もくじ
実際にBest Teacherの授業を受けてみました
Best Teacherの特徴
開校年度 | 2012年 |
入会金 | 0円 |
教材費 | 0円※1 |
料金制度 | 月額制 |
支払い方法 | クレジットカード、PayPal、銀行振込※2 |
1レッスンあたりの単価 | 400円~※3 |
1レッスンの時間 | 25分 |
授業の使用ソフト | Skype |
※1 試験対策コースを受講する方はテキストの別途必要となることがあります
※2 銀行振込は3カ月以上のレッスン料をまとめてお支払いする必要があります
※3 1カ月を30日とし、1日1回のレッスンを受けた場合
Best Teacher特徴その① 受講回数に制限なし
Best Teacherでは受け放題だけど一日1レッスンまでといったルールを設けていないため、受講者の好きなだけ受けることができます。
ただし、Writingレッスンは同時に受講できるのは3つまでで、Skypeレッスンは1件ずつしか予約ができないため注意が必要です。
受講回数に制限がないため、短期集中的に英語を勉強したい方にはおすすめですね。
Best Teacher特徴その② 自分の英語がレッスンのテキストになる
Best Teacherの特徴で、特にてばおさんが面白いと感じたところなのですが、Skypeでのスピーキングレッスンを受ける前にメール形式で講師と会話のやり取りがあります。
そしてこのメールのやり取りを後に添削してもらえるのですが・・・
ですので、メールのやりとりで実際に自分が使いたい言い回しや、自分の日常で使いそうな事をいれておけば、実践で使えるスピーキングが学べるってことなんです。これは非常に効果的かつ面白いですね。
Best Teacher特徴その③ 24時間いつでも受けられる
Best Teacherは世界中に講師がいるため、24時間好きなときにレッスンを受けることが可能です。
フィリピン人講師だけのオンライン英会話スクールとは違い、アメリカやカナダなどの英語圏だけでなく、インドやセルビアなど、英語圏以外の講師が在籍していることも特徴のひとつですね。
ただし圧倒的に先生の数が多いのはやはりフィリピンの営業時間中で、アメリカ時間は先生の数は少なくなります。でもその時間は日本も深夜なんで大多数の人は気になりませんけどね。
Best Teacherの料金プラン
Best Teacherの料金プランは全部で12あります。他のオンライン英会話スクールにあるような月額をお支払いすればすべてのコースを受けられるというものではなく、コース=料金プランという感じで、1つのコースに申し込むことになります。
コースは複数を同時に申し込むことができないため、コースの変更をしたい場合はBest Teacher側へのお問い合わせが必要となります。
コース | 金額 |
通常コース | 12000円 |
LissN by NIKKEIコース | 13500円 |
TOEFL iBT対策コース | 16500円 |
IELTS対策コース | 16500円 |
TOEIC SW対策コース | 16500円 |
英検1級対策コース | 16500円 |
英検準1級対策コース | 16500円 |
英検2級対策コース | 16500円 |
英検準2級対策コース | 16500円 |
英検3級対策コース | 16500円 |
TEAP対策コース | 16500円 |
GTEC CBT対策コース | 16500円 |
金額は税込表示です
お値段は1ヶ月税込12000円と、ちょっと高く感じてしまいますね。さらに通常の授業とは別で日経新聞の記事を使った時事ネタレッスンがあるのですが、別で1500円(税込)かかります。
うーん、合計月13500円ですか。しかしレッスンは24時間で受け放題なので、ガチでやる人は逆に安くなると思います。・・が、これを受け入れるかどうかは授業内容しだいですね。
Best Teacherの無料体験レッスンは?
Best Teacherでは無料体験レッスンを受ける際に「試験対策コース」または「通常コース」を選択する必要があります。
「試験対策コース」はWritingレッスンを1回+Skypeレッスンを1回を受けることが可能で、「通常コース」はWritingレッスンを3回+Skypeレッスンを1回を受けることができます。
ただし、通常オースのWritingレッスンの添削を閲覧できるのは1回目に添削が返却されたレッスンのみです。
あと、無料体験レッスンで選んだコースは、有料会員プランになればコースを変更することは可能ですので、ご安心ください。
利用テキスト&その他追加費用
「Best Teacherでは教材費はかかりません」、としていますが、試験対策コースではほとんどのコースで別途テキストの購入が求められています。
受講者のほとんどが通常コースなのかもしれませんが、これはちょっと顧客のがっかり感が半端ないので「教材費はかかりません」の文言は無くしたほうが良いですね。
どの客層におすすめの学校か?
