なぜ投資は勝てると勘違いするのか?
さて、いきなり厳しいことを書きますが、投資家の人たちはなぜ自分は勝てると思ってお金をつぎ込むのでしょうか?
株や為替は、上位1~2%しか安定して稼げない世界と言われているのに、例えば学生時代にメジャーな部活で全国大会へ行った人、大学で難関国公立に入れた人。
この例えでだいたい上位2%ほどになるのですが、一般的にはそういう経験がない人がほとんどのはずです。
しかし投資だとこの順位の目安があいまいというか、稼いだ額でしか自分の実力を測ることができないですが、稼ぐ前なのになぜか自分は上位2%に食い込めると勘違いしてそこまで勉強もせずに乗り込んできます。
例えば美味しい儲け話があるとします。
なぜ自分のところにそういう話が都合よく舞い込んでくると思うのか?自分の持っている能力は儲け話が向こうから寄ってくるほどに高いのか?
殆どの場合もちろんそんな訳はなく、結局アムウェイ的なものやインチキサロン的なものやねずみ講に乗っかって損をする人は多いです。
つまり儲け話は基本的に、
情報を提供する人が儲かる話しか自分のところには来ません。
しかしなぜか人は思考停止をして、運良く儲け話が自分のところに転がってきたと勘違いしてしまいます。自分がその情報を見つけ出した選ばれし者だと勘違いします。
まったくもって世の中の仕組みをわかっていません。
2017年の後半仮想通貨のブームがあった事はご存知かと思います。猫も杓子も仮想通貨と盛り上がりましたが、2018年の1月に大暴落を起きて多くの人が被害をこうむりました。
でもちょっと思い出してください。その大暴落のちょっと前にCMで出川哲朗がバンバン仮想通貨の取引所の宣伝をしていたのはご存じないでしょうか?
儲かる話は、儲かる人が作っている

実は2017年後半から仮想通貨取引所のCMは増え始め、出川哲朗のCM以外にも仮想通貨の取引所が宣伝を一斉に行って、たくさんの初心者を市場に呼び込みました。
出川哲朗が悪いわけではないのですが、その時一番目立っていたCMなので、その時期に仮想通貨を始めた人たちは「出川組」と呼ばれます。
それにしても出川組が仮想通貨売買を初めて半年もたたないうちに大暴落だなんてちょっとタイミングが良すぎやしませんかね?
実はこれ、出川組以前からたくさん仮想通貨を溜め込んでいた人たちが、自分たちが売り抜けるためにCMを作ったからなんです。
投資の世界というものは、買ってくれる人がいなければ売れないので、売買が成立しません。
仮想通貨をたくさん懐に貯め込んでいても買ってくれる人たちがいなければ意味がありません。そこでCMを流して仮想通貨を買いそうな初心者をたくさん市場に呼び込んだのです。
その後CMを流した人達はまんまとCMで釣れた初心者に仮想通貨を高い値段で売りつけることに成功します。そして貯め込んでいた仮想通貨を一気に売ったので市場は大暴落をおこしました。
つまり、お金が動く事の裏側には必ずそれで儲かる人がいるということです。
じゃあお金を稼ぐにはどうすればよいの?
最近は若い人たちの間で、好きなことをしてお金を稼ごうとしている人の大半がまず思いつくのは、ブログを書いてアフィリエイトで稼ぐ、you tubeにアップして再生回数で稼ぐなどの方法にたどり着きます。特に旅をしていると、「ブログ書きながら旅をしてるんですよ~」って人とっても多いです。
しかしその人達の殆どが稼げていますかね?おそらく1割の人も稼げていないのではないでしょうか?
実際てば旅も全部で100万文字以上書いてあるのに、広告収入は月にせいぜい1~2万円程度です。お金儲けにはまったく適さない「旅」ジャンルということもありますが、時給換算ですと100円を切ります。
お金儲けをメインに捉えるとブログなんてやってられませんね。
そしてそれ以前にですね、なぜ、「ブログを書く、アフィリエイトで稼ぐ、you tubeで稼ぐ」という選択肢が大半の人の目の前に現れるのかを考えなければいけません。
そうです、もうおわかりですね?
