リヴィウオルガンホールとは?
リヴィウの旧市街から西へ1km弱のところにあるリヴィウオルガンホールです。教会として使われていた建物をコンサートホールとしてそのまま使っています。
そしてここにはリヴィウ最大と言われる大きなパイプオルガンがあり、そのためかオルガンコンサートが頻繁に演奏されています。
ほかにもピアノとバイオリン、チェロなどの少人数のアンサンブルが中心の演奏会が多いですが、たまに超大物もなぜかここで演奏するらしく、日本生まれのバイオリニスト五嶋みどりさんもてばこさん達が滞在中に演奏されていました(チケットは完売で手に入らず)
旧市街からトラムですと1番、2番ともに停まりますので比較的アクセスはしやすいですよ。
リヴィウオルガンホールの外観
こちらがリヴィウオルガンホール
コンサートホールの周りはきれいに整備されてますよ
入り口はあの奥の小さい扉
ちなみにトイレは外の簡易トイレです
五島みどりさんくらいの大物は2ヶ月くらい前からこんな感じに告知開始
扉をはいると中はとっても綺麗
チケットはこの受付で直接買えます
こちらはホールへ続く廊下
リヴィウオルガンホールですが、チケットは受付に行って直接買うのが手っ取り早いです。その月にやっている演目を全て教えてくれるので、画面と料金を見ながら選べます。
お昼時は空いているので周りの人に気を使うこともありませんし受付の人も英語が通じるので大丈夫です。
あと音楽関連のチケットを扱っているこちらのページからオンライン注文もできます。席は80UAH(320円)くらいから200UAH(800円)くらいまでのコンサートが一番多いですね。
コンサート当日の様子をご紹介
コンサートがある日は毎回混雑
こちらでチケットをチェック
造りは教会そのまま
奥の壁に見えるのはパイプオルガン
椅子がね・・・固いんですよ。長時間は厳しい
演奏開始5分前。そんなに有名じゃない人なのに結構はいってます
こちらはオルガン、ちょっと音量小さいんですよね
ホールの後ろは音の反射を抑える布がかけられています
コンサート当日ですが、旧市街のオペラハウスよりは皆さんフォーマルな服装です。一応休憩中にお酒やクッキーなどの販売はありますが、売り場がすごく小さく行列ができるので、なにか飲み物は持参したほうが良いです。
てばこさんはこのホールの隣のアパートに住んでいたので何回か見に行きましたが、無名の演奏家さん達を聞きに行くならおすすめは前の方の席での弦楽器の4重奏とかです。
実はここ、オルガンホールなんて名前なんですが、ちょっとオルガンの音に関しては日本のコンサートホールのほうが断然クオリティが高いです。
後ろの方の席に座ってオルガンのコンサートを鑑賞しちゃうとちょっと何弾いてるのかわからないくらいに音がぼやけてしまいます。残念ながらもともとコンサート前提で作っていないのかわからないですが、安い後ろの方の席で聞く音は本当にそれなりになってしまいますねぇ。椅子も木で固いですし。
しかし、演目さえやっていれば暇な日にフッと聴きに行けるお手軽さはとっても魅力です。クラシック好きはぜひぜひ遊びに行ってみてくださいね。