Best Teacherは他の学校に比べて試験対策に力をいれています。そのため試験前に集中して授業を受けたい方にはおすすめできますね。
また、てばおさんがやってみた感じでは授業内容が他の学校よりも飽きさせない形式だと感じています。
ちょっと他所の授業に飽きてしまった方はここを試してみるのも良いかもしれません。実践向けの会話内容、ヒヤリングなどの個人練習にはここが一番オススメかと思います。
逆にBest Teacherをおすすめできない層は?
ベストティーチャーはレッスンの受講回数の制限がないため、英語の勉強にたくさんを時間をかけられない方には1レッスンの対しての金額が割高に感じてしまいますね。
また、Best Teacherは全体的な英語力を向上をはかっているため、スピーキング以外にライティングのボリュームもそれなりにありますので、とにかくスピーキングの回数を重ねたいという方は、そこに特化させたスクールに行った方がいいですね。
Best TeacherのTwitterでの評判
BestTeacherってアプリで英語の勉強を細々とやってるけど、自分の英作文を添削されまくるのがものすごくへこむ。正しい英語を身につけたくて、添削されるって分かってて始めたけど、こんなにもここはこうでこれはこうでこうした方がいいよと添削添削が次々来ると、すみませんでした〜!!ってなる。
— iku (@petit_copan) February 20, 2019
しっかり添削してもらえます
9月から明らかに添削の速度が落ちて、凄い不愉快。返信は早い癖に添削量も少ないのに添削速度遅すぎる。毎日続けてたのに辞めたいレベル。 #bestteacher
— kana (@512espanol) October 3, 2018
他の先生が突然辞めたりするとこういうこと起こるんですよね
実際にBest Teacherの授業を受けてみます
冒頭にも書きましたが、この学校は自分でやり取りしたメールの内容がそのまま教材になって授業が進みます。
てばおさんのようにグーグル翻訳を使ってガチガチの文章を作ると自分がついていけなくなります。正直にやりましょう。
まずやりたい授業のジャンルを選びます
「何の調味料が必要か説明しよう」というシチュエーションを選びました
最初の質問に対して文章を考えて送信します
このシステム面白いですね。選べるシチュエーションは1000種類もあって現在も少しずつ増えています。今回は調味料のトピックを選びました。
トピック選択しますと簡単な授業の説明が最初に書かれていまして、さっそく先生とメールでのやり取りを開始します。一番最初の質問文が冒頭に書かれていますので、生徒さんはそれにたいしてメールの返信をします。
てばおさんはこの時点では授業の全貌が良くわかっていなかったので、とりあえずグーグル翻訳を使いながら送信しました。
その後、先生からの返信を待つのですが、定型文の返信とかではなくてちゃんと先生が手動で採点して返信をくれるようです。ですので返信には少し時間がかかりまして、最大3日とも書いてありますが、この点はBest Teacher側も理解していて、メールの返信を待っている間に他のレッスンも同時進行できます。
まあ実際には15分くらいで返信が来たので一安心。
メールのやりとりが予習の教材になります
会話を終えるタイミングはこちら側で選べます
添削も手動できちんとやってもらえます
会話を何回かやり取りして一区切り終えますと先生が添削してくれます。このメール添削も15分くらいで帰ってきました。早いです。細かい部分までちゃんと指摘してくれてますね。そしてこのメールのやりとりを使って授業の予習に入ります。
てばおさんはこのメールのやりとりが教材になることを知らずに、グーグル翻訳を使ってやりとりしていたので難しくて途中でギブアップ。てばこさんにバトンタッチです。
Best Teacherの予習システムは秀逸
やり取りした全部のメールの文章に再生ボタンがつきます
スピードも色々替えて繰り返し聞きます
さてこちらは、メールでのやり取りが終わった後に見ることができるリスニングの練習です。先程メールを添削してもらいましたが、その流れで先生がメール内容を読み上げたものが見れるようになり、それを予習の教材として使います。
つまり自分が書いたメールをわざわざ読んでもらって録音してもらってそのまま生徒が繰り返し聞きまくるんですよ。これは新鮮ですね。実に面白い。
実際に添削と録音などは効率よくシステム化されていると思うので、生徒の自習時間は充実させることができて、先生の実際のレッスン時間は減らせる。学校も生徒もどちらもWinWinじゃないですかこれ。うーん。すごい。
