
もくじ
Googleの写真翻訳機能の精度が実用レベルに!

みなさん、海外旅行で翻訳アプリや翻訳サイトは一度はお世話になったことがあるかと思うんですよ。そして大半の人が英語⇔日本語の間での翻訳なので、特につまづいたりは無いと思うのです。
しかしこれが、タイ語⇔日本語や、ベトナム語⇔日本語などの場合、何が大変かと言うと文字入力のハードルが非常に高いんですよね。iPhoneの場合、キーボードの設定を変えなきゃいけないし、キーボードが打てた所で文字の入力がわけわからないという・・・
なので街中では指差し会話帳や、ジェスチャーで乗り切ったりということになるのですが、最近はGoogle翻訳のOCR(画像の文字認識)の精度がものすごく向上してまして、数年前までおもちゃレベルだった写真の文字を翻訳する機能が、現在では第一線で使えるレベルまで向上しております。
そんなことは100万年前から知ってる。って人はこれ以上読む必要はないのですが、旅人で写真の言語を日本語に翻訳してくれるなんて知らなかった!っていう方は今回の記事をぜひぜひ読んでくださいませ。便利ですよ~!
まずはGoogle翻訳アプリをダウンロードします

この翻訳アプリが出来たばかりの頃は、使えない!などとコメント欄で叩かれまくっていたのですが、最近は絶賛の声が増えました。ココ数年は特に急激に精度があがった感があります。
GoogleはWebでデータを収集できる立場なので、そのデーターを利用して従来の文法キッチリ「ルールベース型翻訳」という手法から、大量のデータを分析して翻訳結果をはじきだす「統計翻訳」という手法をメインで使うようになり、ルールベース型では扱うのが難しかった会話の翻訳なども自然に近い形にできるようになってきました。
ちなみにこんなのご存知ですか?

これってどこかのページに入る時に、自分はロボットではないことを証明するために、画面で指示された物の画像を選んでいくというものなんですが、これも実は単純に画像を皆さんに選ばせている訳ではなく、Googleのデータ集めにも一役買っています。
なんのデータかと言いますと、おそらく自動運転で利用されるのではないかと言われております。この画像の場合だと自動車を選ぶのですが、他にも信号機を選んでくださいや、道路標識、バス、タクシーなど色々多岐にわたりますが、殆どが道路上のオブジェばかりです。
おそらく人の目に見えるものと、その名前をリンクさせて自動運転ロボットの精度をあげるデータを集めているんですね。恐るべしGoogle。

Google翻訳アプリの使い方を説明します!
まず初めての方は赤枠がこんな感じになってるかもしれません
そこで、左側に読み取りたい国の言葉、右側に日本語と設定してください
その後こちらのボタンを押してカメラモードに切り替えます
縦撮りでも横撮りでもどちらでもよいので言語をパシャリ
するとこのように文字として認識する候補が選択されます
あとは翻訳したい部分を指でなぞります。今回はほぼ全部
するとこのように翻訳が行われます
使用方法は簡単すぎて、ここで補足を書くまでもなく終了です。
今回はベトナム語を翻訳してみましたが、どうです?かなり自然な日本語ですよね?書いてある内容を理解するという目的ならばまったくもって問題ないレベルです。
てばこ&てばおさんは、この画像翻訳をフルに使ってベトナムやタイのテニスコートの料金表を訳しています。以前までは写真に撮って、文字が読める友人に送って翻訳してもらうということをしていましたが、これからは迷惑をかけずにすみます。
以上がGoogleで画像を翻訳する手順でございました。みなさんのお役に立てれば幸いです。
【Google翻訳】画像翻訳はここまで進化した まとめ
翻訳の最終形態はお互いイヤホンだけで会話をリアルタイム通訳ですかねぇ