ブログやアフィリエイトでお金を稼げますよと宣伝することによって、儲かる人たちが裏にいるからです。
有名どころでは今は廃れまくったイケハヤさんとか、ダークサイドに落ちたマナブさんとかが筆頭ですね。
良い顔をしてブログなどでの稼ぎ方を教えるふりをして信者からお金を巻き上げて自分の利益を積み重ねている人たちはたくさんいらっしゃいます。
実際、普段財布の紐が硬いのに「お金を稼げる」っていう情報は「自分への投資」って脳内変換が起こるのでついお金を払っちゃう人ってすごく多いんですよね。
羊の皮をかぶった狼的な破壊力のあるジャンルなわけです。
なので、安易に自分の目の前に見えているジャンルに飛び込むのはおすすめできないわけです。
じゃあブログやyou tubeが難しいならやっぱり投資でお金儲けが正しいの?
素人はサヤ取り以外に手を出してはいけない
というわけで今回のメインのお話ですが、結局働かずに好きなことをして生きていくには投資が手っ取り早いです。
実際にてばこさんは専業手羽先トレーダーでして、ここ数年投資の利益のみで旅をして生活をしています。でなければこのてば旅サイトみたいなブログは運営できません。
でも投資って言っても世の中にある勝てる投資方法って、チャートを見たり、線を引いたりややこしいですよね?しかしさきほどの話を考えてみてください。
投資の勉強をしようと思ったときって、まずたどり着くのがチャートを見たり線を引いたりなんですよ。でもそういう人たちの殆どが2020年3月のコロナウィルスがきっかけによる大暴落で資産を飛ばしています。
ん?つまり・・・・チャートを見たり線を引いたりっていうのは、現在では誰もが通るあたり前な勉強方法になっていますが、冷静に考えますとこの方法だけで稼ぎまくっている人はほとんどおらず、実はこれ、素人に投資を始めさせるための導入用の餌だったりするんです。
だって、線を引いたりチャートを読んだりといったとっかかりがないと、素人さんは投資ってなにをやったらいいかわからなくて参加してくれませんからね。きちんと何をやるべきかのレールが用意されていて、「稼ぐ」っていうあいまいな目標に向かってもらえるようにできているんです。
「勉強をすれば稼げる」っていう風潮を裏で稼いでいる人が完璧に作り上げているからこそ投資の世界に初心者がはいってくるんです。
もちろん独自で勉強をしまくって勝てるようになった有志が残してくれた本当に有用な分析方法もたくさんあります。しかし素人はどれが使えてどれが使えない手法なのかなんて残念ながらわかりません。
じゃあなにをすれば勝てるの?と考えた時にそれは「稼ぐ側の人がやっている事を真似すればよい」のです。
しかしですね、そんな方法はネットにはあまり落ちていません。あっても難解な言葉でわかりにくかったりします。
そこで今回てば旅で紹介するのは、実際に世界中のプロが取り入れている「サヤ取り」という手法です。ネットで探してもそこまで詳しく解説したページは少なくとっても不人気な手法ですが、実はこれ、分析をきちんと行うことができれば超絶強い手法なんです。
サヤ取りとは?

上の画像は豪ドルと、ニュージーランドドルの2通貨の動きを並べたものです。地理的に同じ位置にあり、経済状況も似ているこの2カ国の通貨は、ほぼ同じ様な動きをします。上がっても暴落しても同じ様に動いているのが分かると思います。
サヤ取りとは、このようにチャートが連動して動く(相関がある)銘柄を、「売りと買いで両建て」して、その価格差が開いたり閉じたりする部分を狙ってトレードするものです。
両建てしているゆえに、2020年3月のコロナショックのような暴落がおこっても、両建てしている2銘柄とも同時に落ちていくので、価格差にはほとんど影響がありません。
完全に市場の動きを無効化して、純粋に2銘柄の動きだけに集中できるために大損することがないんです。
このサヤ取り、あんまり宣伝はされませんが、投資のプロたちはみんなこの手法を取り入れていますし、そもそもチャートを見ながらトレードしているプロというのは個人レベルまでで、投資銀行などの大口はすでにチャートを使ってトレーダーが売買するなんていうことは行っておりません。
ファンダメンタルズを元に長期で投資をするか、このサヤ取りのような価格差を狙うトレードが現場では主流になっております。
【1日1時間】働かずにお金を稼ぐ方法【サヤ取り】まとめ
てばこの商材屋嫌いはガチ