お次はディクテーション
後から変更もできますよ
空いているところを音声を聞きながら埋めていきます
自分で作った文章をディクテーション(音声を聞いて書き出す)ってのも変な話ですが、実際にやってみるとちょいちょい聞き取れなかったりします。
もちろん先生の発音が悪いとかではなくて、単語と単語が繋がると音が変わるlinking(リンキング)っていう部分で慣れていない人は聞き取れないと思います。
メールのやり取りから始まって、予習教材をひたすらこなし、この後ようやく先生とのスカイプ授業なんですが、これだけ予習をやらざるを得ない状況に追い込まれるのはとてもよいシステムかなと思います。
スカイプを使ったスピーキングの授業風景です
スカイプなので音声の遅延などはありませんね
レッスンの時間になったら先生から連絡がきましてそのままスタートです。今回はボスニアヘルツェゴビナの先生です。
てばこさん、ボスニアの方とのやり取りは初めてだそうですが、訛りもなく非常に聞き取りやすい。語彙コントロールという相手のレベルに合った単語を使うこともしっかりやってくれてレベルが高いと感じたそうです。
こちらの先生、口コミで良いことばかり書かれてたんですが、口コミもまんざら嘘ではないとてばこさん感じたそうです。聞き上手でいい先生。
授業内容としては、てばおさんが頑張ったメールのやりとりの内容でわからない部分の質問、他にもっとこういう言い回しがあるよ、などの説明があり、その後レベルチェックを含んだ会話が始まりました。
基本的にこのスカイプがスピーキングの授業という位置づけですね。先生からの質問もバシバシ来ましてそれに答えていきます。
そしてこの授業の後に、今回話してみた感じの評価を送るとの事でした。うーん。一つの授業の予習にここまで時間をかけたオンライン英会話は無いですね。充実はしていました。
でもスピーキングだけをやりたいって人は、逆にスピーキングの授業までのやり取りがネックになる人もいるかと思います。
日経新聞の記事をベースにしたライティングの授業もあります
レベルはいきなりあがります
ビジネス英語の勉強にはとても良いです
こちらは追加料金が税込み1500円で受けれるようになる日経新聞の記事を使ったレッスンです。記事の感想を書いて添削してもらい、このやり取りと記事をもとにスカイプでのレッスンを行います。
上級者向けのレッスンとなりますが、ライティングを添削してもらってからの授業は記憶に定着しやすいと思うのでよさげですね。
なにはともあれ、全体的に驚かされた事が多いオンライン英会話学校です。おすすめかどうかはこの後のまとめで書きますね。
Best Teacherの予約システムはどうでしょうか?
シンプルな検索画面でわかりやすいです
その時間に空いている先生が表示されます
全員では無いですが、動画が用意されている先生もいらっしゃいます
良い口コミばかりなのは気になります
予約システムですが、先生の検索スピードは問題ないですね。指定できる日時が今日と明日限定というのが気になる方がいらっしゃるとは思いますが、選べる先生がまったくいないということはなさそうなので問題ないかと思います。
在籍の先生は500人以上となっていますが、うーん、見た所そこまでの人数はいらっしゃいません。この日実際に選べた先生は40人位でしょうか。ただし、色々な国の方がいらっしゃいますね。フィリピンの先生が多いのはわかりますが、アメリカや東欧など先生が世界中に分散しています。これが24時間レッスンができる理由ですね。
プロフィールの作り込みはもう一歩工夫がほしいところですね。淡々とした感じすぎて。あと一部の先生は動画がありますが、文章紹介だけの先生もいます。ここは音声だけでも全員ほしいところですね。
あと気になったのが生徒からの口コミ。全体的にちょっと良すぎやしないかと。偽装している感はありませんが、酷いものは削除しているのではないかなと思ってしまう内容の良さです。まあここは実際に受けてみて判断してみましょう。
Best Teacherを受講してみました まとめ
てばこさんの結果です
学校の教授法がしっかり統一されているか★★★★ 先生の質★★★★★ 予約取りやすさ★★★ システムの使いやすさ★★★★ 退会のしやすさ★★★★ 有料テキスト&追加料金あり
てばこさん、正直システムに驚いてましたわ
とりあえず体験レッスンだけでも受けると、他の学校との比較材料になりますね。それくらい特色のある授業内容です。