もくじ
レバ刺しが名物!ソイ71のイサーン料理屋さん
こちらは日本人界隈で超有名な、生レバー刺しが食べられるイサーン料理屋さんです。
Yodさんという日本料理店で修行経験もあるオーナーさんが経営しており、鮮度のよい生レバーの他、しゃぶしゃぶやお刺身もあって現地の日本人に大人気のお店でございます。
場所はソイ71の大通り沿いにあるフードコート内ですが、看板がはっきりでていないのと、外見がみすぼらしいので(失礼)、初見で見つけるのは地図無しでは難しいです。
駐車場はありませんので、みんなお店横のソイプリディー43(Soi Pridi)に路上駐車してますが、停める場所が少ないので、ピーク時間は避けるのが良いかと思われます。
ラープ・ラップ・ラップ(Yodさんのイサーン料理屋)
営業時間: 午後18時~深夜 (木曜日定休 ※2023年2月時点)
TEL:091-206-0005
住所:1013/59 Sukhumvit 71 Rd, Khlong Tan Nuea, Watthana, Bangkok 10110
クレジットカード:
Grabデリバリーでしゃぶしゃぶやレバ刺しの注文が可能です。
レバー刺しのリスクは知っておかなければいけません
なお、このページに来た方は、みなさんレバー刺がお好きな方だと思いますが、バンコクでのレバ刺しのリスクについてはきちんと知っておかなければいけません。
生肉は日本の法律で規制されておりますが、なぜレバ刺しに規制があるかと言いますと、カンピロバクターや腸管出血性大腸菌(o-157)による食中毒の可能性があるからです。
0-157ですが、たった2個程度の菌だけでも発症し、溶血性尿毒症症候群や脳症などの病気を引き起こし、溶血性尿毒症症候群に関しては、発症するとし死亡率が1~5%と非常に高いものになっています。
o-157の予防策は?
実はこのo-157ですが、低温で保存していようが、新鮮なものであろうが実は関係ありません。畜場で解体の過程で混入したり、もともと牛がもっていたりする場合もあり、言い方は悪いですけれどほぼ「運」による所が大きいです。
お店の管理状況を見ただければまったく判断ができない所が怖いのです。
ですので、現状レバーを食べる時に一番の予防策は、加熱して食べるということです。
いや、それですと今回の記事の趣旨が完全否定されてしまいますね。しかしこれに関しては事実で、現状それ以外に安全と言える方法はありません。ですのでバンコクの会社によっては社員に牛レバー刺しを食べることは禁止しているところもあります。
牛レバーの生食に関しては厚生労働省のページにて詳しい解説がされています。
バンコクの有名なレバー刺し屋といえばここ
外見はこんな感じ。ねっ、地図なしではわからないでしょ?
18時で席は半分くらい埋まっています
20時前にはほぼ満席
このフードコートから1番近い駅はエアポートレイルリンクのラムカムヘン駅ですが、大抵の方はBTSプラカノン駅からタクシーかバスで来ることになります。
GoogleMapsを見ながらがんばってください。
一応スクンビットのソイ71に入ってから「ソイPridi」と言えば大抵のタクシーの運転手さんには通じます。
レバ刺しのお店はフードコートを入って一番奥の左側で、天井に提灯が吊るしてあるのと、18時くらいからこのお店の前だけ激混みなのですぐわかります。
一応いろいろなお店が入っているフードコートですが、お客さんの8割はレバ刺しのお店のお客さんでございます。
レバ刺し以外の料理も美味しくて格安で連日満席
提灯が目印です。毎日満席
年季の入ったメニュー
イサーン料理がメインです
とりあえず飲んで待ちます
以前は営業時間がよく変わって現地人も毎回電話で確認してから行っておりましたが、コロナが落ち着いて以降は安定して木曜日休みの18時から深夜2時すぎまでやっています。
混雑していると料理を頼んでもなかなか出てきませんが、ビールをちびちび飲んでゆっくり待ちましょう。それなりに回転しておりますので満席でもちょっと待てば座れるかと思います。
オーナーのYodさんはもともと日本料理屋で修業をしていたので日本語が少し話せます。
やっぱり「日本料理屋で修行」っていう強ワードがありますと、現地駐在の方々の安心感を誘いますね。実際このお店のレバー刺しが広まった理由に、鮮度がよく、しっかり冷蔵管理や衛生管理ができていているという事が挙げられます。
もともとイサーン料理には牛肉を生で食べる習慣がありますしその辺りは心得ているのでしょうね。
それではレバ刺しとお料理の紹介です
刺身盛り300B(2023年3月時点)
牛たたき70B(280円)
ユッケ70B(280円)
イサーンの代表的な生肉料理『ゴーイ』80B(320円)
たまに売り切れのレバ刺し70B(280円)
ごま油と塩でいただきます
たまにてば旅にでてくるパコリーノ田中さんです
モグモグ・・・「む・・・これはっ・・?」
「うっ!うまいっっ・・・!!!」
今回の注文は生肉のオンパレードです。
レバー刺し、ユッケは一人一皿おすすめ。タイ北部イサーンの代表的な生肉料理のゴーイも激辛で本場のタイの味ですが、他の店で食べるよりも安心感があって観光の記念に食べるのはおすすめです。
スクンビット沿いの他の焼肉屋さんなんかだともう少し鮮度の悪いレバ刺しが200B(800円)とかしますのでここが人気の理由もわかりますね。
価格以上のクオリティなので、安定のレバ刺しをおかわりするべきか別のメニューを注文するべきか・・どうするか・・・とここで本命がっ!
裏メニュー しゃぶしゃぶの登場
しゃぶしゃぶ2~3人前390バーツ(1560円)
ガスコンロで日本のスタイル
お野菜たちもセットです
しゃぶしゃぶします
いや~~!これは良い!レバ刺しメインのつもりだったのですが、こちらのしゃぶしゃぶのほうが当たりです。こんな隠し玉を持っているとはさすが人気店。
メニューには載ってないのですが、オーナーさんかスタッフさんに「なべ」と言えばでてくるんですが、チュムチュムと間違えられないか不安なので、念のために「しゃぶしゃぶ」とも言っておきましょう。
最小のサイズが上記の写真のものなので、2~3人で行くのがベストですね。また、しゃぶしゃぶが終わった後のだしが美味しいのと、卵がついてくるので、別でお米を頼んで雑炊でしめるのがおすすめですよっ!
しゃぶしゃぶのシメの雑炊のマナー
ご飯はお隣のお店から買ってきます 1人前10バーツ(35円)
残ったお出汁に投入
最初からついてくる卵も投入
煮込んで・・・
ちょっと器汚くてすみません、完成です
たまにガスコンロではなくて炭ででてきます
こんな感じに炭炭してます
食べ終わったら、残ったビールの氷などのお水をいれてあげてください
料理 コスパ おすすめ度