止です。
ミャンマー人は他人に親切にすることを美徳としているので、外国人は野宿禁止とは言え、それを強引に追い出すような国民性ではなく、そこに甘えて強引に野宿しちゃう人もいますが、観光客として周辺のホテルにお金を落としたほうがミャンマーのためになるというものですよ。(まあ観光客になれているミャンマー人はぼったくる人もいますが、大多数のミャンマー人は本当に親切です)
ミャンマーのお坊さん
ゴールデンロックで撮影会
「次は私の番だな・・」
「パシャ! あー、先生顔が固いっすよ~」「そ、そうかな?」
「はいっ!もっと笑って!ここで右手前にだしてみようか?パシャパシャ!」
「いいね~、MEN’S NON-NOみたいよ~パシャパャ」「そ、そう?」
「そうそう!女の子の腰に手を回す感じっ!パシャパシャ!」
ミャンマーのお坊さんたちは、タイに比べると意外とのびのび。パァンの記事でもノリノリでしたし、もちろんゴールデンロックでも記念撮影しまくりです。
お坊さんは女性に触れてはいけないと聞いていたのですが、意外とその辺りもゆるくて一緒に記念撮影なんかも撮ったりしてます。このノリがミャンマー旅中ずっと続いていました。タイではもっと厳粛な感じなんですがね。
それではゴールデンロックを後にします
さようならゴールデンロック
帰りは淡々と歩いていきます
またこれで帰るのか・・・(登って来る時の様子はこちら)
もちろん満席になるまでは発車しません
トラックは帰りもびゅんびゅん飛ばします
無事にキンプンに戻ってきました
もちろん帰りのトラックも満席になるまで出発しませんので、キンプンからヤンゴン方面などに行かれる方はかなり余裕をもって下車してください。ローシーズンなどは、最悪トラック出発まで1時間とかあります。
また、行きも帰りも途中でお祓いみたいな事をしてもらいチップを回収したりするのですが、帰りは3回位ありました。うーん、宗教ビジネス怖い。
しかしまあゴールデンロックはこんなもんかなと思いつつも、見れてよかったです。次回からはいよいよヤンゴンに向かう手羽先2匹でございますよ!
ゴールデンロック周辺のホテルに泊まるなら、コスパは悪いですけれども山頂のホテルに泊まるべきです。サンセット&サンライズのゴールデンロックを見るならそれしか方法はありません。しかし残念ながら良いホテルがないんですよ。なのでてばこさんが消去法で選んだこちらのホテル。設備は期待してはいけませんが、サービスや立地、食事などは山頂のホテルではかなりマシな方です。安ホテルの中には蛾であふれるとんでもないホテルもありますので、ホテル選びは気をつけてくださいね
ミャンマー人の聖地ゴールデンロック まとめ
てばおはオカルト信じる派